【むーたん写真館】~長距離運転とRPG的要素~

2025年10月28日火曜日

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こんにちは。佐藤です。

第45回目となりました『むーたん写真館』、本日ご紹介する写真は次のようになっております。




さんかくやまベェです。

むーたんが市内の医療機関で行われたイベントに参加した際の、何とものほほんとした一枚になっております。

西区の環境キャラクターであるさんかくやまベェですが、なんと、その正体は妖怪とのことで、佐藤は初めて知りました。

しかも、年齢は150万歳とのこと。

めちゃくちゃ長寿ですね。

本来であればやまベェなどと呼んではいけなくて、やまベェさん、いえ、ここまでくるとさんかくやまベェ様、と最大限の敬意を込めてお呼びしなければいけないのかもしれません。

のほほんと、などと先ほどは書きましたが、これも本来はいけませんね。

手に持っている、いえ、お持ちなのは杖、でしょうか。

しっかりとした足取りで歩かれている様子を拝見しますと、杖が歩行の補助目的ではないことがわかります。

つまり、おそらくは、この杖、きっと、そう、不思議な力を発揮する、いえ、発揮されるためのものに違いないのです。

そうなりましたら、佐藤、ぜひ、お願いしたいことがあります。

「さんかくやまベェ様、どうか、どうかこの佐藤からお腹周りについている余計な脂肪分を全てお取りくださいっ…!!」

あまりに、都合のよいお願いですね…。

ここまでストレートではなくても、次のようなお願いを叶えていただきたいものです。

「さんかくやまベェ様、どうか、佐藤のメンタルを真剣にダイエットに向き合えるようなものに変えてくださいっ…!!」

さすがのやまベェ様でも難しいでしょうかね…。

ちょっと違った観点からのお願いはどうでしょうか。

「どうか、この世に存在するシュワシュワした飲み物とそれにベストマッチするおつまみの美味しさはそのままにカロリーだけを10分の1にしてくださいっ…!!」

これもまた、壮大なお願いですね…。

まだまだお願いはたくさんありますが、すでに一枚目の写真からコメントが長くなってしまいましたので、次にまいりましょう。

手稲区Loveの佐藤からしますといつも「ていぬくん」の話題を出してしまいますが、お隣の区である西区のキャラクターにも注目していきたいと思います。




岩見沢市にあるお店のラーメンです。

実はこちらのラーメン、むーたんから写真の提供を受けた時には別のものでした。

そちらはまさにむーたんが食べたラーメンであったものの、こちらについてはチャーシューのみをいただいたとのことです。

なぜ、むーたん自身が注文したメニューではなく、一緒にいた大切な方がいただいたラーメンの写真にしたのか、それには理由があります。

それはずばり、ファイターズです。

皆様ご存知の通り、ファイターズは大変素晴らしい試合を展開し、感動をくれましたが、とても悔しい結果となりました。

普段はあまり野球を見ない佐藤としましても、大切な試合だ、大一番だと声を大にしまして、プシュッ!と何かを開けまして、気づいたらすぐに空いてしまいましてまたプシュッ、という感じで、楽しく盛り上がったのです。

しかしながら、むーたんにつきましては昔からのファイターズファンであるため、がっかり具合が大変なものであり、心境の変化からラーメン写真の差し替え依頼があったのでした。

でも、お伝えした写真は写真で良いものですし、美味しそうだと佐藤は素直に感じております。

以前にブログ内で記したことがありますが、むーたんは自らに課したルールにより、ファイターズやコンサドーレの勝敗が自身の飲酒の有無や食事と深く結びついているのです。

すごいなと思います。

佐藤の場合、勝てばお祝いで乾杯、負けたら次の勝利を願って乾杯、引き分けだったら何となくすっきりしないからとりあえず乾杯、ですので…。

これだと、さんかくやまベェ様でもどうにもできませんね…。




襟裳岬です。

遠いですね。

なかなか訪れる機会がありません。

むーたんによりますと、

「意外にも風の強さはそこまでではなかったです。これより先には何もない感、はありましたね」

とのことでした。

何となくですが、佐藤的にはこのような写真の場所を見ますと、岬の先端に立って空を見上げながら歌い、それを上空から撮影してもらいたいなと思ってしまいます。

この文章を読んで浮かんでくる音楽はおそらく皆様それぞれだと思いますが、佐藤はあの国民的バンドのめちゃくちゃヒットした曲がすぐに出てきました。

その方々の歌はどれもなかなかにハイレベルで大変ではありますが、もう何度も頭の中に流れてきておりますので、帰宅時には車内で熱唱しながら帰りたいと思います。

あ、あと、襟裳町のツブが食べたいです!




