皆様は、車のタイヤ交換は完了しておりますでしょうか。
佐藤の自家用車はですね、11月1日に無事に終えております。
毎年、なんだかんだとギリギリになってしまい、天気予報を見て慌てて長年お世話になっているディーラーさんの工場長にお願いして予約をねじ込んで、いえ、うまく調整をしていただいているところなのですが、今年の佐藤はこれまでとは違いました。
そう、春のタイヤ交換の際にすでに冬タイヤへの交換予約を入れておいたのです。
「今ならいつでもどこでも何時でも、お好きな日時でご予約できますよ」
と工場長に言っていただき、
「え~、どうしよっかなぁ~。あっちもいいし、こっちも良さそうだし、この日も、この時間も捨てがたいよね、う~ん」
などと、ほぼ無駄に近いくらいに迷ってみたりして、自由に選べるって素敵だなと感じながら暖かくなって夏がくることを楽しみにしていたあの日の佐藤(まだ誕生日前で1歳若かった)は、
「よし!じゃあ11月1日で!」
と、声高らかに宣言し、予約をお願いしたのでした。
なんだかもうすでにその時のことが懐かしくすらあるわけですが、そのようにしてかなり先の予約を入れたものの、実際に当日がどうなるのかは誰にもわからないわけでして、さてさてと思いながら時は過ぎていったのです。
心配の一つとしては、時期的に佐藤が風邪をひいて熱が出てしまい、延期せざるを得ないなどの可能性が考えられました。
ほとんどの場合、佐藤は外部のどこかからというよりも、自宅内にその原因があるのです。
タイヤ交換日の直前になって、佐藤の自宅内では、「また一つ」、「また一つ学級閉鎖だ」、というような声が聞こえてきておりました。
感染症が近くに確実に迫ってきている雰囲気を感じましたので、佐藤は気持ちを引き締め、いつも以上に対策を徹底し、疲れを溜め過ぎず、リラックスして自分の好きな時間を楽しみ、食べたいものは食べ、飲みたいものは飲むなどし、食べ飲みしたい時は食べ飲みして、万全なる状態で待ち構えていたのです。
そうしましたら、周囲から聞こえてきたのは、「ついに」という言葉ではなく、「なぜ…!なぜ自分達だけが…!」というぼやきでありました。
佐藤の心の中で響いた思いは、健康はいいことだね、ものすごく強い学級だね、ということです。
このようにして、体調面では問題なくタイヤ交換を迎えられそうでしたが、もう一点の心配事としてはやはり天候がありました。
これはあくまでも感覚的なものですが、いつも、本格的な冬になる前には一度だけ雪が積もったりしますよね。
その日さえ乗り越えられたらまたしばらくは根雪になどならないのに、たった1日だけの降雪で大変な混乱になってしまうことがあります。
天気予報を見ていましたら、10月の下旬にそのような可能性が僅かにあるようでした。
佐藤、かなり困りましたね。
春の時点で早めの時期を設定してタイヤ交換の予約していたにもかかわらず、さらにその前に雪が降って車を通勤に使えないなど、そのようなことはあってはなりません。
それでなくても、以前にブログでお伝えしましたように、公共交通機関での通勤となれば様々な課題と共にどういうわけか佐藤の場合はドラマティックさとその時々でのハプニングが発生したりして、大変なのです。
どうか、どうか雪は降らないでくださいっ!
佐藤は手稲山に願いました。
そうしましたら、皆様もご存知の通り、ここ札幌においては10月中に夏タイヤでの通勤ができなくなるような雪は降らずに済んだのです。
ほっといたしました。
でも、こうなってきますと、もしかすると、より安心感と安全面を高めて完璧にしようと思えば、本当は10月中にタイヤ交換をしておくのが確実なのかもしれません。
佐藤の場合は峠を走るなどという機会がありませんので、さすがにどんなに早くても11月初旬と思っておりましたが、この辺りは来年以降の課題にしたいと考えております。
さて、そんなわけでいくらかの心配は全てクリアになり、そして無事に予定通りにタイヤを交換できたのでした。
ただ、ブログ的には、もう少し何かがほしかったところではあります。
まぁ、そうは言いましても、無事にタイヤ交換ができなければ困るわけですので、何かが起きたら大変なのですが、何らかのおもしろいことはないかなと思いまして、当日は工場長にあれこれ聞いてみました。
以下、タイヤ交換や点検結果など車に関することは全てお話しが終わって、あとは洗車を待つだけというタイミングでの会話です。
佐藤:「工場長、最近どうですか?」
工場長:「え?え~と、当店ですか?」
佐藤:「えぇ、まぁ、そうですね」
工場長:「当店は、少し前のイベントではありがたいことに売り上げが好調でした」
佐藤:「おぉ~!それはいいですね!そして?その後は?どんな感じですか?」
工場長:「ただ、最近はさっぱりでして…。なかなか厳しいですね…」
佐藤:「なるほどぉ~。あとは、あとはどうですか?」
