本日は節分ですが、皆様は何をまき、そして何を食べますでしょうか。

佐藤は、節分用にぴったりなオールシーズンチョコと共に、ハイチュウ個包装タイプとアポロチョコの小袋を購入済みですので、それらを軽やかに楽しくまく予定になっております。

ちなみに、佐藤自身が鬼に扮するのかと言えば、そのようなことはありません。

なぜなら、佐藤は鬼というタイプでは全くありませんので、鬼になりきろうとしてもどこかポップな動きをしたり、おもしろおかしくステップを踏んでしまいそうだからです。

また、誰かが鬼になり、そちらに向けチョコをまくのかと言えば、そのようなこともありません。

なぜなら、「退治すべき鬼（脂肪）は自分自身の中にいる…！」と考えているからです。

恵方巻につきましては、今年は「天然本まぐろ巻」なるものを食べることにいたしました。

やや高価ではありましたが、他の恵方巻と比べても多少の差（佐藤基準では）でしたので、どうしようかなぁと迷いつつも、先日、「えいっ！」と事前予約のボタンを押した次第です。

色々調べてみましたら、大手のスーパーで購入できるもので、伊勢えびを味わうことができる１本１万円もする恵方巻が存在しておりました。

さすがにどうがんばっても恵方巻に１万円をとはならない佐藤のお財布事情でありますが、伊勢えびには実に強く惹かれております。

それにしても、かつてはこのような高級な恵方巻はあまり見なかったような気がするのですが、最近はゴージャスなものの需要も多いのでしょうか。

考えてみれば、佐藤がかなり小さかった頃の節分ですとそもそも恵方巻自体が一般的ではなかったですし、まくものにしても選択肢は落花生の一択であり、チョコや他の何かをまこうという考えすらありませんでした。

幼き日の佐藤は、ありとあらゆる鬼を退治しようと、とにかくあちこちに落花生をまきにまいていた記憶があります。

その結果、

数週間後にソファの下の隙間から落花生が発見される、

思いもよらないところから落花生が登場して踏んでしまい粉々になる、

玄関先には雪に埋もれてふにゃふにゃになった落花生が存在する、

浴室にもまいていたためふにゃふにゃになった落花生が落ちている、

タンスの取っ手のスペースにinした落花生に気が付かず手を入れた際に落花生を砕いてしまう、

などなどの事態がありました。

今考えると、まぁ、とても自由だったな…、と思います。

もちろん、様々な場所にまいた落花生は全て回収し、可能な限り食べておりましたが、やはり状況的に口に入れるのが難しくなっているケースも時にはあるわけでして、食べ物を大切にするという観点からは良いものではありませんでした。

その点、今のチョコなどあれば個包装になっていることから衛生的ですし、佐藤の自宅の状況であれば、どこかおかしなところにお菓子が入り込まないかとアンテナを張っている監視係がおりますので安心です。

ただ、この点、佐藤にも監視の目は常に向けられていることから、昔を思い出して遊び心満載の場所にチョコをまくということはできません。

本当は、節分が終わってしばらくしてから、意外なところでチョコが見つかるというのも佐藤的には一つの楽しみではあります。

しかし、

エアコンの上にチョコがのっていて、暑い時期になりスイッチを入れたら冷風と共にチョコが降ってくるとか、

トイレの壁にある収納スペースにチョコが入り込んでいて、万が一にでも長期戦となった際にはその場でカロリー補給ができるとか、

そろそろ寝るかぁ、と思い枕をずらしたらそこからチョコが出てきて小腹を満たすとか、

朝寝坊して何も食べている時間がなく、大急ぎで髪を洗おうとシャンプーに手を伸ばしたらチョコがいくつもあり、おかげで寝癖を直しながらちょっとだけ糖分を摂取できたとか、

家着のズボン（両サイド）がパンパンになっていて、その中にはチョコが詰まっていたとか、

靴下をはこうとしたらチョコが入っていたとか、

生卵を割ったらチョコが出てきたとか、

帽子から鳩を出したらチョコも出てきたとか、

引き出しからスプーンを取り出して曲げてみようと思ったらチョコがあったとか、

そのような状況にはまずできないのです。

まぁ、一部、全くできそうもないマジシャン的な内容も含まれておりましたが…。

とにかく、あまりにも冒険的な場所にチョコをまくことは（残念ながら）しないものの、楽しみたいと思いますし、恵方巻については超高価なものではないにせよ、美味しくいただく予定の本日の節分となっております。

ちなみに、今年の恵方は『南南東』とのことです。

もちろん、恵方巻は無言で食べたいと思っております。

ただ、佐藤、自宅の中での南南東はすでにリサーチ済みではありますが、そちらを見て恵方巻を食べるとなりますと、横目でテレビ画面を見る状況となることから、うっかり番組についてのコメントを発してしまう可能性があるため注意が必要と考えているところです。

また、あまりにゆっくりと恵方巻を食べていますとテレビとの角度の関係から首が痛くなりそうですし、かと言ってスピードを上げて食せば今度はお腹が痛くなるかもしれません。

テレビを消せばよいのでは、とのご意見もあろうかと思いますが、シーンとした空間の中でひたすらに無言で恵方巻を食べている佐藤というのもあまりにシュールな状況かと思いますので、難しいところなのです。

ブログをご覧の皆様は、本日どのような節分を過ごされますでしょうか。

豆まきをするかどうかや恵方巻を食べるか否かという点は別として、日本の伝統行事に目を向けるということ自体が学びになりますし、何かしらの形で季節のイベント感を味わうというのはとても楽しいものだと思います。

豆やチョコではなく何かおもしろいものをまいたですとか、ものすごい恵方巻を食べたましたとか、こんな節分の過ごし方もありますよなど、楽しい情報がありましたらお会いした際にはぜひお聞かせください。

ちなみに、佐藤の自宅ではありませんが、かつて、引越しの手伝いで玄関のかなり高い位置にある収納棚を脚立にのって開けましたところ、その中には何足もの外靴と共に柿ピーが数粒落ちていたという驚きの出来事あったのを思い出しました。

柿の種そのものとピーナッツ、どちらもがあり、袋はどこにも見当たらない状態だったのですが、なぜそんなところに落ちていたのか、今も謎のままです。

マジックなのかイリュージョンなのか、実は誰かが節分の時にまいたのか、真実は誰にもわかりませんが、その当時は大爆笑だったのを覚えています。

やはり、意外な場所から意外なものが出てくるというのはおもしろいですよね。

…。

……。

佐藤、今夜、節分用のチョコを手にしましたら、監視係の隙をうかがってしまいそうです。

それでは。