レースカーテンと慣れ。

2025年3月18日火曜日

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こんにちは。佐藤です。

皆様は、レースカーテンは使用されておりますでしょうか。

おそらくは、ほとんどの方が使用されているのではと推測いたしますが、このレースカーテン、実に色々な機能があるのです。

遮熱に遮像、防炎や花粉対策、採光性能が高いもの、UVカット機能、ミラーカーテンとしてプライバシー保護につながるもの、抗菌と、実に多種多様となっております。

さて、このレースカーテンなのですが、佐藤、今の自宅に引越す際には市内にありますカーテン専門店に行きまして、たくさんの種類の中から迷いに迷い、これだというものを選びました。

性能面はもちろん、やはりデザインも大切ですので、日が暮れてから使用するいわゆる普通のカーテンと同様に、室内にマッチするもの、好みに合うものを考えに考えてチョイスしたのです。

そして、いよいよ新しい家に入居するとなったある日、ハウスメーカーの方や関係者の方々が集まる中で佐藤はリビングへと足を踏み入れました。

その日は実に快晴であり、外からの陽射しが気持ちよく室内に入り込んでいたのを覚えています。

色々な検討と悩みと楽しさの繰り返しの中で入居の日を迎えたわけですが、総じて、全体的には大きなトラブルもなく順調であった、佐藤はそう感じておりました。

新しい自宅の中をぐるりと見回してみても、諸々とお願いをしたこと、修正したところが全て反映されています。

佐藤は清々しい気持ちで部屋の中を確認していたのですが、そんな中で、すぐそばからある声が聞こえてきたのです。

「これ…、全然違うよね…」

何のことやらと思い話を聞いてみると、それはレースカーテンのことでありました。

大変驚くべきことに、あれこれ迷って悩んで決めた、あのレースカーテンとは全く違うデザインのものが取り付けられています。

残念ながら、デザイン的にはまず佐藤は選ばないであろう絵柄のものでありまして、しかもよくよく見ると、最初に発見したリビングだけではなく他の部屋においても、本来とは異なる間違ったものになっていたのです。

ほぼ順調に進んできた中で、最後の最後にこうなるとは、と佐藤は困りました。

カーテン類は全てオーダー品でありましたので、あちらこちら全てがそれらの窓用に作られ、取り付けられています。

特段に変わった大きさや形の窓はないものと認識しておりましたし、高価なものを選んだわけでもありませんが、それでもオーダーでの製作である以上はそれなりの費用が発生しているのです。

もし、佐藤の勘違いで目の前にあるレースカーテンの依頼をしていたとしたらどうしよう、そんなことを思いました。

しかも、カーテン専門店の方は事前にカーテン類の設置を終えていたことから、当日のその場には誰もおりません。

自宅の諸々の設備等に関する説明が控えている中ではあったものの、佐藤はカーテンを購入したお店の担当者の方にすぐ電話をしたのです。

その方は、大変丁寧でお話しがしやすく、知識も豊富でありましたので、僅かなお付き合いではありましたが信頼をしておりました。

電話をかけると、すぐにその方が出てくださいましたので、佐藤は状況をお伝えしたのです。

佐藤:「あの、取り付けていただいたレースのカーテン、全然違うものなんですけど…」

担当者の方:「えっ!?ええぇ~!!そ、そうでしたか…。ちょ、ちょっと調べますね!」

佐藤:「お願いします。何かこう、どこがどうというより、全く違うデザインです…」

担当者の方:「少々お待ちくださいっ!え~と、これが、こうで、あっ!あ~っ!!」

佐藤:「えっ?どうですか?間違ってました??」

担当者の方:「大変、大変申し訳ありませんっ!私、カタログの商品番号を一段間違えて発注書に記載しておりました…」

佐藤:「な、なるほど…。そうなりますと、どうしましょうかね…」

担当者の方:「その、あの…、今って、もうこれからお住まいになりますよね…?」

佐藤:「そうですね、関係者の方は勢揃いしていて、説明を受けるところですし…」

担当者の方:「本当に申し訳ありません。私のミスなのですが、これからすごく身勝手なお願いを口にしようと思います」

佐藤:「は、はぁ…、なんでしょうか?」

担当者の方:「まず、今回間違って取り付けてしまったレースのカーテンは、もともとお選びいただいた商品と性能は全く同じになります」

佐藤:「なるほど、そうでしたか」

担当者の方:「本来のカーテンにつきましてはこの後すぐに手配をしてお送りします。間違ってしまったものなのですが、そのまま差し上げますので、何かの機会にお使いください。もちろん費用はいただきません。そして、大変恐縮なのですが、新しいカーテンへの付け替えはご自身で行っていただいてもよろしいでしょうか…?」

と、このようなやりとりがありまして、正直なところ、佐藤の心の中の本音としましては、「えっ!?ラッキー!」と思ってしまいました。

カーテンはどのくらいの年数で取り替えるものなのかはわかりませんが、いつかどこかで新しくしたい時にも、すでにそれがある状態となるのです。

付け替え自体は自分でも問題なくできますし、何よりも家全体のレースカーテンをいつか新調する費用を考えれば大変ありがたい申し出でもあります。

本当にいいんですか?とお聞きしましたら、何度も謝罪しつつもちろんですとの回答でしたので、佐藤はありがたくその本来のものとは違うレースカーテンをいただくことにいたしました。