広尾町での一枚です。

ぱっと見た感じでは花壇なのかなと佐藤は思ったのですが、全て石で作られているとのこと。

サンタの町としても有名なだけに、この季節であっても写真のようにサンタクロースが登場しているのでしょう。

と、書いていて、思いました。

本日は10月28日、そう、もうクリスマスまでは2ヵ月もありません…。

よくよく考えれば、あちこちでクリスマスケーキの予約は始まっていますし、先日には手稲山がうっすら白くなっていましたし、そんな季節なのですね…。

大人になりますと自分に向けてのクリスマスプレゼントなどは全くもってないわけですが、今年の佐藤の運勢は人生稀に見る幸運らしいため、2025年も少なくなってきている今、何か盛大なHappyが訪れないものかと真剣に考えております。

日頃よりブログを読んでくださっている皆様、そう、今まさにiPhoneやスマホやタブレットやパソコン画面の目の前にいらっしゃる皆様、どうか恥ずかしがることなく、迷うことなく、ちょっとどころかかなり奮発して、佐藤へとクリスマスプレゼントを届けてみませんか?

佐藤はそんな皆様からのお心遣いにより、これからも全力でありのままにそのままにこのブログを書き続けられるのです。

…。

……。

え~、半分は冗談で、その、半分は本気であります…。

何もなくとも、皆様からいただく嬉しい感想と今日もどこかで誰かが読んでくださっているであろうとの妄想だけで、いつも通りにブログは書き続けますが、たまにはサンタさんからのサプライズがないかなと、そんなことをほのかに思いました。

念のために佐藤がほしいものを聞いておきたいという方がいらっしゃいましたら、いつでもご連絡ください。

心より、大きな期待を持ってお待ちしております。




富良野市のニングルテラスです。

こちらにはいくつもの小屋があり、木彫りやハンドメイドの革製品などを販売する工芸村になっているとのこと。

ライトアップされている様子がきれいで、すごく雰囲気がいいなと思います。

そして、どこか隠れ里っぽさを感じるのは佐藤だけでしょうか。

そうなりますと、いつものようなどこかで見たり聞いたことのあるRPG的要素がどうにもこうにも浮かんできてしまいまして、不思議な能力を持つ妖精が暮らしているのではないかとか、そんなイメージが出てきてしまうのです。

そこで暮らしている唯一の人間、その方はなぜか記憶がありません。

村の入口で倒れていたところを妖精達が見つけ、どんな傷や病気もあっという間に治してしまう能力により元気になったものの、過去のことは何も、そう自分の名前すら覚えていなかったのです。

妖精達のように特別な力は持っていませんでしたが、その人間には、なぜか誰にも教えられていないのに得意なことがありました。

それは、写真の撮影です。

村の入口で見つかった時にたった一つだけ持っていたもの、それはポケットに入っていた小さなカメラでした。

村中の誰しもが珍しく思い、そしてどう扱ってよいかわからない中で、その人間はどんな場面でも風景でも、また動物や妖精達も、とてもきれいに素晴らしい構図で写真にできたのです。

やがて、写真は村の中で大変な評判となりました。

それまではその人間のことを「ニンゲンサン」と呼んでいた村の者達も、いつからか「シャシンノムーサン」と親しみを込めて呼ぶようになったのです。

これは、カメラの端に、何かの文字が削れた跡として「MU」と記されていたからでした。

そんなある日のこと、村の外を見張っていた者から報告があったのです。

人間がこの村に向かっていると。

隠れ里であるこの妖精の村に、人間がやってくることはほとんどありません。

しかし、人間が現れた時には、ほとんどが妖精達の不思議な力を悪用しようとしてやって来る者ばかりです。

村の者達は人間がここに辿り着かないことを祈りながら、万が一やってきたとしても見つからないように各々が隠れました。

「スグチカクニキテイルヨ!」

心の中に直接語りかける能力で、見張りをしている者の声が響きました。

村が静まり返ります。

すると、聞こえてきたのは人間の話し声でも足音でもなく、こんな音でした。

カシャッ!