工場長:「え~と…、あとは、ですね、やはり、なかなか売れない時期は大変ですね…」
佐藤:「まぁ、まぁまぁ、それはもう、そうですよねぇ。あとは?他はどうですか?」
工場長:「他、ですか、他には、え~と…」
佐藤:「そうだ、工場長の自宅付近、○○地区はどうですか?何もないですか?」
工場長:「わ、私の家の周りですか?え、えぇ、特に何もなく、平和ですね」
佐藤:「それは何よりです。まぁ~、なかなかね、そうそう何かも起きませんよね」
工場長:「そうですねぇ」
佐藤:「何か、こう、そう、何かあるとか、ね。何か、まぁ~、特に、ないですかね?」
工場長:「ない、ですね…。う~ん、特には、これと言ってはないですねぇ」
佐藤:「…」
工場長:「…」
佐藤・工場長:「………」
工場長:「あの、もう少しでお車の用意ができますので、ゆっくりおくつろぎください」
佐藤:「…そうします」
と、いうわけで、これと言った何かは引き出せませんでした。
おもしろいエピソードがあればぜひブログ内でご紹介しようと考えていたのに、残念です。
でも、まぁ、そうそう何かが起こるわけもないですからね…。
あとは唯一、佐藤らしさを発揮したのはドリンクを選んだ前後でしょうか。
いつもタイヤ交換や整備を待っている時にはたくさん種類がある飲み物の中から選んでいただくのですが、季節により限定のメニューがあるのです。
ただ、今回はパッと見た感じでは限定系のものがありませんでしたので、佐藤はキャラメルマキアートをいただくことにしたのですが、店員さんにお願いをした直後にあることに気がつきました。
それは、いつものドリンクメニューとは別のメニューが、様々な車関係のご案内類に混じってテーブルに置かれていたということです。
佐藤はなるほどと思いまして、これまでのように通常メニューに追記するのではなく、季節限定ドリンクは別にしたのだな、と認識いたしました。
すでにキャラメルマキアートを頼んでしまいましたのであまり詳しくは見なかったのですが、何かしらのカタカタで書かれた限定メニューであることだけはわかったのです。
もし、待ち時間が長くなり、2杯目をいただくことになれば季節限定ドリンクをお願いしようかなと考えていたところ、すぐ目の前からある声が聞こえてきました。
「寒くなってきたから、今だけこんな飲み物があるんだね」
その時、佐藤が見つけた限定メニューは佐藤しか見えない場所に置いてありましたので、いったい何のことだろうと思ったのですが、よく見ますと、これまでと同じように通常メニューの端に限定ドリンクのことが書かれているのです。
そうなりますとですね、佐藤が見た別紙のメニューは何なのかということになりまして、もしかするとさらに新たなドリンクがあるのかもしれない、ひょっとするとプレミアムメニューなのでは、などとも思いました。
結論を先に申し上げます。
佐藤が見た別紙のもの、それはメニューには違いありませんでしたが、メニューはメニューでもドリンクではなくボディコーティングのメニューでありました…。
きちんと読みますとですね、長持ちするとか傷を防止するとか、そのようなことが書かれているカタカナ表記のコーティングメニュー名であったのです。
もしも、佐藤がその別紙を持ち上げて、これお願いしますと店員さんにお願いをしていたら、ドリンクをいただけなかっただけではなく高価なコーティングを車に施すところでした。
そうなれば工場長的にはより会話が弾んだのかもしれませんが、まだ納車時のコーティング能力は十分に残っておりますので、佐藤としましてはさらなる強化の必要性は感じていなかったのです。
そんなこんなで、本日お伝えしたのは今年のタイヤ交換でありました。
ブログをご覧の皆様が楽しくなるような何かまでは起こらなかったものの、佐藤としましては、まずはとにかく無事に年間スケジュール通りのタイヤ交換を終えたことにほっとしております。
また、やや気になっていたところの調整や確認も問題なく終え、さらには多少の修繕が必要と思われる自然発生した部分においても、整備保証の範囲で無料での対応が可能と工場長より力強いお言葉をいただきましたので、そちらも安心いたしました。
あとは、これからやがてやってくる積雪の道路や凍結路面においても、ひたすらに安全運転を継続するのみです。
もし、タイヤ交換がこれからであるという方がいらっしゃいましたら、それまでの間は無理をせず、安全第一で車の使用における判断をされることを強くおすすめいたします。
また、冬の始まりの頃は運転モードも夏バージョンがまだ残りがちかと思いますので、考える以上に慎重になることを心がけつつ、自身にも周囲の車両にも歩行者にも、誰にとっても安心なドライブでまいりましょう。
佐藤としましても、今年はしっかり早めにタイヤ交換しちゃったもんね~!余裕!余裕!わ~い!などとは決してならぬよう、気を引き締めていきたいと思います。
それでは。