2025年第1回目の草むしりと除草剤。

2025年6月3日火曜日

t f B! P L
こんにちは。佐藤です。

先日の週末、佐藤は今年初の草むしりを行いました。

草をむしる際によく使った両指、そしてしゃがんで作業をしたことからの太ももなどはかなりの筋肉痛となり、また、なかなかに疲労が蓄積した週末となっております。

ただ、大変恐ろしいことに、けっこうな時間をかけて大きなゴミ袋6つ分の草達を詰めに詰め込んだにもかかわらず、自宅の敷地全体で考えれば4分の1程度しか草むしりが完了しておりません。

今回行ったのは、ごく一部でしかないのです。

他の場所はもさもさと、それはもう元気にもっさもさと草が生えております。

この先をどうするのかと考えただけでも思考が停止してしまいそうになりますが、実は、今回より新たな試みを実践しているのです。

それは、除草剤の活用となります。

かつても、何度かは除草剤を使用したことがあるものの、枯れたそばから新しい草が生えてきたため、その後はやはり自分でむしろうとの結論に達しておりました。

ところがですね、今回については、なんと、これまでに草が生えてこなかった防草シートの部分や人口芝の下、さらにはアスファルト部分を突き破って飛び出てきた箇所を発見したことから、何か違う対策が必要なのではと考えたのです。

ちなみに、今年の1月のブログにて、新年から草むしりの話題を綴りましたが、覚えているという方はいらっしゃいますでしょうか。

その際にお伝えしましたように、佐藤、昨年は諸々の理由から草むしりを1度しかしておらず、そのままになっていた草の上に雪が積もり、その時はどこか清々しさすら感じていたものの、その後に春を迎えるとどうなるのだろうかと不安を抱えておりました。

結論から言いますと、今年になって庭をよく見ましたら、そうなんです、そうなんですよ、それはもう、見事に、まぁ見事にですね、枯れた草のカーペットが完成していたのです…。

土や砂利、ではなく、枯草絨毯、そんな状況になっておりました。

そして、それらに触れると、ふぁさふぁさ~っと、さらさらさら~っと、枯草はバラッバラになって飛んでいったのです。

その全てが風に吹かれて飛んでいき、そう、ご近所の皆様のご迷惑とならないところまで移動していくのであれば、ある意味では自然界で起きた自然な出来事と言えるのだと思います。

ところが、枯草絨毯は全てが風に舞っていなくなるわけではなく、かと言って佐藤が回収しようとしても細かくなり過ぎてその全てをというのは全くもって無理難題であり、対策にかなり困る状況でありました。

そんな状態なのに、今年のルーキー達は日々逞しく成長と進化を続け、気づけば枯草カーペットの上に緑のソファが完成していたのです。

アーティストがタッグを組んだ曲に例えるならば、「NEWkusa feat. KAREKUSA/草パラダイス」になるかと思います。

加えて、先ほどお伝えしたようなこれまでとは違う傾向も見られたことから、佐藤は自宅の庭関連の構築を全てお任せした業者さんにコンタクトを取り、アドバイスをいただきました。

すると、現在の状況や草の種類から考えるに除草剤の使用が最も効果的との回答をいただき、さらには雑草対策のプロの方がおすすめする商品も教えてくださったのです。

その情報をもとに佐藤はホームセンターに行き、おすすめの除草剤を購入いたしました。

そちらは希釈して使用するタイプでしたので、大きなジョウロも同時に購入しております。

これは除草剤用として先の部分(ハス口と言うそうです)の穴が一列になっており、一度にたくさん水が出ないため、細かな部分にもかけやすいというものでした。

これでどんどん草をやっつけるぞ、と意気込んだ佐藤ではあるものの、実際にはそう簡単にはいかなかったのです。

まず、除草剤をどう開封するか問題がありました。

外側のキャップはごく普通に回して開けられたものの、その後に登場したアルミのシート、そう、マヨネーズなどを新しく開封した時と同じような状態のものがなかなか、これがもうなっかなか剥がれなかったのです。

除草剤の容器に記されていた説明になるべく従おうとした佐藤は、暑くなることが予想される中でも長袖長ズボンのブレーカーを着て、マスクを着用し、手袋も装着し、長靴を履いて、頭にはタオルを巻いて挑みました。

