これまでのブログにて、「佐藤的カバー」についてお伝えしたことがありますが、覚えているという方はいらっしゃいますでしょうか。
佐藤的カバーとはその名の通り、佐藤が好きな歌を自分なりに歌って完成度を高め、あくまでも自分自身で満足し、カバーした気になるというあの現象です。
カバーの対象となる歌はその時々で様々ではありますが、特徴としましては、必ずしも最新の曲や流行しているものではないということでしょうか。
何かのきっかけで耳にしたり、ふと思い出したりしたその瞬間から、気づけば口ずさみ、延々とエンドレスに頭の中でその曲が流れたりするところから佐藤的カバーは始まるのです。
そうなってきますと、とにかく佐藤としましてはその曲をしっかりと声にして気持ち良く歌いたくなってしまいます。
そして、メロディーやリズムを把握し、歌詞を覚え、自分なりの歌い方を探り、より自分が満足する仕上がりにしていくのです。
そのために、ご本人が歌っているもの、一般の方のカラオケ、プロのアーティストのカバー、ガイドボーカルありのカラオケ、オフボーカルでのカラオケ、弾き語りVer.、バンドVer.、そしてベース音だけ、などなど色々な映像や音源を見て聞いて、ありとあらゆる方向からその曲を自分の中に浸透させていきます。
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まぁ、佐藤はいったい何を目指しているのかという感じですが、もちろんデビューしたいわけではなく、路上ライブで披露したりYouTubeにて配信したいと考えているわけでもありません。
あくまでも日々のちょっとした時間での楽しみ、趣味のようなものですが、とにかく何かのきっかけでスイッチが入るとその曲を歌う際の完成度をより高めていきたくなるのは事実なのです。
小さな頃から、歌うことは大好きですので。
さて、そんな佐藤、現在もまさにある曲のカバー真っ只中となっております。
それは、国民的バンドが1998年にリリースしたかなり有名な曲です。
リリースされた当初から知っておりましたし、これまでに何度も色々な場面で耳にする機会はあったのですが、それらの時にはただシンプルに良い曲だなと感じたのみでした。
ところが、長い年月を経て、ここにきて、たまたまテレビ番組の中で流れていたのがきっかけだと思いますが、「これ、あらためて聴くとすごく壮大でいい曲だなぁ」と感じたのです。
なぜいきなりそうなったのか、それは佐藤自身にもわかりません。
いつも、どんな時も、佐藤的カバーはいきなりなのです。
誰かに聴いていただくことを前提にしてはいないものの、佐藤的に完成度を上げるという意味では、今カバーしている曲は難易度がなかなかに高いなと感じております。
そもそも、そのバンドの曲は、全体的にキーが高かったり難しいものが多いとの印象なのです。
現在、1番については歌えるようになりましたが、それ以降は曖昧な状況となっております。
2番などもしっかりとカバーするのかどうか、それはわかりません。
1番の完成度に満足した時点でふと熱が冷めてしまう、それもまた佐藤的カバーの特徴なのです。
それ、本当の意味でのカバーじゃないでしょ、とのお声も聞こえてきそうなものですが、あくまでも佐藤的カバーとなっておりますので、ご理解いただければと思います。
したがいまして、様々なものが緩和された現在、万が一、どこかで皆様とカラオケに行く機会などが訪れ、「ほれ、ほれ、佐藤的カバーの歌、歌ってよ!ほれ!」的な流れになったとしても、1番と2番とでは完成度に著しい差が生じている可能性がありますのでご容赦ください。
引き続き、自身で満足するまでは現在の曲の佐藤的カバーを進めたいと思いますが、歌関連での話題ではよく登場いたしますように、相変わらず車内での熱唱(練習)場面も多々ありますので、皆様がそのような佐藤を見かけた際には静かに目を逸らしていただければと思います。
曲をカバーする際には、ほとんどの場合でいくつかの越えなければならない壁が存在するものであり、今回も同様でありますので、車内はもちろん、ふとした瞬間に、
♪きっと き~っとって♪ いや、違うな。
♪きっと きい~っとって♪ これもなんか違う気がする。
♪きっと~ きっと~って~♪ 佐藤らしくないかも。
♪きっ!と! きいぃっと!!って!!♪ 力強くなり過ぎか…。
♪きっ…と… きっ…と~って…♪ ささやき過ぎかも…。
♪きぃ~っとぅ~ きいぃぃ~とうぅ~ってぇぇ~♪ あまりにオリジナルからかけ離れた…。
と、いう感じで、あれこれ思いながら色々なパターンでの歌い方や発声を試している場合があるかもしれません。
もし、皆様との会話の最中に、
「そうなんですか。ほんとに、虫さされがひどいのは困りますよね。でも、きちんと処置していれば、きっと~♪きいっと~♪良くなりますよ。あ、あれ?い、いや、きっと~♪き~っと~♪良くなりますよ。じゃなくて、きぃっと♪だったかな?き~いっとぉ~♪だったっけ?」
などという事態になってしまう場合もあるかもしれませんが、そんな時にはぜひ、「おっ!ヴォーカリストだねっ!」と楽しく言っていただくか、「いやいや、きっ~と♪きぃっと~♪ですよ」、などと共に歌っていただけますと大変幸いです。
佐藤が現在絶賛カバー中の曲がなんなのかが気になる方がいらっしゃいましたら、お気軽にご一報ください。
それでは。