カシャッ!カシャッ!

誰もしゃべらず、誰も動きません。

パシャッ!

パシャッ!パシャッ!

「あれ?なんだろう、なんだか懐かしいなぁ」

耳を傾けて音を聞いていたのは、シャシンノムーサンでした。

「この音、この感じ、すごく気持ちが高ぶって、でも落ち着く感じがする…」

「ニンゲンガハイッテキタゾ!」

一人の人間が村の中に足を踏み入れました。

誰もが気配を消して静かに隠れている中で、シャシンノムーサンだけは窓の隙間からその様子をじっと見ています。

歩いてきた一人の人間、その手には、一眼レフカメラがありました。

そして、よく目を凝らして隅々まで見てみると、一眼レフカメラの端には「MUTAN」という文字が刻まれていたのです。

「あっ!あ、あの文字…!あの人はっ!?」

思わず声を出してしまったシャシンノムーサンに、人間がカメラを向けました。

すると…、

と、まぁ、こんな感じでまだまだストーリーを膨らませたいのですが、とてつもない文章量になりそうなためこのあたりにして次の写真にいきます。

続きが気になるという方は、お気軽にご連絡ください。




浦河町のグリルチキンガーリック風味です。

むーたんによりますと、

「ガーリックがきいていて、お肉はジューシーで、ソースがまたおいしくて、最高でした!」

とのこと。

見るからに美味しそうだなぁ、と思います。

ガーリックって、その味も、香りも、とても美味しくて素晴らしくて、あるだけでものすごく食欲が出てきますよね。

かつて、佐藤はある機会がありまして、大量のにんにくを購入いたしました。

身体にも良いだろうということで、一気にたくさん食べまして大変に美味しかったのですが、その後には、その、あの、お腹が、なかなかに大変なことになったのです…。

せっかくの美味なる写真ですので、これ以上に語るのはやめておきます。

やはり何事も食べ過ぎは注意ですね、ということで、さらっと次にまいりましょう。




イタオマチプです。

新ひだか町にある、アイヌ交流文化センターでの一枚となっております。

イタオマチプとは、アイヌ語で「板のある船」という意味だそうです。

これだけのものを当時に手作りで完成させたというのは、本当にすごいことだなと思います。

想像してみますと、おそらくはいきなりこの完成形になったわけではなく、試行錯誤を繰り返す中でたくさんの苦労があり、その後に実際に海へと出られるようになったのではないでしょうか。

そう考えると、その過程もまたとてつもないチャレンジだなと感じます。

船だけではなく、車も飛行機も、テレビやパソコンやスマホやタブレットなども、今では当たり前に使っている全てのものが、どれも最初の開発段階ではものすごい努力や工夫や情熱が注がれて完成したのでしょうね。

もしもこれがなかったら、というのは日々の生活の中でたくさんあるわけでして、なければどうなっていたのだろうとも思いますので、様々な分野で道を切り拓いてきた方々には心から敬服するばかりです。

佐藤はと言えば、何か大きなチャレンジをして世間の皆様のお役に立つなどということはできそうにありません。

しかしながら、自分なりには小さな挑戦を繰り返したいなと思いますし、このブログにおいては想像やら妄想やらで少しでも皆様に楽しんでいただければと常に考えているところです。

文章を書いて間違えばすぐにやり直すことができ、編集も簡単、そしてスピーディにいくらでもアイディアを書き留めたり仮の文を綴ることが可能で、さらには情報収集もあっという間にできてしまう現代のこの執筆環境に感謝しつつ、次の写真をご紹介いたします。




