皆様は、冬期間になりますと出勤時や通学時の起床時間に影響はありますでしょうか。
佐藤はあります。
おそらく、ここ北海道のように雪が降り路面が凍結するような地域におきましては、やはり春夏秋と同様の時間帯に出発というわけにもいかないかと思われますので、どのような通勤方法であれ、冬の間は早めの行動となるのではないでしょうか。
佐藤におきましては自家用車での通勤となっておりますが、心に余裕を持って運転をしたいですし、渋滞も考えられますし、本格的な冬のシーズンには除雪をしてからの出発というケースも多々ありますので、かなり早めに目覚めるようにしております。
正直なところ、そこへの切り替わり時期というのは若干ネガティブな感情が出てきまして、「また早起きの日々かぁ」とか、「前日は早めに寝ないといけないな」とか、「滑る道を運転するのは嫌だな…」などと思ってしまうのです。
ところが、余裕に余裕を持って、万が一の天候不良等に備えて早起きをしますと、準備から出発から当院到着までの間になかなかの隙間時間が発生しましてですね、そこがなんともいいなぁと思う場面が出てきます。
そのような時間というのは意外と活用できる上に、僅かではありますが楽しさすら感じるのです。
若かりし頃におきましては、いつもギリギリまで寝ておりましたし、冬になっての早起きに対してのぼやきも今の7割増しくらいであったため、そのような感情は全く出てきませんでした。
もちろん、このおじさん街道を堂々と行進中の佐藤におきましても、冬の早起きを心から楽しむというレベルにまではまだ到達しておりませんし、毎朝4時には自然と目覚めますということでもありません。
ただ、ちょっとした時間的余裕があることで何かについて思案したり、調べものや趣味的なものに活用できるのがいいなと思うのです。
しかも、道が混んでいてもほとんどの場合において慌てることがありませんので、気持ちを落ち着けて運転できます。
そもそも運転というのは、広く考えれば、自分自身だけで成り立っているわけではありません。
目の前の車両、後ろの車、左右を走るドライバーの方々、その時々で、周囲の皆様の運転がどうであるかにより、色々と状況は異なってきます。
たとえば、前方の車が凍結路面で急ブレーキを踏んだとなれば、こちらにも大きな影響が出るのは間違いありません。
また、隣の車がかなり接近していると、ガタガタした路面状況の時にはぶつからないかとひやひやしてしまいます。
あるいは、信号が青から赤に変わるかどうかで交差点付近を通過する場合、右折する時、などなどの場面において、自身のすぐ後ろの車が焦って車間を詰めてきたとしたら、それもかなり落ち着きませんよね。
そのため、佐藤的には、安全運転というのはみんなで作るもの、という考えがあります。
お互いに気遣って運転をする、これが大切なのではないでしょうか。
気遣いをするためには、余裕が必要です。
遅刻寸前とか、眠いとか、そのような状態では余裕を持てるはずもありませんしね。
まぁ、そうは言いましても、時には寝坊をしてしまったり、日々の疲労から眠気があるですとか、そのような場合はあることと思います。
佐藤におきましても、お腹が痛いから急ぎたいという大変困る事例はあるのです。
でも、大事なことはなるべく、できるだけ余裕を持って、そうなるように日頃から心がけてマネジメントをして、いざ運転となれば自分のことだけではなく周囲の方々にも気を配りながらのドライビングをする、これが最適だと感じております。
そのような意味では、昨今の佐藤が実践しているかなりの早起きはやはりとても良いことなのでは感じますし、佐藤自身が運転時に周囲の方々に対してプレッシャーをかけるような事態はまず避けられるものと考えているところです。
先日はいきなりのなかなかな積雪と共にとてつもなくツルッツル路面となりましたので、早速この冬時間を採用し、久々にかなりの早起きをしました。
当日にはそれほど大した内容ではなかったものの、自宅内においては予想外の工程等が発生したのですが、早起きのミッションを予定通りに実行したことにより、時間的にも心理的にも余裕を持って通勤できております。
