佐藤の大好きなミュージシャンのCDが…。

2024年1月12日金曜日

t f B! P L
こんにちは。佐藤です。

本日お伝えするお話しは、お食事中などには見ないことをおすすめいたします。

佐藤自身、この話題に触れるかどうかを迷ったのですが、やはり書きたいことはありのままに綴りたいですし、もうさすがにお正月も過ぎた時期ですので、こんなお話しでもよいだろうと思い今こうしてキーボードを叩いているところです。

さて、ある事件が起きたのは昨年、寒くなってきたある日のことでした。

佐藤、自宅にはお仕事に関する着替え等のスペースを玄関に入ってすぐ横に設けておりまして、そちらにはスーツやらワイシャツやら、除雪用の着替え一式やらを置いているのです。

また、収納も多少はあることから、すぐには使わないものを置いたり、ちょっとした作業をしたりなど、幅広く活躍している場所となります。

ある日、佐藤はそのスペースを片付けたいなと思いました。

気が付けばたくさんの物がありましたので、ここらで少しすっきりさせたいなと考えたのです。

これは捨てよう、そっちはここのものを移動させよう、これもいらない、これは大切なものだから保管、などとしている中で、水色のビニール袋を発見しました。

それは4~5cmほどの厚みがあり、紙袋と壁の間に挟まれるようにして置いてあったものです。

佐藤は、それをいつその場所に置いたのか、どうにも思い出すことができませんでした。

これはなんだろう、そんな思いで水色のビニール袋を手に取り、中を確認したのです。

すると、そこにはCDが何枚か入っていました。

それは全て、佐藤が昔から大好きなミュージシャンのものであり、唯一、その方々の新曲だけはCDの現物で購入し続けているのです。

しかしながら、佐藤、音楽を聴く一番多いシチュエーションは車内であり、自家用車のオーディオのハードディスクに音源を入れてしまえば、あとはCDそのものを使うことはほとんどありません。

佐藤は中身を見て、思い出してきました。

新曲を購入し、車内のハードディスクに保存した後、置き場所に困った車の中のCD達を自宅内に持ってきて、そのまま着替えスペースに置いておいたのです。

「おぉ~、そうだそうだ。そういえば何枚かここに置いたんだった」

そんなことを言いながら、佐藤は一人、袋の中にあるCDを一枚取り出しました。

長い間、そのまま放置しておいたものの、水色のビニール袋に加えて、ほとんどのCDが購入した際の透明なフィルムの中に入れておいたこともあり、埃などは見当たりません。

佐藤は、しっかりと保管しておいて良かったなぁ、などと思いました。

そのまま部屋の中に持っていこうかとも考えましたが、ふと、あることを思い出したのです。

そういえば、CDとジャケットがバラバラかもしれないな…。

ある時、自宅内からCDだけを車内に持ち込み、その一時保管として車の中にもともと置いてあった違う曲のパッケージに入れたことがあったのです。

ここはしっかりと、それぞれのCDとジャケットを正確な組み合わせにして、それから部屋の中で保管した方がいいな、そう思った佐藤は、まずは外装である透明なフィルムを開けました。

その時です。

んっ?

んんっ…!?

こ、これは…、な、なんだ…??

佐藤は一瞬、目を疑いました。

なぜなら、よく見ると、透明なフィルムの開け口の辺りが黒くなっていたからです。

実は、ほんの何十秒か前の記憶で、水色のビニールからCDを取り出した際にもそれらの黒いものは視界に捉えておりました。

ただ、そのCDのジャケットというのは、佐藤が好きなミュージシャンの方からすると珍しいテイストのイラストであり、どこかおどろおどろしい、ホラーチックなものでしたので、それらの絵の一部だと思っていたのです。

しかし、よくよく確認してみると、黒い物体は透明なフィルムそのものにもくっついています。

「な、なに、これ…」

ぼそりと呟き、佐藤はおそるおそるそのフィルムを開けました。

すると…。

「う、う、うへぇぇ~!!う!う!うふほほほぉぉ~!!な、なんだこれ!なにこれ!えー!なによなによ!なんだよこれ!!」

佐藤、思わず叫んでしまいました。

と、言いますのも、そのCDのジャケット、真っ黒なカビだらけになっていたからです…。

佐藤、全容を知るのは恐ろしくもあったのですが、そのままにしておくわけにもいきませんので、床に数枚のティッシュを広げまして、透明フィルムの開け口を下にして、落とすようにしてCDを取り出しました。

「う、うそぉ~!!うそでしょ!えぇ~??はぁ~??なんでえぇぇぇ~!?」

そのような言葉が自然と出てきました。

床の上に落ちたCDジャケットには、黒いカビだけではなく、白いほわほわのカビも大量にくっついています。

しかも、紙でできたジャケットはふにゃふにゃの極みであり、それはもう、ふにゃっふにゃのくったくたで、どうしちゃったのこれと驚くばかりでして、それからどうしたらよいものかと途方に暮れてしまいました。