そのため、なかなか剥がれないアルミシールに苦戦をする中でどんどん暑くなってきまして、まだ本番前の準備段階だというのに汗が流れてきたのです。

それにしても、こんなに硬くてどうしろというのだろうか、そう思いながら少しずつむくようにして剥がし続けていると、佐藤はあることに気が付きました。

そう、外側のキャップです。

キャップを回す際、よくわからない突起が上部にあるのが気になったのでした。

そこで閃いた佐藤は、その突起をアルミシールに押し付けまして僅かな穴を空け、そのままくるりと、いえ、けっこうな力が必要でしたので、グリグリと回したのです。

するとどうでしょう、キャップを取ってみれば缶詰を開封したかのようにパカッとシールが開き、中の薬剤が見えていたのでした。

ここで佐藤の素直な感想をお伝えします。

「素人もいるので容器に詳しい開け方を書いておいてくださいっ!」

と、いう感じです。

どこまでも素手で格闘するところでした。

我慢できずにおりゃーと指でもさし込んだならば、除草剤がこぼれてしまったかもしれませんし指を痛めたかもしれません。

いきなりの謎解きはやめていただきたいものです。

さて、無事に開封に成功した佐藤は、説明にある通りの希釈割合にするべく、ジョウロの中に水と除草剤を注ぎました。

が、しかし、さらなる課題が発生したのです。

よく見ると、除草剤がジョウロ内の水と混ざるどころか底に沈殿しています。

な、なんてことだ…。

佐藤は困りました。

かき混ぜるものなど、何も想定していません。

自宅に一度入り、割り箸などでも持ってこようかと思いましたが、長さや細さを考えても微妙な気がしました。

庭で育った、いえ育ってしまった何かの植物の茎なども一瞬は考えたものの、強度的には物足りないだろうと思われます。

その時の佐藤の率直な思いをお伝えします。

「希釈する除草剤なんて使い慣れていないから書いておいてくださいっ!そしてこんな時こそさっきのキャップのように何か使えるようにしてくださいっ!」

と、いうところでしょうか。

なかなかすんなりとは作業に入らせてくれません。

佐藤は物置の中を確認し、何か良いものはないかと探してみました。

すると、あるものを発見したのです。

それは、車を購入した際に座席の固定に使用していたある金具でありました。

ディーラーさんからは一応お持ちくださいと言われておりましたので、そのまま保管していましたが、今後はまず使うことのないものです。

もう少し長さがあればベストであり、また形は凹凸があってややいびつでしたが、強度や太さ的には申し分のないパーツでありました。

そのため、佐藤はそちらを使うこととし、くるくると除草剤と水をしっかり混ぜることに成功しております。

これでいよいよ散布開始だろうと思い、実際に問題となる草達にかけてみましたが、なんとここでも一点問題が発生いたしました。

それは、先ほどお伝えした先端に装着されている「ハス口」(はすろではありませんよ)を、上に向けて使うのか、それとも下向きにして使用するのかということです。

通常の使い方と思われる上向きであれば、除草剤は実にスムーズに出てきました。

ところが、思いのほか飛距離が伸びてしまい、場所によっては狙いを定めたところにのみかけるのが難しいように思われます。

しかも、その日は風がかなり強かったため、出てきた除草剤が吹き飛ばされてしまって方向が大きく変わるという気象コンディションでもありました。

佐藤の自宅の庭には一部、ごく小さいですが菜園めいたものもあるため、そちらの中には除草剤が入らないように繊細な作業が必要なのです。

そこで、ハス口を下に向けてみますと、かなりコントロールがつきやすくなりまして細かな調整が可能になりました。

でも、その一方で除草剤によってできた僅かな泡で詰まりやすくなるという課題があったり、もさもさの草達のごく近くまでジョウロを近づけて散布することから気がつけば佐藤の苦手な虫がハス口にくっついてきたりと、これはこれで大変でもあったのです。

