美容室での150,000と500。

2024年12月13日金曜日

t f B! P L
こんにちは。佐藤です。

先月、佐藤は美容室にて髪を切ってきました。

そちらのお店と美容師さんは以前ブログの中でもご紹介したことがありますが、長い期間大変お世話になっておりまして、髪のカットだけではなく、毎回軽快なトークと癒しの時間を提供していただいております。

今回もいつもと同様に非常にリラックスしながら会話を楽しみつつ、髪をきれいに整えていただいた後、ドライヤーを使ってのセットの段階になった際に、お店の店長を務めている担当の美容師さんからこんなお話しがありました。

「実は、最近導入したこのドライヤー、約15万円もするんですよ」

「えっ?えっ?うひえぇぇぇ~!?じゅ、じゅ、じゅ、ジュウゴマンエン…!?」

思わずそんな声と言葉が出てしまいました。

いくら業務用のプロ仕様と言っても、ドライヤー1つに15万円もするものなのでしょうか。

佐藤はドライヤーは日頃使わないため詳しくありませんし、美容師さんが使うものとなるとよりわからないため、どのくらいの価格がスタンダードなのかの想像がつきません。

とにかく大変驚いた佐藤だったのですが、美容師さんから色々と詳細の説明を聞きまして、なるほどものすごく多機能でスーパーな性能のドライヤーなのだと理解いたしました。

それがどのくらいすごいのか、どんなに髪にとって良いのかにつきましては、ここでのご紹介は割愛させていただきます。

…。

……。

…はい、まぁ、その、割愛と言いますか、しっかりとは覚えていない、そして理解不足というのが本当のところです…。

でも、15万円のドライヤーで髪を乾かしていただいたのは、なんとなく贅沢な気分になれて嬉しかったですね。

それと、ドライヤーの性能についての説明を聞いていた際、佐藤的には心の中で、

「なるほど、それはつまり焼肉における炭火、そう、遠赤外線効果で非常に柔らかく焼けるというあれに似ているなぁ」

と、すぐに思ったのですが、直後に美容師さんから、

「あれですよ、遠赤外線、あの原理とほぼ同じなんですよね」

と、まさにぴたりのお話しがありましたので、「おぉ~!詳細は完全には理解できなかったけれど方向性は合っていた!」などと思い、妙に喜んでしまいました。

それにしても、美容師さんご自身も心配しておりましたが、そこまで高価なものになると、使用中にうっかり落としてしまったなどという事態になったら大変ですよね…。

佐藤は髪を切っていただいている間はずっとトークをしているものの、万が一にでもうとうとしてしまって頭がガクンとなり、ドライヤーに当たって落ちてガシャーン!となったらとんでもないことになってしまいます。

とても高性能なドライヤーを使っていただけるのは嬉しいけれども、気つけなければいけないな、切った髪が鼻の中に入ってムズムズしてきてハックショーン!となって身体が動いてドライヤーに当たってガシャーン!となったら大変だ、と思ったりもしました。

また、切った髪が目に入って何とも気になり、こすったり叩いたりまばたきを頻繁にしたり顔を左右に振ったりしているうちに方向感覚が失われてあれ?あれ?とキョロキョロしていたらドライヤーに当たってガシャーン!もまた困ってしまう、などとも考えたのです。

とにかく、気軽な気持ちでいつもの感じで髪を切っていただいておりましたが、高価なドライヤー登場の時にはやや緊張感すらも漂いましたね。

そのため、いつも以上に美容師さんの手元が気になってしまい、変に動いてぶつかることのないようにしなければと考えておりましたら、あるものを発見いたしました。

それは、担当の美容師さんの手の甲に書いてあった「500」という文字です。

長いお付き合いのある美容師さんですので、佐藤、思ったままに言葉に出しまして、「その500って、何ですか?」と聞いてみました。

すると、美容師さんご自身もあまり記憶にないようであり、「普段は手に何かを書いたりしないのになんだろうなぁ~」とのお話しになりまして、結局はその真相はわからないままだったのです。

ただ、お話しをする中では、たまたまその日は佐藤の前に予約をされていた方がキャンセルとなり、時間があったためあれやこれやと調べ事などをしていたと言っておりましたので、その際のメモなのではと想像いたしました。