ただですね、問題はやはりその見た目なのです。

お伝えしましたように性能自体は全く同じということで安心したものの、普通であればまず選ぶことのないデザインが家のあちこちにあり、特に日中は陽射しが入ることでレースカーテンは目立ちますから、実際に生活をしてみてどうなるのだろうかと思いました。

ブログをご覧の皆様は、この後、どのような展開になったと予想されますでしょうか。

正解としましては、はい、年数が経過した今もなお、その間違ったレースカーテンを使用し続けております(笑)。

なぜかと言いますと、まず第一に、なんだかんだ言ってもいざ付け替えをすると思えばけっこう面倒だということですね。

すぐに新しいレースカーテン、そう、本来予定していたものは届きましたが、何も焦って替えることはないだろうと当時は考えたのです。

また、せっかくなので、しばらく使って、本当に傷みや汚れが出てきてから替えるのが得策ではないのか、そんな思いもありました。

それからは、しばらくしますと、えぇ、これが実に不思議なもので、慣れましたね(笑)。

まぁ、その間違っていたものも、本来の自分の好みではないというだけで、変なデザインなどではありませんでしたので、そのままにしておくと、意外と、これ、何というか、それなりにマッチしているかも、と思えてきたのです。

そんなわけで、もともと取り付ける予定であったレースカーテンは今もなお、佐藤の自宅のクローゼット内で出番が来る時を待っております。

これが、まぁ、ロール状になっているのですが、保管にけっこうな場所を取っているのはちょっとした課題ですね…。

全く想定していなかった荷物ですし…。

おそらく、引越し直後からすでに替えのカーテンをストックしている方は、なかなかいないのではないでしょうか。

本日は佐藤のカーテンに関する体験談をお伝えしてきておりますが、もうけっこうな文章を書いてきたものの、実はここにきて本題となります。

佐藤が思ったこと、お伝えしたかったのはですね、つまりはこの件にも代表されるように、「良くも悪くも人は慣れる」ということです。

全く予期していなかったデザインのレースカーテンを取り付けたにもかかわらず、日々それを見ていると、それに慣れまして、良さすら感じてきました。

代表的な言葉に、「住めば都」があります。

これは、佐藤も実際の経験からその通りだと感じているのです。

業務でも、プライベートでも、大変なことが大変なままでずっと続くということはそうないでしょうが、慣れるという点はとても重要だと思います。

慣れたことでうまくいく、気持ちが楽になる、これはすごく良いことです。

最初の不安がやがて安心や安定に変わる、これも素晴らしいことです。

ところが、あまり良くないものやこと、それらに慣れて染まってしまう、そういった側面も日々の生活の中では起こり得ます。

かつて持っていた考えが、疑問が、ある意味での野心や挑戦心が、時間の経過と共に薄れ、埋もれて、本当は違うかもしれないが当たり前になっていく。

これは、良いことではないなと佐藤は思います。

しかしながら、流されずに、新鮮な気持ちを持ち続けることはとても大変です。

流れに身を任せて、その場やその状況に慣れれば、楽でもありますしね。

もちろん、これは様々な状況によるのであって、慣れることが必要という場合も多々あります。

慣れないことでしんどい場面もあるでしょう。

佐藤としましては、慣れるべきことには慣れ、そうなってはいけないことはしっかりと自分の中で持ち続けたいと考えております。

たまたま寝起きの状態で、朝陽に照らされたレースカーテンのデザインを見て、当時の状況をやや懐かしい気持ちで思い出し、同時に様々なことが浮かんできて本日のブログを書きました。

慣れ親しんだ場所においても、改善や改革やさらなる前進の気持ちは忘れずに、できるところから、新鮮な佐藤になりきってやるべきことをやりきろうと思います。

あの、念のためにお伝えしておきますと、このように書くことで、ものすごい決意が必要なとんでもない何かがあるのかとか、そのように思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、そういうわけではありませんのでご安心ください。

ただ、間もなく4月、新年度を迎える中で気持ちを新たにしようと思ったのです。

新入職員の方などと接する機会があると、これまでにも多々フレッシュさを感じてきましたが、当院の場合は施設規模を踏まえても毎年そのようなスタッフが入職するわけではありません。

また、大変ありがたいことに、人員的にも現状は充足しているのです。

そんなこともあり、佐藤は自ら、セルフ新鮮さを自分の中に作り出し、また連携機関の方々とお会いする機会を通じてフレッシュさを保ち、粛々と、確実に取り組みを進め、慣れることとあえて慣れずにいることを使い分けながら毎日を過ごしたいと思います。

皆様におかれましては、慣れて良かったこと、そうではなかったもの、なかなか判断が難しいケースなど、色々とありますでしょうか。

もしも、何らかの新鮮さや普段とは少し違った要素を取り入れたい、気持ちを変えたいなどがありましたら、佐藤でお役に立てるようであればお電話や直接お会いしてお話しをいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

佐藤、春からも引き続きポジティブに楽しみつつ、がんばります。

ちなみに、予備となったレースカーテンは送られてきた時そのままに何の気遣いもなくクローゼット内で保管されておりますが、今回の記事を書く中で、その環境がシワや黄ばみなどにつながったらどうしようとの思いが出てきました。

カーテン専門店の担当者の方に、もっと早い段階でアドバイスをいただいておいた方が良かったのかもしれません。

もし、もしも、いよいよ登場の時が訪れた際にレースカーテンが使えない状態であれば、ただただ長年場所を取っていただけということになりかねませんが、そのような時は豪快に加工して遊んでみようと思います。

それでは。

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