第13回目となります今回の『むーたん写真館』、本日ご紹介する写真はこちらです。
いかがでしょうか。
これらは、先日むーたんが道東を訪れた際に撮影した写真となっております。
寒さ厳しく雪の多い冬真っ只中においても、むーたんの旅マスターっぷりは止まりません。
佐藤であればなるべく自宅内でぬくぬくだらだら過ごしたいと思いがちな冬ですが、そんな季節をものともしないむーたんのアクティブさがあるからこそ、このコーナーは成り立っているのです。
さて、写真についてですが、上から「SL冬の湿原号」、「美幌峠」、「屈斜路湖」、「漁師のまかない丼」となっております。
SLの写真はその力強さがよく感じられますし、川と空の青に煙が映えていて素晴らしい一枚だなと思いました。
美幌峠ですが、佐藤、その近郊までは行ったことがあるもののまだ訪れたことがありませんので大変興味深かったです。
漁師のまかない丼はむーたんによりますと、
「醤油ベースのたれで刺身を漬けにしてあり、ユッケ風に卵黄をかけて混ぜてから食べると、まろやかな味わいが口の中いっぱいに広がり、様々な魚介とのハーモニーが素晴らしかったです」
とのことでした。
鮪の漬けが大好きな佐藤からしますと、ぜひとも食べてみたい一品ですし、ユッケ風になっているというのもいいなと思います。
そして、今回佐藤が特に注目したのは屈斜路湖の写真です。
屈斜路湖は佐藤も小さな頃に訪れたことがありまして、近くにある摩周湖と共にその湖面の美しさに感動したことを覚えております。
そんな屈斜路湖、あるものが有名ですが、皆様はご存知でしょうか。
それは、「クッシー」です。
クッシーとは屈斜路湖で昔から目撃証言のある未確認巨大生物であり、イギリスにあるネス湖のネッシーに倣って名付けられたそうですが、今もなお正体は不明のままとなっております。
佐藤が小さな頃に訪れた時には屈斜路湖の湖畔にクッシー像がありまして、本当にそんな未確認生物がいるのだろうかと興味を持ち、一方で少しだけコワくなりました。
2000年代に入ってからはクッシーの目撃情報はかなり少なくなっているとのことでしたが、調べてみましたら、YouTubeでは近年の屈斜路湖で謎の物体が動いている動画が公開されていたのです。
実際のところそれらが一体何であるのかは解明されておりませんし、生物学上や環境面などを考えると巨大生物が生息している可能性は低いようなのですが、何かこう、ロマンがありますよね。
佐藤、UFOやナスカの地上絵、宇宙の起源など、不思議なものはけっこう好きです。
でも、本当にとてつもない巨大な生物がいたとすれば、それはそれでちょっとコワいなと思ってしまうあたりは、子どもの頃と全く変わりません。
気付けばついつい色々なシチュエーションを想像してしまいまして、夜静かな湖からそ~っと姿を見せるクッシーですとか、日中に多くの人達がいる中で水がザバーッと盛り上がりクッシーが現れてわ~わ~きゃ~きゃ~と騒ぎになるですとか、あれこれと頭の中には浮かんできてしまいます。
そのため、クッシーの真実については大変興味があり知りたいなとは思うものの、屈斜路湖に何日間も張り付いて観察をするということはできそうにありません。
目の前に出てきたら出てきたで、コワイですからね…。
ただ、佐藤は思いました。
遠方に行くことをものともせず、むしろそれを心から楽しんでおり、しかも写真撮影が得意で証拠をしっかりときれいに残せる人物がいるのです。
と、いうわけで、むーたんに聞いてみましたところ、以下の回答でした。
佐藤:「むーたん、クッシーって知ってますか?」
むーたん:「知ってますよ。今回、両親へのお土産としてクッシー饅頭を買いました」
佐藤:「クッシーのことすっごく気になりますか?」
むーたん:「え~と…。普通、ですね…」
佐藤:「屈斜路湖にずっと滞在して、クッシーを激写するという企画があったらどうですか?」
むーたん:「……。クッシーよりも、今は新幹線の試験車両であるアルファエックスを撮影してみたいです…」
どうやら、むーたん的には未確認生物よりも未確認新幹線の方に惹かれているようでした。
大変残念ではありますが、アルファエックスはむーたんが一度も見たことのないレア新幹線らしく、画像を検索してみましたらとてもかっこいい車両でしたので、佐藤も気になっております。
むーたんは近いうちにアルファエックスを見る機会があるかもしれないとのことですから、もしも撮影に成功した際にはご紹介させていただくかもしれません。
クッシーにつきましては、いつの日か何らかの形で謎が解明される日を待とうと思います。
もしも皆様の中でクッシーらしき生物を目撃した、写真や動画で記録したことがある、屈斜路湖に張り付きたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報ください。
なお、「クッシーは、あれ、実は、私が作りました…」というカミングアウトであっても佐藤は口外いたしませんので、クッシー饅頭のお土産と共に真実を教えていただければと思います。
それでは。