久し振りの感覚だなぁと思いつつ、その日の予定などをしっかり頭の中でシミュレーションできましたので、慌ただしくなっている最近においてはそこも良かったです。
ブログをご覧の皆様におかれましては、本格的な冬が近づく中での早起き事情、そしてその時間の活用などはどのようにされておりますでしょうか。
いわゆる朝活、的なものにもつながるかと思いますので、佐藤としましてはかなり余裕を持って起床することをおすすめいたします。
まぁ、佐藤の場合は朝活と呼べるほどのものをしているのかと言えば全くそのようなことはなく、また雪がなくなり春になればギリギリではないにせよ、冬ほどの余裕を持たなくなるためあくまでもこの季節限定のものではありますが…。(佐藤的安全運転基準を守るための時間的余裕は必ず確保しております)
ちなみに、運転時における周囲からの圧を感じる方はおそらく一定数いらっしゃるかと思いますし、佐藤も「自分はより安全にゆっくり走りたいのにな」と感じることは特に凍結路面では多いわけですが、万が一にでも自らのペースに合わないリスキーな車両が前後左右のどこかにいた場合には、ある方法が有効です。
それは、自分を貫くこと。
もっと簡単に言うと、マイペース、ですかね。
このブログっぽくお伝えするとすれば、佐藤的方針の緩やかな実践、でしょうか。
結局のところ、運転中に様々な状況から判断をするのは自分自身でしかありません。
たとえ周りの方々がまだまだいけるよスピード出せるよと思っていたとしても、今のは交差点にGoでしょう、と感じられるような雰囲気があったとしても、自分的にNoならNoであり、自らの基準と方針による安全の確保が真の安全であると考えます。
運転技術も判断力も車の性能もタイヤの摩耗具合もそれぞれが異なる中で、無理をして誰かに合わせる必要はありませんので。
特に、冬の路面と天候であればなおさらです。
だからと言って何が何でも自分を貫き通すのだという強い決意はありませんが、緩やかに、リラックスして、周囲のご迷惑とならないのであれば自分のペースで、安全かつ安心な運転をするのが何より大切だと考えます。
皆様、どうかお互いに、それぞれに、周囲のドライバーの方々に対しては「なんだよ」というような怒りや「なんで」というような焦りは持たずに、様々なご事情があるのでしょうと考えつつゆとりを持って過ごしましょう。
直近の実例としましては、先日の朝のとてつもない凍結路面と渋滞が各地で発生している中での出勤場面にて、より滑るのが確実な橋の上からの下りというところで、右折専用レーンより急遽車線を変更して佐藤の目の前に出てこようとしている方がいらっしゃいました。
大変に焦ったものの、そのまま直進を貫くのではなく何とか安全を確保しつつ減速しまして道をお譲りしましたら、その直後には交差点に差し掛かり信号が点滅しそうであり、滑ることを踏まえて減速したため前方車両との間はかなり空いておりましたが、右折待ちであった対向車線の方は無理に曲がるでもなく待機されていたことから何事も起こらなかったのです。
まぁ、ちょっとイメージしにくかったかもしれませんが…、とにかくですね、余裕と予測と優しさと周囲の皆様の配慮によって作り出された理想に近い安全確保の場面であったように思います。
あの状況ですと、そのまま一旦は右折専用レーンから曲がってみてはいかがでしょうかという心の声が出なくもない状態でしたが、そんな時こそ本日お伝えしたような気持ちと冬時間の実践が役に立つのです。
きっと、その方はこの一連の出来事により、遅刻を回避できたなどにつながっているはずです…!
まだ11月なのに、という言葉が繰り返されたつい先日の天候と路面状況であるものの、この後は少し暖かくなりそうですので、ここでまた少し落ち着いて、あとは本格的な冬の訪れが少しでも遅くなるように願いたいと思います。
皆様、周囲への配慮と協力をしつつ、くれぐれも安全で安心な運転でまいりましょう。
それでは。