あれを忘れ、これを忘れ。

2024年9月3日火曜日

t f B! P L
こんにちは。佐藤です。

いきなりですが、先日の佐藤、自宅に財布を忘れました。

朝、当院の職員駐車場に到着し、車から降りたところで、「あれ??なんか…、やけにスーツのズボンがすかすかするなぁ」などと思い、ポケットに触れましたらスッカスカであることに気が付いたのです。

「さ、財布がないっ!」と焦りまして、すぐに忘れたのではと思ったのですが、記憶を辿りましたら、自宅を出る直前に財布の中を確認しておりましたので、そのような状況の中で持たずに出発するなどはあるのだろうかとより不安になりました。

車の中に落ちているわけではない、カバンの中に入れているわけでもない、他のポケットに入れるはずもない、となれば、自宅の玄関を出てから車に乗り込むまでの間に落としたという可能性が出てくるのです。

敷地内とは言え、このままではまずいとかなりの焦りになり、佐藤は電話をして現状を確かめてもらうことにしました。

すると、あっさりと、「財布、置き去りになってるよ…」との回答がありまして、ほっとしたのと同時に情けない気持ちにもなったのです。

佐藤、こう見えてこれまでに財布を持たずに出かけたということは、おそらく一度もなかったのではないかと思います。

iPhoneを忘れた経験はありますが、財布については持たずに出発しようとしてもその直前で気が付き、そのまま出発することなどはなかったのです。

それが、今回の一件については、直前まで財布を手にしていたにもかかわらず忘れたという初めての事態となっております。

言い訳、と言いますか、原因を冷静に考えるとすれば、確かにその日はこれまでとちょっと違ったパターンで時間が過ぎていく朝であり、出勤準備などいくつかのことが今までにはない新方式であった、という点は理由としてあるのです。

いつもの流れではないことで、それがミスや勘違いや忘れ物に直結するというのはよくあるわけでして、まさにそれが起きてしまったなという感覚ではあります。

それでも、一日過ごす中でふとした時に自身のポケットに手が当たった際などは、思わずため息が漏れそうなほどに自分自身にがっかりしておりました。

そして、財布を忘れたせいでその日の帰り道で済ませようと考えていた買い物は当然ながらできず、一度自宅に戻ることになりましたので予定が色々と変わってしまったのです。

さて、それは先日の月曜日のことだったのですが、翌日の火曜日には、佐藤はより入念に頭の中でシミュレーションをしておりました。

その日もまだ慣れない朝の流れの中で出勤準備を進めておりましたし、ある大切なミッションもあったことから、それらも忘れないように注意が必要な状況だったのです。

ブログの中で何度か登場しておりますが、佐藤の自宅には自身が着替えるための小部屋と言いますか、スペースがあり、玄関と直結しております。

そちらにはスーツやワイシャツや靴下や上着などがあるのはもちろん、財布も車のキーも全て置いてあるのです。

火曜日の佐藤、前日と同じミスはしまいと、心の中で「財布、財布、さすがに今日は財布を忘れちゃいけない…!」と繰り返しておりました。

また、それにより他の忘れ物につながってはいけないため、

「これで今度はiPhoneを忘れたとかはありがちだけど、絶対にそんなことはしないぞ…!カバンも持つ!大事なミッションの件も忘れないようにする…!これで大丈夫!何も忘れ物はないっ!!」

と、確実に確認をして、必要なものを全て持ち、時間的にも余裕がある中で出発したのです。

そして、自宅からしばらく走ったところにあるコンビニに立ち寄り、車を降りました。

そのまま買い物をして、車に戻ろうとした佐藤でしたが、ある違和感を感じたのです。

「あ、あれ…!?なんか、やけにスカスカするなぁ…」

その直後、佐藤、そのまま固まってしまいました。

なぜなら、佐藤、ズボンのベルトを忘れていたのです…。

これには、情けないとか衝撃を通り越しておそろしくなりました。

もしかして朝にシャワーを浴びたつもりで寝癖がついたままだったり、ワイシャツを着たつもりがコンサドーレ札幌のユニフォームだったりしたらどうしようとまで考えてしまったほどです。

佐藤、こう見えて、これまでの長きにわたる社会人スーツ生活の中で、ベルトをするのを忘れたことなど一度もありません。

ベルトは、スーツと共に同じハンガーにかけてあるので忘れようもありませんし、そもそも何も着けずに動き出せば、当然ながらウエストがやや緩いのですぐにわかるはずなのです。

ところが、今回は全く気が付かないほどに、ベルトなどなくても何の問題もなく動けていたのが切なくもありました。

「FUTORISUGI」

なぜかこんなワードが頭の中に浮かんできて、佐藤はフリーズ状態から元に戻ったのです。

それにしても、機能上はこの体型のせいで気が付かなかったにせよ、なぜ着替えている最中にベルトの存在を認識しなかったのか。

そこについては、明確な答えは出せないのです。

おそらくは、他の色々な考え事や忘れてはいけないことに集中をして、着けるのが当たり前になっているベルトには注目しなかったのではないかと思われます。

まぁ、どちらにせよ、うっかり甚だしいことに違いはありませんが…。

そんなわけで、月曜日には財布を忘れ、火曜日にはベルトを着けるのを忘れた佐藤でありました。

あまりに重要且つこれまでに忘れたことのないものを忘れておりますので、佐藤は本当に心配だったり不安がありましたが、でも、大丈夫です。

これも、ブログにできたしなとポジティブに捉えながら、前を向いて進みたいと思います。

9月に入ったとはいえ、気温の高さは続きますし、夏の疲労なども出てきている可能性もあるのかなと考えているところです。

決して、眠い目をこすりながらツムツムに熱中し、「あー!あともう少しでスコアが1億点突破したのに!ルビーが足りないから時間延長ができな~い!!」などと叫びつつ夜更かしをしていることが今回の忘れ物の原因ではありません。

やるべきことと十分な睡眠、考えるべきことと息抜き、そのバランスは難しいところではありますが、休むべき時は休み、集中すべき時は集中し、リラックスしながら秋とはまだ認めたくはないこの季節を過ごしていきたいと考えております。

あれこれやりたいことがあっても、一つずつ、一歩ずつ、佐藤的感覚とセンスと勘と経験と分析と何となくの雰囲気に占いや勢いやまぁいっかとか深くは考え過ぎない部分も適度に適切にいい感じでミックスしながら、進めていきたいです。

皆様、今回の佐藤のようなことがあったとしても、何事も楽しんで過ごしてまいりましょう。

それでは。

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