Thank you!Dansa!

2024年6月14日金曜日

t f B! P L
こんにちは。佐藤です。

これまでにブログ内でも少しだけ触れたことがありますが、佐藤の自宅内には佐藤自身が出勤時などに着替えを行う場所があります。

廊下から続く引き戸を開けるとその中に入ることができ、そこには収納スペースがありまして、スーツやワイシャツやコートなどが全て配置してあり、まぁ、実際には半分くらいは物置に近い状態でもあるのですが、そのような場所を日々使用しているのです。

出発時には自宅の中からそのまま入り、着替えた後は外靴を履いて外出できますし、帰宅時にもまずそちらの場所に入って全ての服を脱ぐという流れになっております。

毎日のように使う場所でありますので、時々床の清掃をすることもあるのですが、実は引越しをした当初から気になる部分がありました。

それは、床の最後のフローリング部分、すなわち、そこから先は靴を履いて歩く玄関ですよ、の直前のところが、わずかに浮き上がっているのです。

佐藤は、施工不良とまでは言えない僅かなものだし、生活する上では問題ないけれども、何となく気になる段差だな、どうしようかな、などと思いながらこれまで過ごしてまいりました。

さて、そのようなことを踏まえた上で、ある出来事となります。

先日、佐藤は寝姿勢がよろしくなかったのか何なのか、腰を痛めてしまいまして、このままではハイパフォーマンスを発揮するのが難しいと判断し、朝、薬を飲むことにしたのです。

佐藤は先ほどご紹介した着替えスペースに自身の薬関係も置いているものですから、リビングから廊下を通ってそちらの場所に移動しました。

そして、引き戸を開け、シートから薬を押し出した、その瞬間です。

ポロッと佐藤の手をすり抜けて落下した錠剤は、見事な角度で床に着地し、そのままタイヤが転がるようにしてコロコロコロコローッと、靴や玄関の方に向かって突き進んでいきました。

着替えスペースの床であれば全く問題ありませんが、さすがに外靴があって砂埃も多々ある玄関の床に薬が落下してしまえば衛生上も気持ち的にもよろしくないわけでして、佐藤は「あ~っ!1つ薬を無駄にしてしまった~!」と瞬時に思ったのです。

より詳細にお伝えするとすれば、落とした薬は「ロキソプロフェン」であり、同時に「レバミピド」も飲もうとしていた中で前者のみが軽快に転がっている状況でしたから、「うわ~、薬の数が1つ合わなくなる~」とも思いました。

しかしながら、佐藤の体勢的に、また腰痛的に、さらには着替えスペースの作りの関係もあり、大事な場面で与えてしまったPKを見事にストップしたゴールキーパーのように豪快且つ鋭い飛び出しで薬の落下をセーブする、ということもできなかったのです。

ところがです、はい、なんと、これ、大変驚いたことにですね、この場面を救ったのは佐藤でもチームの守護神でもなんでもなく、そう、そうなんです、フローリングの段差に引っかかって薬が止まったのでした。

玄関の床、そして佐藤の靴に到達してしまう僅か数センチ前で、ご紹介した気になる段差が、ロキソプロフェンを救ってくれたのです。

佐藤、思わず、「ありがとう段差!Thank you!Dansa!」と叫びそうになりました。

そのままの勢いで、「スタンド―!アリーナ!札幌ドーーム!!」と想像の中のオーディエンスに向かって叫びそうにもなりました。

さて、そんなことはさておき、その後は無事に薬を飲めましたが、この件、実は大切なことを教えてくれたのではないかと感じております。

それは、困るものであっても状況によっては助けになる、ということです。

佐藤の中では、着替えスペースの段差は単純に大工さんやハウスメーカーに対しての僅かな不満でしかなく、たまに拭き掃除をする時に引っかかる場所として困るとしか捉えておりませんでしたが、それが役に立つこともあるのだなぁと感じました。

「無用の用」という言葉があるように、一見すると何の役に立たないようでも重要な役割を担っている場合もあるのです。

薬の転がりをストップすることを想定してこの段差があえて作られたわけではないのでしょうが、それでも結果的には助かりました。

よろしくないなと思っても、何かの役に立つ、これはとてもポジティブで良いことですね。

そう、佐藤の汗かきにおいても、全く役に立たない現象とも思えますが、新陳代謝が活発だと言えるかもしれないわけで、それは良いことなのです。

佐藤が太っていることも、お腹を壊しやすいことも、ついついビールを飲んでしまうことも、他の方に「佐藤はあんな感じだしなぁ、自分はまだまだ大丈夫だな」と勇気を与える結果になる、かもしれないのです。

無駄は少しもない、考え方を変えれば役に立つ、決して何事にも否定的になってはいけない、そんなことを思った佐藤でありました。

よって、現状、佐藤の着替えスペースに置いてある何らかの紙袋も、いつか何らかの形で役に立つのでしょう。

何かでいただいた何らかの景品や粗品も、どこかで何らかの活躍をするかもしれません。

あまり深く考えずに置いておいてたまっているような気がする何らかのレシート類も、そのうち何らかの意味を持つのかもしれないのです。

とりあえず一旦は仮置きで、とあちこちに配置した何らかのあまり使わないネクタイやサイズ的に微妙になってしまった何らかの服なども、きっとおそらくたぶんで何となく、何らかのタイミングで着用することがあるような気もします。

もちろん、あれぇ、この袋の中って何が入ってるんだっけ、などと自分でもよくわからなくなっている何らかのものですらも、何らかの助けになってくれる日がくるはずです。

と、いうわけで、はい、あの、このように言いましたけれども、佐藤、着替えスペースにあふれてきている物達を片付けたいと思っているのです。

何らか何らかで何らか祭りになってしまいましたが、このお祭り状態をそのままにしておきますと、着替えスペースのはずが純然たる物置になってしまいますので…。

整理整頓をしようと考えて数ヶ月間はそのまま、というのはこちらのブログをご覧の皆様と佐藤の間だけでのヒミツといたしまして、本当にどうにかするべく検討しております。

いつかどこかで役立つことを信じるにしても、その保管方法は考えなければいけません。

適切に取捨選択し、段差には感謝をし、長所は短所でも短所は長所、適材適所、などなどあれこれ考えながら今回の出来事を公私共に活かせるようしつつ、日々使うスペースをより快適な場所にしていく予定です。

皆様におかれましても、これはどうなんだろうかという物や場所、あるいは状況によってはそれが周囲のどなたかやスタッフというケースもあるのかもしれませんが、場面によっては助けとなり、役に立ち、輝ける、との思いで捉えていくことを佐藤は個人的におすすめいたします。

ちなみに、整理整頓に向けて収納ボックスを増やすべく、着替えスペース内のサイズを図るために100円ショップでメジャーを買おうと一人で訪れましたら、店員さんより、

「こちらがピンクのクマちゃんのメジャーで、こっちは白のクマちゃんですね」

と、なぜか数ある商品の中から積極的にクマちゃんメジャーをすすめられました。

体型を見てそのようなおすすめになったのか、佐藤がクマちゃんをたくさん集めているようにでも見えてしまったのか、それはわかりません。

様々な施工現場で使うような実用性第一のゴツめのメジャーから、何も描かれていないシンプルなブラックのものもラインナップにはありましたので、スーツ姿のおじさんにおすすめするのであれば一般的にはそのような商品になりそうな気がするのは佐藤だけでしょうか。

まぁ、結果的にはピンクのクマちゃんメジャーを購入しましたが…。

これも、きっと何かの役に立つはずと考えつつしっかり計測します。

それでは。

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