たとえば、「500円引きクーポンを作ろう」という意味であったかもしれません。

または、「ライバルとなる美容室との何らかの価格差」だったかもしれないのです。

あるいは、「レジの中の500円硬貨が足りない」という可能性もあります。

他には、「気を高めていない状態での美容師さんの戦闘能力」かもしれないわけで、そうなりますと一般的な地球人としてはかなり強いです。(佐藤をスカウターで測定したら戦闘能力はおそらく5か6程度でしょう)

これ以外ですと、「何らかの目標値」は現実的なような気もします。

それか、「そもそも500ではなく50と0または5と00だった」という説も佐藤の中で浮上してきました。

ただこうなりますと、ますます謎は深まるのであり、さらにはこちらのブログの中でもより佐藤の想像が膨らんであれこれと書きたくもなるのです。

と、いうわけで500に関しての話題はこの辺にしたいと思いますが、何もなく手に記すことはないのでしょうから、きっと、書き込んだその瞬間には何かがあったのだと思います。

まぁ、500、という数字だけを見ましたら非常にシンプルであり、5310とか3101031とか、覚えるのに困るようなものではありませんので、それでも手に書いたということは必ず意味があるに違いありません。

真実を明らかにとはいきませんでしたが、一つだけ言えるのは、先ほども綴りましたように、担当してくださっている美容師さんは店長さんだということなのです。

普段は佐藤のおちゃらけた話に付き合っていただいて、笑いながらのカットとなりますが、時折店長さんとしての業務の話題になると当然ながらその表情は真剣になり、また店舗の責任者であるがためのご苦労も垣間見えます。

なので、やはり、佐藤としましては、500についてはその前後の会話から推測してもおそらくは何か真面目な、分析等々に基づく必要な数字のはず、と考えるのです。

でも、ご本人である美容師さんがそれが何なのかわからないというところがまた素敵でありまして、真剣さと緩やかさのバランスがいい感じに取れているなと思いました。

基本的には、髪を切っていただく場面では楽しい話題を中心に話している佐藤ではありますが、店長さんならではのお話しにも興味があり、また現状の中で自身が課題と捉えている部分と共通するところもあるため、いつも大変勉強になっております。

美容室に滞在している時間はそれほど長くはありませんが、髪がさっぱりとするだけではなく、楽しさと笑いと、学びと経験が詰まったいつものカットタイムとなりますので、お世話になっている美容師さんには本当に感謝です。

また、長年通っていることから、そちらの美容室では、アシスタントの方も気さくに話しかけてくださいます。

先月のカット後のお会計の際には、佐藤の「諸事情でタイヤ交換がまだなんですよ。他にそんな人いますかね?」という言葉に反応し、「はい!は~い!私もまだで~す!」と勇気をいただける発言がありました(笑)。

本当にありがたいことです。

佐藤は、これからもそちらの美容室、そして店長でもある美容師さんにお世話になりたいと考えており、色々なお話しをしながら楽しく髪を切っていただきたいと思います。

今回はドライヤーの15万円と謎の500についてのお話しと共に、時にこちらのブログを読んでくださっている美容師さんへの感謝も込めた内容にいたしました。

あ、今書いていて、ドライヤーの価格と500は何らかの関連があるのかも、などと閃きましたが、ここからまた長くなってもいけませんのでやはり今日はここまでといたします。

もし、また美容師さんご本人がこのブログをご覧になっておりましたら、次回に訪れる時までにぜひ手に書いた500の意味を思い出していただけましたら幸いです。

なお、先月のカットということもありまして年内にはもう髪を切る予定がなく、帰り際には美容師さんより、「あとはまた来年ですね。少し早いですけど、良いお年を!」というようなお言葉をいただきました。

ただ、そちらの美容室はある商業施設に併設しておりまして、佐藤はよくそこを利用するものですから、担当の美容師さんとは入口付近でちょこちょこお会いするのです(笑)。

佐藤もついつい「良いお年を!」と言いましたが、おそらくまたお会いするでしょうから、その際には手に別のメモがないかどうか、500の謎が解けたかについて聞いてみたいと思います。

皆様におかれましても、美容室と500で何か思いつくことがありましたらぜひご一報ください。

実に楽しいイメージであった場合には、そのままブログのネタとして、いえ、一つのアイディアとして、活用させていただくかもしれません。

それでは。

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