その後、ジャケットを開いてみますと、中身も大変な状況となっており、CD自体にも影響が出ているのです。

佐藤、愕然といたしました。

最初にお伝えしましたように、その場所は着替えをメインとするスペースですので、ブログ内で詳細を記すのは控えさせていただきますが、まぁ、ほんのちょっとだけその時の状態を描写しますと、佐藤、パンツ一枚の姿で床に膝をつき、驚きの状況に直面していたのです。

水色のビニール袋の中にはまだ何枚かのCDが入っておりましたが、同じく紙製で透明フィルムに入れてあったものは全くの同様で、カビ発生祭りでカビるんるん状態でした。

一方で、全くの無傷であったものもあり、そちらは中身やジャケットなどしっかりと観察をしましたが何も問題なかったのです。

なぜ、このようなことが起きたのか、佐藤にはさっぱりわかりませんでした。

場所的には、湿気がすごいとか、水気が近くにあるとか、そのようなわけでは全くありません。

あくまでも玄関からつながった部屋のような場所で起きたことであり、風通しもよく、CDの入ったビニール袋は荷物などの何かに埋もれに埋もれていたわけでもないのです。

もちろん、佐藤が室内の着替えスペースに持ち込む前に、CDを水の中に落としたとか、そういった記憶も一切ありません。

考えられることの一つとして、購入した時期が時期でしたから、自宅内に持ち込む前にアルコール入りのウェットティッシュで軽く拭いたという可能性はなくはないものの、水分があるそのままで透明なフィルムの中に入れたとは思えないのです。

あとは、紙製ということもあり、車内に放置していた時に湿気をたくさん吸収してしまい、それに気が付かず、佐藤が透明フィルムと水色のビニール袋という二重の密閉状態を作ってしまったことによりカビが発生した、くらいでしょうか。

いずれにしましても、佐藤の中には大変な驚きとショックと共になぜなのかという疑問ばかりが浮かんできまして、そんなに何年も放置したわけでもないのに、乾燥した室内においてこのようなことが起こるのかと心の底からびっくりでした。

普段、そのようなカビフェスティバル真っ最中のCDがすぐ隣にあるとは全く気が付かず、着替えをしたりちょっとした作業を行っていたと思うと、それもまた何とも言えない気持ちになります。

結果的には、何とかなったCDそのものはきれいにして部屋の中に持っていきましたが、残念ながら捨てるという決断をするものもありまして、これは本当にショックでした。

と、いうわけで、皆様はCDがカビまみれになったご経験はありますでしょうか?

まぁ…、なかなかそのような方はいらっしゃいませんよね…。

原因としていくつかを記しましたが、実際のところは、あれこれ考えているものの、本当にこれだという結論には達しておりません。

文章だけでお伝えするのは難しく、またこれ以上に詳細に綴るのは自粛いたしますが、ちょっとした水分だけであれほどまでにひどい状態になるものなのかと、放置した期間を考えてもとても不思議なのです。

佐藤のことですから、自分で覚えていないだけで謎行動をしていたり、無意識のうちに面白い動きをしていたのでは、と自らに問いかけてみたものの、どんな方向から考えても、スーパー記憶力を使って過去を辿ってみても、何もわかりません。

ただ一つ言えること、それは、

「油断するとCDにはカビが発生する」

ということです。

皆様におかれましても、どこかに放置しているCDに心当たりがありましたら、このブログを読み終えた後にすぐ確認することをおすすめいたします。

できれば、その際にはマスクとゴム手袋着用で、ビニール袋なども用意しておくと万全です。

一見するとまるでジャケットのイラストのように思えるカビもありますが、決して惑わされないでください。

ふにゃふにゃ過ぎるジャケットはものすごく開きにくくなっておりますが、諦めないでください。

そして最後に、どんなに残念でも、悔しくても、原因解明のために保存したくても、衛生面を第一に考え英断されることをおすすめいたします。

ブログをご覧の皆様の中で、お伝えした環境と状況においてCDにカビがもさもさ生えた原因として何か思いついた方がいらっしゃいましたら、ぜひ佐藤までご一報いただけますと幸いです。

本日は不衛生なお話しとは思いつつも、ありのままに佐藤的ドキュメントを綴ってみました。

なお、着替えスペースの片付けについてはまだ完璧ではないことから、今年はさらにきれいにしていく予定ですが、本日時点で軽く筋トレをできるくらいの広さにはなっており、さらなるびっくり現象の発生はないものと思われますのでご安心ください。

新曲のリリース後にはすぐ購入し、すぐハードディスク内に保存し、すぐ部屋の中に片づける、そして迅速に覚えて歌ってみる、これを徹底してまいります。

それでは。

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