ここ最近のブログでは佐藤の自家用車について何度か綴ってまいりましたが、本日はその続きについて書いていきたいと思います。
まず、先日ですが、無事に新しい車を納車してきました!
と、何事もなく完了した旨を堂々と元気にやや秋っぽい爽やかな風のようにお伝えしたかったのですが、そうもいかなかったのです…。
状況から先にお伝えします。
佐藤の旧自家用ですが、納車の当日、エンジンがかかりませんでした…。
少し前のブログもぜひ見ていただきたいのですが、バッテリーの劣化があり、佐藤の地元でエンジンがかからなくなった後にJAFに助けてもらい、納車までの僅かな日数を乗り切るべく、小まめに始動させるなどして対策を行いながらその日まで過ごしていたのです。
それまではまずまず順調で、エンジンがかからないなどはなく、あとはいよいよラストランに向けて最後という当日、運転席に座って愛車への感謝の思いを描きながら始動を試みたところ、キュルキュルカタカタと音が聞こえて、全く動かなかったのでした。
「ここにきてかいっ!!」
思わず長年共に過ごした車に対してそんな言葉が出てきてしまいましたが、何とも、まぁ、これも佐藤らしいのかなと思いつつ、別れを惜しんでいるのかなと切なくなりながら、JAFに連絡してエンジンをかけていただき、ディーラーに向かったのです。
その間は何事もなく、無事に到着しまして、新たな車がすでに用意されているのを見て段々とテンションが上がってきた佐藤でありましたが、席に案内され、キャラメルマキアートをいただいていたところで、あることが起きました。
いつも大変お世話になっている工場長がやってきて、隣にはいつもの営業担当の方がいる、と思いきや、そこには初めてお会いするお顔が見えたのです。
そして、工場長はこう言いました。
「営業の○○なんですけど、さっき倒れまして」
あまりに自然に、ごく普通の工場長の表情でややにこやかとも感じられる雰囲気でそのようなことを言うものですから、佐藤もな~んだと思いながら言葉を返しました。
「え?倒れた?はっはっは~!またまた~!忙し過ぎてあちこち行ってるんですか~?」
すると、工場長はそこでやや真面目な顔つきになり、続けたのです。
「え、いや、本当にですね、つい30分くらいまえに救急車が来まして…」
「……。えー!!!本当に!?え?え?本当に?今?さっき?え!?なんで?なんでですか!?」
さすがに佐藤驚き過ぎまして、周囲のお客さんの目を気にする余裕もなく、大きな声を出してしまいました。
その日の午前、いつもの営業担当の方とは電話で話をしたばかりだったのです。
状況的には熱中症だろうというお話しであり、工場長も、急に車の説明をすることになった代行の営業担当の方も、全然大丈夫ですよ感が全面的に出ていたものの、佐藤としては職業柄気になる部分もあり大変心配でした。
結果的には、検査をした後にやはり熱中症との診断になったようでして、夕方には本来の営業担当の方よりお詫びの電話がありお元気そうでしたが、日頃から大変慌ただしくしている様子を感じておりましたので、まずは心身共にゆっくりと休んでくださいとお伝えしております。
エンジンの件があり本来の納車時刻に遅れたのですが、もしそれがなかったら大変緊迫した場面にタイミングが合っていた可能性もあり、そうなると佐藤としましては帰り道に落ち着いて新しい車を運転できなかったかもしれません。
そう考えますと、長年乗ってきた愛車が、最後の最後にちょっとだけ気を利かせてのエンジンがかからないだったのかも、と思えたりもして、あらためて心の中で感謝を伝えました。
さて、新しい車についてですが、これはこれで、それはもう、様々な機能があって実に快適です。
たくさんの部分でパワーアップしており、時の流れ、世の中の進化に驚きますね。
ただ、これまでは自家用車に付いていなかったドライブレコーダーが設置されており、前方、後方、そして室内から撮影し録音している状態のため、いつものように車内で歌った際には熱唱している佐藤の様子と歌声が多方向から記録されております。
誰かがそれを見るという可能性はおそらく限りなく低いと思いますが、それでもどこか恥ずかしさがあってこのままでは心から熱唱できないかもしれませんので、音声録音はオフにするべきかどうかを迷っているところです。
逆に、どんどん録音して後から聴き直し、「あっ、これ、今のテイクは高音の伸びが良かったかも」などと本来の目的とは全く異なる使い方が当たり前になってもどうかと思いますしね…。
それにしても、驚くことの多かった納車当日だったなと感じます。
ご紹介したハプニングの他には、以前の納車の時にはなかったように記憶しておりますが、今回はお花とメッセージカード、そして車の前で記念撮影した写真をフォトフレームに入れてプレゼントしてくださいました。
写真は照れくさい気持ちも多少はあったものの、良き思い出になりましたので嬉しかったです。
まぁ、もう少しちゃんとした服装で行けば良かったかな、という思いはありますが…。
機能面では大きく向上し快適にもなった自家用車でありますが、日頃から首こりや肩こりのある佐藤としましてはシートの位置や高さ、ハンドルのポジショニングが非常に重要でありまして、まだその点においてはきっちりとは定まっていない状況です。
色々と試してみながら自分にベストな位置に調整できればと思っているものの、これがなかなか難しいものでして、同乗している者からは「さっきから動かし過ぎじゃない…?」とやや呆れられております。
それでも、佐藤は佐藤の感覚に合うベストポジションを求めて、しばらくは試行錯誤してみたいと考えているところです。
そして何よりも、最も大切なのは安全運転ですので、便利な機能に頼り過ぎることなく、しっかり集中して車を使用したいと思います。
ブログをご覧の皆様におかれましては、ドライブレコーダーの音声録音の有無についてのご意見の他、新たなローンがたっぷり始まって昼食がうまい棒またはにチロルチョコになりかねない佐藤を助けるための差し入れをしたいなどがありましたら、ぜひともご一報ください。
それでは。