雪虫の新ネーミング。

2025年10月10日金曜日

t f B! P L
こんにちは。佐藤です。

つい2日ほど前、水曜日に、佐藤は今年初で見てしまいました。

そう、雪虫に出会ってしまったのです。

雪虫が正式な名前ではないことや、白いものは何かということ、さらにはなぜこの時期に登場するのかなどについては色々な情報が多々出ておりますので、ここでは綴りません。

ただ、一つだけ言えること、それは、冬が確実に近づいているという事実なのです。

よく、「雪虫を見かけてから○○週間後に雪が降る」、などとも言われますが、そのあたりは正確な情報はわかりませんでした。

ただ、一点だけ確実に言えることは、たくさん飛んでいると困るという現実なのです。

再三お伝えしておりますように佐藤は虫が苦手でありますが、雪虫程度であればそこまで大騒ぎにはなりません。

しかしながら、外を歩いている時に顔や髪にくっついてくるのはかなり嫌ですし、マスクをしていたとしても僅かな隙間から入ってくる可能性も否定できず、さらにはワイシャツのポケットにインしてしまうのも大変困ってしまうのです。

この時期になりましたら、いつ、どのタイミングでどの角度や方向から雪虫が体にくっついてくるかは全く読めませんので、知らない間に行動を共にしていたということは多々あります。

そうなりますと、院内や車内、さらには自宅内におきましても、僅かにムズっとしただけで、「うわっ!雪虫っ!」と思ってしまうのです。

かと言って、あまりに気にし過ぎるのもよくないですし、ただ単に埃や髪の毛がついてモゾモゾと感じるだけだろうとなるべく思うようにすることもできなくはないような予感めいた若干の考えに近い雰囲気も出せるものの、それでも結局やっぱり雪虫であった場合などには、「うひぇぇい!雪虫ぃぃぃっ!」となってしまいます。

とにかく、小さくてたくさん飛んでいるこの雪虫は、防御をするのには限界があり、対応がとても難しいのです。

佐藤の最大奥儀である、「息フーフー」も有効ではあるものの、数があまりに多過ぎるため、いくら自称ヴォーカリストの肺活量をもってしても、全ての雪虫を遠くに飛ばすことはできません。

ものすごい速度で両手を動かして振り払うという技もありますが、残像拳をマスターするくらいのスピードでなければ効果は薄いものと思われます。

比較的、目線付近を飛んでいることが多いような気がしますので、かなり低い姿勢にて移動してはどうかとも考えましたが、これは当然ながら動きにくく、移動速度もゆっくりな上、現在の佐藤のフィジカルコンディション的に限界はすぐに訪れることでしょう。

ほふく前進という方法もありますが、スーツや私服が汚れてしまう上に、通報されてしまうかもしれません。

傘を活用してみてはどうかとも思いましたが、全方位をカバーできるわけでもありませんので、効果は限定的と思われます。

両手にうちわを持ち、常に風を巻き起こしながら歩くなども考えてはみたものの、やはり全ての雪虫に対応するのは難しく、さらには何よりも季節外れ感が満載です。

少しでも違和感をなくすために、佐藤が法被に身を包みねじりはちまきを着けてお祭り感を出しながらうちわを使用する案も浮かんできましたが、まぁ、やはり事情を知らない方からするとかなり怪しいおじさん感が漂ってしまうことでしょう。

あとは、様々なものが素晴らしく進化しているこの現代ですから、こう、なんでしょう、何らかの機能や何らかの現象を利用した何らかの法則による発明品により、周囲の方々にも雪虫にも自然にも優しい形で佐藤の近くに寄せ付けない何らかの機器、があると良いのになと思ったりはします。

それが何か、の答えは出せないのですが…。

雪虫が出たところで、くっついてきたとしても、それはまぁ、とてつもなく大ごとになる可能性というのは低いのかもしれません。

しかし、不快感という部分ではかなりのものですし、佐藤にとっては特にですし、ケースによっては事故などに発展したり健康に影響を及ぼすリスクもゼロではないわけでして、やはりどうにかしていただけないものかなとは思います。

