レンジアップ。

2022年9月13日火曜日

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こんにちは。佐藤です。

少し前からなのですが、佐藤の中で気になっている言葉があります。

それは、『レンジアップ』です。

これは、電子レンジで何かを温める、加熱するという意味ですが、皆様は日常の中でこの言葉を使うケースはありますでしょうか。

佐藤はこれまでには使ったことがありません。

ただ、なかなかいいな、とは感じております。

と、言いますのも、佐藤が見た「レンジアップ」という言葉の使用場面は、有名なシェフの方の発言であったからです。

電子レンジで何かを温めると言えば、『レンチン』とか、単に『チンする』などを使う場面も多いかと思うのですが、どちらも佐藤はほぼ使用しません。

そもそも、最近の電子レンジですと加熱が終了しても「チン」とは鳴らず、「ピーピー」という音で知らせてくれる機種が多いと思いますので、佐藤はシンプルにそのままに「レンジで温める」と言うことがほとんどなのです。

ただ、佐藤、あれこれと考えているうちに、「レンチン」、「チンする」、「レンジアップ」、「レンジで温める」以外で何かよい言い方はないものかと思いましたので、浮かんできた言葉をいくつかご紹介いたします。



①『レンピー』

これは「レンチン」の進化版です。

現在の多くのレンジに合わせて、「レンジでピーと鳴るまで温める」の意味となりますが、いまいちしっくりはきませんね。

同じ流れから「電ピー」なども考えたのですが、そうなりますと柿ピーのような感じがします。

そもそも語尾を伸ばす必要はないので、「レンピ」ではどうかと思ったものの、今度は芋けんぴのようになってしまいました…。



②『デプ』

これは「電子レンジアップ」の略です。

ただですね、これ、佐藤的には紙一重かなと…。

日常の中で、「それデプしたら?」とか、「デプし過ぎたらだめだよ」とか、「デプしておいて」とか、デプデプデプデプ使用場面がありますと、体重体脂肪共にまだまだ高い佐藤からしますとけっこうお腹と心に響く状況となりそうなのです。

まぁ、考え過ぎ、ですかね…。



③『ほかほか』

あえてレンジとかチンとかの言葉をなくしてみました。

「料理が冷めちゃったからほかほかして食べよう」とか、

「ほかほかするだけで食べられるって便利な商品だね」とか、

「ほかほかしてちょうどよくほかほかになったからほかほかしているうちに食べちゃって」とか、

そんな会話はほのぼのしていいなと思うのです。



④『アツアツ』

これも③とほぼ同じなのですが、レンジの場合は温めるだけではなく加熱調理でアツアツにする場合もありますのでよいのではと思いました。

「肉、魚、野菜、調味料、全てを耐熱皿に入れてあとはアツアツするだけの簡単料理です」とか、

「ご家庭であればレンジでアツアツするだけでもよろしいかと思います」とか、

「時間通りにアツアツしましたらかなりアツアツになりますので、やけどには十分ご注意いただいてアツアツのうちにお召し上がりください」とか、

料理番組などで使われていたら、これもまたいいなと思うのです。



⑤『レンジフェニックス』

特に意味はありません。

かっこいい言葉は何かないかと考えましたら、頭の中に出てきました。

文字数的にも略されていないので、使い勝手はあまりよくないのかもしれません。

「よし、ここまできたらあとはレンジフェニックス!」

料理界の巨匠が自慢の一皿を作りながら、弟子に指示をしている場面が思い浮かびます。



⑥『レンジサンシャイン』

同じく意味はありません。

かっこよさがありつつもう少しスマートさがほしいなと思いましたら、浮かんできました。

「このレシピですとレンジサンシャインすることで簡単にカスタードクリームが作れますので、小さなお子さんと楽しくお菓子作りができると思います」

世界的パティシエによるスイーツ講座での一幕となります。

まぁ、わざわざ「レンジサンシャイン」と使うのかと言えば、微妙ではありますが…。



⑦『電熱適温』

何かこう、漢字で和風に表現できないものかと思いましたら出てきたものになります。

電子レンジを佐藤的に日本語にしてみましたら、「電磁波加熱器」となりました。

これを略した上にアレンジしまして、「電熱適温」としたのです。

う~ん…、いざ書いてみると、和風とか日本的というよりは中国語、ですかね…。



⑧『レンフェス』

「レンジフェスタ」の略となります。

どんな食べ物達が出てくるのだろうと楽しみでもあり、お得にレンジを購入できるイベントのようでもありますね。

ただ、全くもって温めたり加熱調理の要素はありませんが…。



⑨『レンショフェ』

これは、パッと見た感じでは何のことやらわからないですよね。

少し調べたところによると、フランス語で「温める」のことを「ショフェ」と言うのだそうです。

そこで、「レンジショフェ」を略して「レンショフェ」としたのでした。

フランス語にすることでどこかお洒落な雰囲気が漂うのでは、と思ったのですが、そうでもなかったですね…。

ちなみに、文法的に正しいのかどうかもわかりません…。



⑩『レ』

これはもう極限まで短くしてみました。

「レ」だけでレンジで温めるという意味になります。

「これレ?」

「うん。あとこっちもレ」

「わかったよ。何分レ?」

「3分レって書いてあるけど、熱い方がいいから4分レ」

「そっちはカフェオレ?」

「そう、このカフェオレもレ」

「オレ、カフェオレをレ?レトルトカレーレ?」

「レトルトカレーレ、あとスープ用にフカヒレレ」

「こっちの焼いてある肉、ヒレレ?」

「ヒレレ、あと冷蔵庫から出して焼肉のタレレ」

「デザートはクリームブリュレ?」

「そう、食べる前にクリームブリュレレ」

と、いうことで、若い方だと一文字でLINEを返したりすることもありますので、「レ」を考えてみたのですが、まぁ、何と言いますか、わかりにくいですね…。

それにしても、カフェオレとカレーとヒレ肉とフカヒレとクリームブリュレとは、何とも統一感はありませんが、かなり美味しそうな食卓です。



思いついたままに記してみましたが、いかがでしたでしょうか。

どれもが何とも言えないものばかりですが、佐藤個人的には③や⑤はけっこう好きです。

こうして見てきますと、いかに「レンチン」や「チン」が浸透しているかがよくわかりますし、「レンジアップ」も最近よく聞かれる言葉としてかなりしっくりくるなと感じます。

佐藤が今後「レンジアップ」をどんどん使っていくのか、自らが考え出した「ほかほか」や「レンジフェニックス」を広めていくのか、それはわかりませんが、日常の中でレンジを使用する場面はちょこちょことありますので、あれこれ試してみたいと考えているところです。

ブログをご覧の皆様におかれましては、本日ご紹介した以外でレンジで何かを温めることを表現する言葉をご存知でしたら、またはご自身がよく使用するものがありましたら、ぜひとも佐藤までご一報ください。

今夜は枝豆をレンジフェニックスして食べるかどうかを悩みつつ、本日のブログといたします。(本当の意味での悩みは枝豆をほかほかするかどうかより、それに伴う飲み物の方ですが…)

それでは。

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