トイレットペーパー。~技と夢のような商品の想像~

2025年7月15日火曜日

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こんにちは。佐藤です。

本日のブログはタイトルにもありますように、トイレに関連するお話しとなりますので、お食事中の場合には読まない方がよろしいかもしれません。

さて、皆様は日頃、トイレットペーパーはどのようなものを使っておりますでしょうか。

佐藤はですね、自宅では2倍巻のシングルタイプを使用しております。

特別に高価なものではありませんが、よくお腹が痛くなる佐藤としましてはあまりに紙質が硬いとですね、こう、なんでしょう、汚いお話しで大変恐縮ですが、何とも、はい、ヒリヒリしてしまっては困りますので、それなりの品質の商品を使っているのです。

シングルにしているのはコストパフォーマンスに配慮した側面もありますし、ダブルですと使い心地は良いもののどこかモショモショとした感じがありますので、そのような意味からもこの選択となっております。

2倍巻のものに切り替えたのはもう何年も前のことでして、なぜそうしたのかと言いましたら、とてもシンプルに、交換頻度が少なくなって楽というのが佐藤的には一番の理由です。

やはりこのあたりは、トイレの使用頻度、一度に使う量が関係しております。

今ですと、2倍巻のトイレットペーパーを手にした時のずっしり感に慣れてしまいましたので、かつて使用していた通常のものを持つとものすごく軽いなという感覚になり、物足りなさを感じるほどになりました。

佐藤の自宅の場合、1階、2階、共にどちらのトイレにも壁にニッチを設けておりますので、そちらを棚として活用し、予備のトイレットペーパーを最大で4個ほど置くようにしております。

こちら、予備がゼロになった際にいち早く補充するのは佐藤です。

なぜなら、佐藤が最も多くトイレットペーパーを使用しているという自信があり、また、残りが少なくなって一番落ち着かないのも佐藤であるため、すぐさま対応しております。

一つ不思議なのは、1階も2階も全く同じ種類のトイレットペーパーを使用しているのですが、なぜか2階の方は乾燥しているような気がすることです。

正確ではないものの、自宅内の湿度としましてはどこもそれほど変わらないと思われます。

なのに、どういうわけか2階だけはトイレットペーパーを使用した際の感覚、特にコロコロと手で巻き取った時の感触が違うのです。

それによって何か大きな影響があるというわけではないのですが、住宅環境のさらなる向上や問題点の把握という意味で、何か新しい発見があるかもしれないため引き続き様子を見つつ、自身の手や、あとは、その、使用した際の感覚、フィット感などを精査していきたいと考えております。

それはそうと、トイレットペーパーの巻き取りに関してまして、現在進行形で大変困っていることを思い出しました。

それは、やけに途切れやすいという点です。

お伝えしましたように、佐藤は自宅で2倍巻のシングルタイプのトイレットペーパーを採用しておりますが、これは商品そのもの、つまりメーカーやタイプにおいても、この何年もの間変更しておりません。

にもかかわらずですね、なぜか、少し前から、巻き取る際にはやけにプツプツと、それはもう頻繁にプツンプツンと途切れてしまうのです。

なぜなのだろう、と佐藤は考えました。

本来はより力を入れて実行すべき筋トレが全くできていない佐藤ですので、腕の筋力が向上してトイレットペーパーを引っ張る力がすごく強くなった、ということはまずなさそうです。

単に、その商品の薄さが変更になった、というのはあるかもしれませんが、佐藤の知る限りではパッケージには何も記されていなかったように思います。(知らぬ間にお知らせもなくさらっと変更というケースもあるのでしょうが…)

あるいは、薄さは変わっていないものの、ミシン目に変更があり、途切れやすくなっているという可能性はあるのかもしれません。

トイレを急ぐケースが増えていることを知った何者かが、体重が増えて動きが鈍くなった佐藤に対してピオリムを唱えてくれて素早さをアップさせ、それに伴いトイレットペーパーを巻き取るスピードがとてつもなく速くなったため、というのはおそらくないと思われます。

