昨年の7月に、『物置の修理は続くよどこまでも』というブログを掲載したのですが、覚えている方はいらっしゃいますでしょうか。
すぐに何のことかわかったという皆様には、日頃からのブログの閲覧に心から感謝申し上げます。
ありがとうございます。
実はそちらの記事、なかなかのご好評であったということもありまして、続編と言いますか、その後について少しだけ綴ってみたいなと思ったのです。
そもそも、昨年にリリースした記事の内容は、当院の外にある物置の扉が破損し、それを修理しようとしたもののメーカーがわからず、佐藤が様々な困難に立ち向かいながらハプニングを乗り越えて直すことに成功しそうだ、というストーリーでした。
あ、いえ、物語ではなく、実話でありました。
そして、完全に修理が完了したのではなく、その一歩手前でブログは終えておりまして、ラストには何かしら佐藤らしいハプニングが起こるのではないかと綴ったのです。
さて、結論から申し上げますと、そちらの物置、最後の最後になってさらなる何かが起きたのかと言いますと、
これが、
なんと、
なんと、
なんと、
なんとですね、
そうなんです、
そうなんですよ、
実は、
実は実は、
何か、
何かが、
起こりませんでした!
え~、ご期待に添えず申し訳ございません…。
ブログのリリースの後、物置は実に順調に修理を終えまして、本日現在においても大きな問題はなく使用できております。
でも、それが一番なのです。
そのためにメーカーを探しに探して特定し、色々なやりとりがあり、業者さんのうっかりがありつつもさらに依頼を続け、修理を完了させたのですから。
なんだぁ、あんな風に書いていたから絶対に何かが起こると思ったのになぁ、と感じられた皆様もいらっしゃるのではないでしょうか。
佐藤としましても、当時の状況などを考えればきっと最後に何かあるはず、それはどこかで必ずブログでご報告しよう、と考えてはいたのです。
でも、何も起こりませんでした。
その後も、問題がありませんでした。
もちろん、そんなことだってあります。
日々、なかなかの頻度でおもしろい出来事が周囲で起きたり目にしたりうっかりしている佐藤ではありますが、決してそればかりではないのです。
冷蔵庫の中に飲み物を入れようと思っていたのに、手にしていた自身のiPhoneの方を冷蔵保存しそうになったりとか、そのようなことばかりをしているわけではありません。
クリーニングに出すものを袋にまとめ、出勤時に持つのを忘れないようにわざわざ佐藤の着替えスペースと玄関との間に置いておいたのに、それをまたいで靴を履き、そのままになっていることすらも気がつかずに帰宅してから思い出したとか、そのようなケースばかりでもないのです。
無事に、安全に、確実に、ブログの続きはごく平凡な状態で物置の修理は完了しました。
でも、このブログを書くにあたり、昨年の物置に関する記事を読み返しましたら、何とも佐藤的にはその完成度の低さに呆れてしまいましたね…。
ご好評いただいていたところではありますが、佐藤の中では、表現であったり、文脈であったりが微妙だなと思うところが多々あり、お恥ずかしいです。
過去の記事を読み返しますと、実はけっこうそのように感じることはあります。
その時にはそれで良いだろうと思っていても、少し時間を置いてから読み返すとそうじゃない方が良かったなとか、この書き方だとわかりにくいだろうなとか、やや強引だったかなとか、もっと配慮が必要だったかもとか、反省するのです。
ただ、そのように感じたとしても、基本的には修正や加筆などはしません。
それが形として残ってはいるものの、その当時のテンションや表現自体は尊重した方が良いだろうとも思いますし、佐藤の実力不足を認めるしかないからです。
過去のブログをあらためて読んで、足りないものがあれば、今後に向けて適切な努力を重ね、自らの能力を向上させていくしかありません。
佐藤としましては、文章を書くことは実際に会話をする時のコミュニケーションにも深く関連していると考えております。
自分のペースで考える時間が確保されている状態で書く文章において説得力や整理がなされていなければ、リアルタイムな会話のキャッチボールの中で自身の気持ちを的確に伝えたり、相手の方の思いを汲み取ることは難しいのでは、と佐藤は考えているのです。
そういった意味からも、こちらのブログは当院や私を身近に感じていただいたり、皆様への情報提供といったメインの目的だけではなく、佐藤が院内外で多くの方々と携わらせていただく中での適切且つ的確なコミュニケーションに向けた修業の場でもあるのかもしれません。
もちろん、会話にせよやり取りにせよ、それらは技術的なものだけではなく、心の部分、思いやりや信念や優しさが特に大切だと考えております。
文章力や表現力や傾聴力などを向上させたからと言って、当然ながらそれらが円滑なコミュニケーションの全てではないのです。
話が逸れてしまいましたが、とにかく、こうして物置の記事の続編と言いますか、ブログでは途中であったことからの完結編と言いますか、そこまで起承転結が整えられた内容ではないものの、佐藤としましても少し気になっていたところを本日は綴りました。
おもしろくても、おもしろくなくても、ありのままに思ったことや感じたことや書きたいことは書いていくというスタンスですので、このようなブログになっております。
この文章を書いている本日も、ご紹介した物置の前を通ってきましたが特段に何かの変化は感じませんでした。
このまま何事もなく過ぎていくことでしょう。
再び何らかの不具合から始まるどこまでも続く修理、にはならないものと思われます。
決してフリ、ではなく、本当にです。
と、いうところまでブログを書いた翌日、なんと、なんとですね…、清掃スタッフから物置についての相談を受けました…。
なんということでしょうか。
ブログを書いていたがためにそのようなことが発生したなどとは思えませんが、あまりにタイミングが良過ぎてびっくりです。
状況の確認はこの後となるものの、報告を受けた印象としましては、またメーカーさんや以前お世話になった業者さんに連絡をして対応していただくことになるものと思われます。
なかなかに老朽化が進んでいる物置ですが、設置環境や役割を考えますと、現在の場所でそのまま使用するのが現時点でのベストであるため、大きな変化は加えない中での対処が必要なのです。
そんなわけで、本日のブログを綴る前に想定していた内容とは異なってまいりました。
この後はどんな展開となるのか、それはわかりません。
そして、ブログのリリース時期と他の記事との関係から、当初予定していたよりもかなり遅れての本日のご報告となっております。
正直なところをお伝えしますと、先月下旬にリリースする予定で書き上げていたものが本日にまでずれたという状況です。
時間軸やリアルタイムな状態が、何が何やら、わけのわからないことになりますね…。
まだ掲載する前でしたので多少の修正を加えた内容になっておりますが、あれもこれもと変更するのもよろしくないため、ほぼそのままにしております。
とにかく、このブログを書いている時点では物置のさらなる修理が必要であり、昨年の物置ブログに続いて完結しないままの締めとなるのは間違いありません。
皆様が読んでくださっている頃には何らかの進展があるかもしれませんし、おもしろい出来事が起きている可能性もあります。
また機会がありましたら、その後どうなったのかについてご報告したいと思いますので、ぜひ読んでいただけますと幸いです。
皆様、どうかあまりに大きなハプニングはご期待せぬよう、心よりお願い申し上げます。
それでは。