昨年のブログの中で、佐藤は最近クレーンゲームについて学習している、子どもの頃の技術や経験ではなく、現代版の機種に合わせた獲得方法を身に付けたいとの思いをお伝えしました。
本日は、その後のお話しとなります。
まず、結果から申し上げますと、クレーンゲームによりゲットしたぬいぐるみなどは…、
実に大量に増えております!
ただ、もちろんこれはたまたま取れたという場合も含んでのものですが、狙い通りに獲得できたケースもかなりあるのです。
現段階の佐藤が習得した技術で最も有効なのは、「差し込み」ですね。
これは、ぬいぐるみの手や足と体の間、または帽子や装飾品などの隙間にアームを入れて引っかけた上でゲットするという技になります。
正確な位置にアームを動かすこと、しっかりと隙間の奥にまで入れること、角度、などなど、いくつかの要素が必要になりますが、これで取れた時は実に気持ちが良いです。
うまく差し込めますと、けっこう大きなぬいぐるみにおいてもしっかりと落とし口まで運んでくれますので色々なものをゲットできます。
「差し込み」と「たまたま」以外ですと、「ずらして落とす」という方法も成功しておりますが、こちらは確実に狙ってということではありませんのでまだまだ経験が必要な状況です。
その他の技として、「少しずつ動かしてぬいぐるみが落とし口のシールドに乗ったら、あとは重心を考慮し持ち上げてゲットする」というものがあるのですが、こちらはできそうでなかなかできず、残念ながらうまくいっておりません。
今の佐藤の課題としましては、この技を何とか習得したいと考えているところです。
これまではそれほど大きくは注目してこなかったクレーンゲームですが、この数ヶ月はゲームコーナーがあるところについてはちょこちょこと確認するようにしていたところ、なかなかの頻度で景品が入れ替わっているということがわかりました。
また、店員さんの中には実に優しい方もおりまして、先日どうしてもほしいものがあり何度も何度もプレイしておりましたら、「取りやすい位置に動かしますね」と言ってくださったのです。
しかし、そうは言いましても、あくまでも「取りやすい」ですから、「確実に取れる」ということではないわけでして、そのような配慮をしていただいたのにもかかわらず、いつまでも何回も取れない姿を店員さんに見られるのも恥ずかしいなぁ、などと思っておりました。
ところがですね、その店員さん、そ~っと、とてつもなくそ~っと、シールドの上の絶妙なバランスを保つ位置にぬいぐるみを配置してくださったのです。
佐藤、思わず、「え?え?え?いいんですか~!?」との声が漏れてしまいました。
おそらく、佐藤の体重で一度、その場で軽くジャンプしましたら、振動でそのまま落とし口に入ってしまうのではないかとすら思える位置とバランスであったのです。
何かこう、これはこれで申し訳ないような、ここまでくるとそれはそれで恥ずかしいような、そんな思いにもなりました。
ただ、目の前のチャンスは確実にものにするのがストライカーとの気持ちを常に持っている佐藤、はい、しっかりと1回でゲットいたしました。(と、言いましても実際にボタンを押したのは佐藤ではありませんが…)
大変ありがたい店員さんがいる一方で、中にはクレーンの機種や景品の大きさ的にほとんどアームを動かせず、全くもって取れる気配のないものも時にはあります。
もう少し、楽しくプレイできる状態にしていただきたいものです。
また、ご存知の方も多いかもしれませんが、あちらこちらにぬいぐるみが動いてしまったことで逆に取りにくくなってしまった場合には、店員さんに伝えると初期位置に戻していただけますのでぜひ皆様もお試しください。
佐藤はまだまだ今後もスキルアップと経験が必要であり、チャレンジを繰り返さなければいけませんが、意識的にぬいぐるみの特徴を観察している効果も相まって、景品ゲットの確率が確実に上がってきていると感じております。
最近ですと、おもちゃ売場にあるぬいぐるみを見た時に、
「なるほど、ここに差し込めばいけるな…」
などと自然に頭に浮かんでしまうほどです。
まぁ、それらは取るためのものではなく、あくまでも買う商品ですが…。
自分でも特にびっくりしたのは、昨年のクリスマス時期のことでした。
ケンタッキーのお店の前を通った際、サンタ姿で立っているカーネル・サンダースの人形を発見したのですが、その瞬間に、
「ふむ、この場合はやっぱりベルトの隙間に差し込みかな…」
と、自然に浮かんできたことです。
もちろん、カーネルおじさんをゲットしようなどとは思っておりませんが、あまりにあれこれと考え過ぎるのもよくないなと感じた出来事でした。(ちなみにカーネル・サンダースは本名ではないとのこと)
クレーンゲームはあくまでも、ゲーム、ですからね。
はたして、今後もさらにぬいぐるみが増え続けるのか、どこかで熱が冷めてしまうものなのか、それとも違うタイプの機種の攻略に乗り出すのか、それは佐藤自身にもわかりません。
ただ、技を身に付けておくことは何かと役に立つかと思いますので、できる限りで、無理のない範囲において、継続的に腕を磨いていきたいと考えております。
皆様おすすめの景品の取り方などがありましたら、ぜひ佐藤までご一報ください。
また、佐藤が技術を向上させるのではなく、優しい店員さんを見つけてぬいぐるみの位置について真剣に交渉している場面を見かけるようなことがありましたら、「そこのスキルを磨くのはやめようよ…」と諭していただけますと幸いです。
それでは。