メーカーの方に問い合わせたわけではなく、全て佐藤の想像でありますが、何にしましてもこれは困ってしまう事態です。

特に、トイレットペーパーの量がそれなりに必要で、さらに急ぎの場合、それがどのような時かは皆様のご想像にお任せいたしますが(使用方法や活用法もその方により違うでしょうし…)、プツンプツンと次々に途切れてしまうと、かなり焦ります。

また、それにより、細かく切れてしまった欠片がいくつも誕生し、トイレ内にパラパラと落ちているのもまた困るのです。

しかしながら、その理由がわからなくとも、日々トイレの機会は多々あるわけですから、どうにかして快適に且つ安心感を保ちつつ使っていかなければなりません。

そこで、佐藤はトイレットペーパーの巻き取り方をあれこれ考えまして、次のような結論に至っております。

カラカラカラ、コロコロコロ、と何度かにわけてトイレットペーパーを引き出すのではなく、ササーッ、サササーッ、という感じで、一気にある程度の長さまでまずは引っ張ってから手に巻き取る、という方法であれば途中で切れにくい。

その際、角度をつけてしまうと途切れやすくなるため、なるべく水平方向に引っ張る。

これら2点を特に考慮しつつ、焦らず、急がず、確実に、落ち着いて、スマートに、実にジェントルマンに、スーッと、スススーッと引き出して、長さをキープした後に手に巻き取ってから切ると、先ほどお伝えしたような問題は全て解決されます。

ただ、このスキルを習得するにはややコツが必要ですし、自らのメンタルがぶれてしまうと思うようにはいきません。

どんな時でも冷静に、集中して、まるで何かの競技のようでもありますが、そのような技と心が大変大切であると考えております。

競技、と自分で綴って、トイレットペーパーに関するスポーツがあったら楽しそう…、とも思いましたが、資源の無駄使いになりかねませんので、内容を考えるのはやめました。

そういえば、最近ですと、2倍どころか3倍巻の商品も販売されております。

などと書いていてもしかしたらもっと長いものがあるのかもと考え、少し調べてみましたら、なんと、約7倍巻という驚きの長さのトイレットペーパーがありました。

これはすごいですね。

実物を見たことがありませんが、かなり気になります。

ここまできますと、2倍でも3倍でもなく、はたまた4倍や5倍でもなく、「7倍だぁぁーっ!!」のような感じで界王拳めいたイメージも浮かんでまいりますが、こうなるともっともっと長さをと思ってしまうのは佐藤だけでしょうか。

様々な特許と共に情熱と研究成果と現代科学の最高技術と不思議なチカラまでもを全て集積させれば、そう、310倍巻トイレットペーパーの実現も可能なのかもしれません。

そうなりましたら、

「ん?そういや、いつだったかなぁ、トイレットペーパーを補充したのは…」

などと思うほどに長持ちすることでしょう。

あるいは、

「今日サツドラでトイレットペーパーが安いから買おうかと思ったけど、去年買った予備がまだあるからなぁ。あれ?それって、去年じゃなく、一昨年、かな!?」

のようになり、セール情報を気にしなくなるかもしれません。

一方で、

「昔に比べてトイレットペーパーを補充することってなかなかないからなぁ。さて、久し振りに無くなりそうだから、次のトイレットペーパーを準備しておこうかな。え?えぇ!?な、ない?予備が…、ない…!お、お腹が…、い、痛くなってきたのにぃ~」

というように、あまりに長持ちすることで油断につながるかもしれないため、この点は注意が必要と思われます。

なお、310倍巻という夢のような商品の開発秘話についてインタビューしましたら、次のようになるのかもしれません。


〈開発担当責任者:佐藤(以下佐藤)〉
「開発担当の責任者として、やはり310という数字には一貫してこだわっていましたね。これは社長のお名前そのものに由来しておりますし、トイレットペーパーへの愛着をものすごく強く持たれている方ですので、何としても成功して商品化しなければと開発チームが一つになって取り組んできました」