雪虫が生態系の中でどんな役割を果たしているかわからないこその発言でもありますが、すでに発生する前からの対策ができればな、とも考えるものの、もちろんそこには費用のこともありますし、なかなか難しいのでしょうね…。

対策が困難だとすれば、他にできることは気持ちをどうコントロールするかのみです。

そもそも、この雪虫という名称と言うか、通称、これもいかがなものかと思ったりはします。

なんとなく可愛らしいような雰囲気を出している呼び方のような感じがしなくもないのですが、冷静に考えれば、虫、ですからね。

虫は虫でありまして、虫以外の何者でもなく、可愛らしくてもほわほわしていても、虫であるという事実は変わらないのです。

また、雪、もいかがなものかと思います。

ウインタースポーツを楽しみにしている方やそれら関連のお仕事をされている方々には大変申し訳ない発言となりますが、雪が降っても全く、何も嬉しくないのです。

おそらく、大多数の方は雪という響きに対しては「うわぁ…」という感覚かと思います。

雪の降らない地域にお住まいの方からすれば、雪そのものが珍しく、確かに時には幻想的であるのかもしれませんが、生粋の道産子からすれば、「雪=戦いの日々の始まり」なのです。

よって、虫という言葉も、雪という響きも、どちらも佐藤的には好ましいものではありません。

せめて、この呼び名だけでも今後は新しくならないものかと考えております。

たとえば、より可愛らしく、「もしょちゃん」とか。

または、若干何かに似てしまっている感があるもののかっこよさを出して、「スノーメン」とか。

あるいは、高貴っぽい雰囲気を演出して、「カトリーヌ」とか。

さらには、日本らしさ全開で、「一二三左衛門寒五郎(ひふみざえもんかんごろう)」とか。

他には、思いっきりシンプルこれまでの呼び方の頭文字を取って、「Y」とか。

とにかく、雪と虫の組み合わせでむむぅと感じるようなものではなく、もう少し趣向を凝らしたネーミングができたら良いなと思うのです。

そして、もしも本当に佐藤案が採用されたとしたら、ニュースなどではアナウンサーの方が次のようにお話しをすることになります。

「今年もいよいよ、もしょちゃんの季節になってまいりました」とか。

「かなり秋が深まってきまして、通勤や通学の際にスノーメンを見た、という方も多いのではないでしょうか」だとか。

「ついに冬の使者、一二三左衛門寒五郎が登場です。この一二三左衛門寒五郎を見かけると雪が降る日は近い、などとも言われますが今週の天気はどうなのでしょうか。気象予報士の佐藤さんに伝えていただきます。あっ、今そちらの街頭の映像にも一二三左衛門寒五郎が飛んでいる様子がわかりますね。歩いている方々も一二三左衛門寒五郎を気にしているようです」などなどです。

こちらの方が雪虫と呼ぶよりも楽しい感じがして、若干ではありますが困った感が軽減される気がするのは佐藤だけでしょうか。

いつから、誰が最初に雪虫と呼んだのか、どうして今のように定着していったのかはわかりませんが、新しい呼び名を当たり前にしていくためにはやはり皆さんで使っていくことが大切ではないかと考えております。

今回佐藤が提案させていただいた案に賛同していただける方は、このブログを見た直後よりぜひ使ってみてください。

ご紹介したのは浮かんできたものの中の一部でありますので、しっくりこないようでしたら別のアイディアをお伝えすることも可能です。

雪虫に困り冬が近づくことでネガティブになるのではなく、雪虫新時代としてまずは呼び方から変えて、深まる秋をポジティブに過ごしていきたいものですね。

この時期は外を歩いている佐藤がいきなり両手両足をバタバタとさせたりすることもあろうかと思いますが、これはダンスをしているとかそのようなわけではなく、あくまでも平和的に一二三左衛門寒五郎との距離を保っているだけですので、静かに観察するのではなく、ぜひお気軽にお声掛けください。

それでは。

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