あれこれ考えましたが、最終的にはコントロール重視の下向きにて装着し、除草剤の使用を終えております。

このように色々と問題課題が出てきまして、まだまだ庭の管理は素人の域を出ていない佐藤にはわからないことや経験が必要なことがたくさんあるなと感じたわけですが、ここにきて最大の、最も困った点をお伝えいたしますね。

それは、

それはですね、

一言で言いますと、

はい、

これがもう想定外と言いますか、

ある程度何となく感づいていたとも言えますが、

やっぱりなぁという気持ちになってくる内容であり、

どうしようという感覚ですが、

お伝えしますと、


「除草剤が全く足りませんっ!!」


と、いうことになります。

これ、希釈割合も大きく影響するのですが、100倍に薄めるケースもあれば、佐藤の自宅に生えているような草であれば25倍~50倍が有効など、使う量が全然違うのです。

今回につきましては、濃いめ設定の25倍で使用しました。

これが界王拳であればとんでもないことになります。

全然違うお話しになってしまいそうですので、話題を戻しますが、とにかく、今回の希釈割合でいきましたら、庭と自宅の外周にまくには全くもって足りませんでした。

草をむしった部分が全体の4分の1程度、除草剤を散布できたところも同じく4分の1程度です。

つまり、むしりと除草剤で対策したのは合計で約半分というところで終わってしまいました。

しかも、むしったところは完全に根から取るのが難しく、また近年稀に見る虫の多さでしたので、「おひぇ~!!」とか「うっおぉぉ~い!」とか「むふぇわぇぇあ~!!」とか、わけのわからない声を出しながら作業し、かなりメンタルが試される状況であり、おそらくはまたすぐに草が育ってくるものと思われます。

除草剤については途中から、「これ全然足りないじゃん…」と気づきましたので、今後のためにと実験的な散布をし、どこにどう効果があるかを検証しようと考えている段階です。

そんなわけで、長々と綴ってしまいましたが、今年もいよいよ佐藤の草むしりシーズンが開幕いたしました。

ここまでの経過、佐藤の思いをまとめますと以下のようになります。

①お伝えしました枯草カーペット問題は解決しておりません。

②草をむしったところはまたすぐに生えてきそうであり、しかも虫が多いです。

③除草剤は全く足りず、全てをカバーするためにはなかなかの出費となりそうです。

④防草シートや人工芝やアスファルト部分、それ以外も、除草剤の検証はこれからとなります。

⑤残り半分を全てむしるとすれば、とてつもないゴミ袋の量になると思われます。

⑥それらを一気に実施した場合、佐藤、有給休暇をいただくのが必須となるでしょう。

⑦再び草むしりを行うためには充電期間が必要であり、その間にまた成長しそうです。

⑧草むしりでも除草剤でもなく草刈りにしようかとの思いも出てきております。

⑨全て厚めのコンクリートで覆ってしまいたい、そんな荒業も浮かんでしまいました。

⑩草むしりはブログでも書けるしなぁ…、というのが数少ないモチベーションの一つです(笑)。

以上となります。

初めての本格的除草剤の導入により学んだ点が多々あったこと、今後に向けて良き経験になった点はポジティブな要素です。

アドバイスをいただいた業者さんによると、根気よく除草剤をまき続けているとやがて草そのものが少なくなって生えにくくなるというご自身の経験談を教えてくださいましたので、それを励みにしたいと考えております。

ブログをご覧の皆様におかれましては、草達との戦いや共存、対策や困り事など、何かありますでしょうか。

そもそもそのような問題とは無縁だという環境の方、良き方策をご存知で実行している方、様々かと思います。

何か良きアイディがある方、草むしりを手伝ってくださる方、激励の差し入れをしたいという方、そのような心優しい方々がいらっしゃいましたら、ぜひともご一報ください。

それにしても、想定していなかったことも含め、色々とあるものですね。

自然自体は好きですが、虫や雪や草やカァーカァーしたりニャーニャーだったりなどの問題課題は困ったものだなとものすごく思います。

でも、これも何かの意味がある、そう思って取り組んでいくのが大事なのかもしれません。

第2回目の草対策をブログ内でご報告するのか、昨年のように1回のみでシーズンオフに突入するのか、それはまだわからないのが正直なところですが、お伝えする際にはお付き合いいただけますと幸いです。

それでは。

QooQ