〈インタビュアー:佐藤(以下佐藤)〉
「聞くところによると、300倍巻まではスムーズに開発が進んだそうですが、あと10というところに大変ご苦労されたそうですね」

〈佐藤〉
「そうなんです。単純に長さだけを実現するのであれば問題ないのですが、軽さや耐久性など、一般のご家庭で使いやすくするのにはどうしたらよいのか、そこが残り10のところで壁にぶつかってしまいました」

〈佐藤〉
「そこを突破できたのは、やはりSATO製紙のプライド、情熱でしょうか?」

〈佐藤〉
「間違いなくそれはあると思います。歴代の佐藤社長と社員の佐藤さん達、もちろん私も佐藤ですが、社内一丸となって積み重ねてきた技術と、何よりお客様への思いが難しさに立ち向かうパワーをくれました」

〈佐藤〉
「完成した時の佐藤社長の反応はいかがでしたか?」

〈佐藤〉
「よくやった、これこそがまさに佐藤が造るSATO製紙の佐藤の結晶だ、とおっしゃって、大変喜んでくださいました。私も佐藤の一員として、本当に嬉しかったですね」

〈佐藤〉
「消費者の方々からもたくさんの良い反応が聞かれているそうですし、世間でもとても大きな話題となっています」

〈佐藤〉
「はい、大変ありがたいことにたくさんの皆様からご好評いただいております。特に佐藤さんからは親しみを感じると言っていただくことが本当に多くて、苦労は全て吹き飛びました」

〈佐藤〉
「全国の佐藤さんが310倍巻を使用するとなると、とてつもない流通量になりますね」

〈佐藤〉
「購入したい時にすぐ手に取っていただけるよう、工場でも増産体制で対応しています。一人でも多くの皆様、全ての佐藤さんにご使用いただきたい、それが私達の願いです」

〈佐藤〉
「310倍巻という画期的でこれまでに例のない商品を世に送り出したわけですが、今後の夢や展望はいかがでしょうか?」

〈佐藤〉
「長さや交換頻度だけにこだわるのがお客様の幸せにつながるわけではないというのは、社内でも共有しています。次に開発したいのは、使い心地の追及です。まだ大きな声では言えませんが、310倍の使い心地、これは一つのキーワードになると考えています」

〈佐藤〉
「なんだかまたものすごい商品が出てきそうで、期待してしまいます」

〈佐藤〉
「完成までの道のりは決して簡単ではありませんが、ぜひご期待ください。赤ちゃんからご高齢の方まで、どんなにお腹が痛くても、どんなに高頻度で使っても、全ての佐藤さんも、必ずや満足していただけるような使い心地のトイレットペーパーを開発します」

〈佐藤〉
「まだまだこれからが楽しみですね。本日はSATO製紙株式会社、佐藤部佐藤課、製品開発担当課長の佐藤さんにお話しをお聞きしました。ありがとうございました」

〈佐藤〉
「ありがとうございました。これからも弊社の商品をどうぞよろしくお願いいたします」


え~と、そんなわけでですね、気がつけば、佐藤も予定していなかったのですが、いつの間にか「やや佐藤だらけシリーズ」的なやりとりになっていましたね…。

本日は、トイレットペーパーに対する佐藤の思いや現状をお伝えしてまいりました。

このような内容でも楽しく読んでくださる皆様、最後まで読み切ってくださる方々がいるのは大変ありがたいことです。

ありがとうございます。

トイレットペーパーが途切れる問題は根本解決したわけではないものの、技を身に付けたことで対処しておりますが、今後に何らかの変化があったり進化したテクニックを習得した際には、あらためてブログ内でご報告するかもしれません。

佐藤と同じような状況で、トイレットペーパーの巻き取り時に困っているという方がいらっしゃいましたら、ぜひともお話しをお聞かせください。

それでは。

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