釧路湿原の展望台の中、の天井です。

なんだか、芸術的な雰囲気を感じる建物だなと思います。

なんとなく、お城の中のような印象も受けますね。

そうなりますと、どこかで見たり聞いたことのあるようなあの有名RPGゲームの世界観がどうしても浮かんできてしまいます。

このお城の中にいる王様は、こう言うのです。

「むーたんよ、おぬしにこれを授けよう」

それは、一眼レフカメラでした。

そのカメラの端には、むーたんの名前を意味する「MUTAN」の文字が刻まれています。

「かつて、この世界を救うべく立ち上がった勇者もおぬしと同じ名前、同じ顔つきで、何よりも写真の腕は右に出る者はいなかった。しかし、その勇者はこの国には帰って来ておらぬ。一度は平和になったこの世界は再びの危機じゃ。そのカメラとそこに刻まれた名前が必ずやおぬしの役に立つであろう。頼んだぞ、むーたんよ…!」

こうして、むーたんは世界を救うべく、そしてかつての伝説の勇者を探すべく、不思議な力を持つという妖精を探すための旅に出たのでした。

と、いうわけで、またしても、ついついどんどんお話しが展開してしまいそうですので、ここでストップしておきたいと思います。

さらなる展開を読みたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報ください。




あえて何の写真であるかは記しません。

皆様は、こちらを見て何を感じますでしょうか。

ヒントは帯広市です。

いかがでしょう。

さらなるヒントとしましては、「長」ですね。

どうでしょうか、何か閃きますでしょうか。

もっとヒントをとなりましたら、それは「崎」です。

ここまでくるとわかった方も多いのかもしれませんが、ラストヒントでいけば「屋」ですね。

そうなのです、こちら、過去のむーたん写真館でも登場したことがある、帯広市の長崎屋跡地となっております。

以前にご紹介した際にはまだ建物は残っておりましたが、現在はご覧のような状況だそうです。

なんとも、切ないですね。

帯広駅前にあった長崎屋は、佐藤が学生であった頃から社会人になってからも、またその後におきましても帯広市を訪れた際には立ち寄っておりました。

佐藤の中では駅前を象徴する建物との認識でありましたので、無くなってしまうこと自体が寂しかったのですが、こんなにもすこーんと、スパッと空が見えるほどに何もないのもまた、えぇ~!?という感じで、しょうがないもののなんだかなぁと思ってしまいます。

おそらくは今後、また新たに何らかの建物ができるのでしょうが、いつの日にか、「帯広駅前の長崎屋かぁ、懐かしい~」という話題のみならず、「え?何ですかそれ?駅前ってそんな感じだったんすか?」的な会話になると、きっとその時点での年齢を感じてしまい、とても複雑な思いになってしまいそうです。

もちろん今佐藤が暮らしているここ札幌においても、出身地においても同様のことがあるわけでして、あれこれと思うところはありますが、過去の建物について語るのはわかる者同士だと盛り上がって良いのかなとも考えたりはします。

どこかで、ブログのアイディアの一つとしてそのような内容が登場するかもしれません。

こちらの長崎屋跡地に何ができるのか、ご存じの方がいらっしゃいましたらぜひ情報提供をお待ちしております。



そんなわけで、10月のむーたん写真館をお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介した写真を撮影するにあたって、むーたんは様々な場所を訪れており、ものすごい距離を自らの運転で走行したとのことです。

佐藤も稀に長距離ドライブをすることはありますが、率直な感想をありのままにそのままにお伝えするとすれば、「助手席か後部座席が最高です」ということになります。

運転が好きな方、長距離をものともしない方、すごいですよね。

次回以降のむーたん写真館はどのような内容になるのか、それはまだ佐藤にもわかりませんが、遠い場所でもご近所でも何の写真であっても、感じるままに想像力を駆使して楽しく綴りたいと思いますので、ぜひまたご覧いただけましたら幸いです。

なぜかずいぶんとRPGゲームをプレイしたくなっている佐藤でありますが、自分で納得するほどの時間を費やせるかというとかなり微妙なため、やはり短時間のツムツムでリフレッシュする程度に留めたいと思います。

それでは。

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