皆様は、「アペロ」という言葉をご存知でしょうか。
これは、シュートがめちゃくちゃうまくて決定力の高いサッカー選手の名前、ではありませんよ。
また、現代アートにおける世界的な芸術家で、スイカ丸ごとをシンプルに床へと置きそのすぐ横に一本の棒を配置したことで高い評価を得た方、でもありません。
あるいは、コーヒーの香りのみをほのかに料理にまとわせるために使われる大変高度な技法、などでもないのです。
さらには、世界各地で映画化され各国での興行収入の記録を塗り替えている作品の原作である小説のタイトル、というわけでもありません。
もちろん、暑い季節に清涼感を演出すると共に僅かな風でもひらひらと揺れることで実際に涼しさを感じられる日本の風鈴をモチーフにしたファッションアイテム、ともまた違います。
はい、まぁ、これらは全て佐藤の想像によるフィクションでありますので、どれもこれもが正しいわけではありません。
本当の「アペロ」というのは、フランス語で「食前酒」を意味する「アペリティフ」の略となっております。
フランスでは、本格的な食事の前に軽くお酒を飲みつつ軽食をつまみ、家族や友人達とおしゃべりを楽しむという習慣があり、これをアペロと呼ぶのだそうです。
夕方など早い時間帯から始まることが多いようでして、気軽に簡単なおつまみでというのが大切であり、とにかく会話を楽しむ時間になっているとのこと。
多くの方がこのアペロを楽しんでいるようですし、しかもですね、なかなかに長い時間続いて、いつまでも夕食が始まらないなどということもよくあるようです。
佐藤はこれまでこの言葉を知りませんでしたので、たまたま何かで見て調べてみたのが最近のことなのですが、率直に、素直に、ありのままにストレートに感想を綴りますと、
「な、なんという素晴らしい習慣なんだ…!」
と、思いましたね。
家庭においては「アペロにしましょう」とさらっと始まり、友人同士などでは「今日、アペロしない?」と軽い感じでお誘いするということで、その雰囲気がすごく良いなと思いますし、何よりも、何よりもですね、夕食が始まるまでの時間を食べ飲みしつつ過ごすというこの点が、とにかく素晴らしいなと佐藤は感じるのです。
しかも、外食というよりも自宅内で行うのが基本的には多いようですので、それもまたリラックスするという意味ではとても良い習慣だなと思います。
佐藤、アペロを知ってからというものはついついこの言葉を使ってみたくなりまして、使うからにはただ発するだけではなく実際に本場のそれそのままに実践しなければということで、ちょこちょこと夕食前に楽しんでいる最近です。
気軽に友人を誘ってというのはお互いの翌日のお仕事や家族のこともありなかなかハードルが高いものの、家庭内におけるアペロであれば開催し放題となります。
ただ、この家庭内におきましても、「アペロしよう!」と佐藤が言ってみたところでそこにのってくれる者は限定的なわけでして、しかも、何とも粋じゃないなぁと思うのは、「それ、いつも通りにごはんの前に飲んでるだけじゃない?」との言葉が聞かれることなのです。
そんな時の佐藤はですね、「いやいやいや、これ、アペロだから。ア、ペ、ロ、楽しいおしゃべりの時間ね。そう、はい、いつでも、どうぞ、質問、リクエスト曲、生い立ち、地域の出来事、コンサドーレの来シーズン、なんでもカモーン!」と言ってみます。
そちらに対してのリアクションがあるのかと言えばそれほどではないものの、まずは身近なところからこの素晴らしい習慣を浸透させていくべく、「アペロとは何なのか。~その効果と楽しさ及び佐藤に与える好影響~」というテーマで日々語るようにしておりますので、今後は少しずつ状況が好転していくかもしれません。
それにしてもですね、これまでにブログの中でもお伝えしてきましたように佐藤の最も好きなお酒はシャンパーニュでありますので、どうにもフランスとのつながりは強く感じてしまいます。
こちらも以前にお伝えしましたように佐藤の一番好きなカラーはブルーでして、なんと、サッカーフランス代表のユニフォームには青系が多いですしね。(それを言うと日本代表も、イタリア代表もそうではありますが…)
あとは、学生時代にはブリーチをして金髪スタイルの時代があったのですが、その頃には周囲より「目立つというよりも、違和感がないというよりも、なんか、すごく自然…」との感想がとても多く聞かれ、実際のところなぜだか黒髪よりもゴールドの方が佐藤的にも落ち着くなぁという感覚であったのです。
さらにですね、たしか、6歳の頃の佐藤が保育園で描いた初めての国旗、これはおそらくフランスのものであったと記憶しております。(イタリアであった可能性も、僅かにありますが…)
なぜその当時にフランスを選んで描いたのか、その理由は定かではありません。
ちなみに、その保育園時代、「お父さんの背広姿を絵に描いてみよう」という日があったのですが、佐藤はこの「背広」の意味がわかりませんで、「えぇ…!?そんなん、普段着てるとこ見たことないしなぁ…」とあれこれ悩んだ上で、全身がブルーのスーツ姿の父を描いてみたというエピソードもあります。
何かこう、やはり昔から青に惹かれる何か、そう、何かがあったのでありましょう。
話しがやや逸れてしまいましたが、とにかく佐藤はアペロっていいなぁと思い、特に最近のように日が長くなっている季節においては、本場に近い雰囲気で楽しんでいきたいなと考えているところなのです。
なお、フランス語で「アペロしない?」とか「飲み始めようか?」と言う際には、
「On va faire l’apéro?」
と、言うとのこと。※正確かどうかはわかりません…。
読み方としましては、
「オン ヴァ フェール ラペロ?」
と、なるようです。※正しいのかはわかりません…。あと、発音的にはラペロになるんですね…。
佐藤はフランス語はまるで話せないものの、せめてこの言葉だけはしっかり覚えて使っていきたいと考えております。
一点気になるところとしましては、あれこれ調べているうちに、約7割もの方が週に1度以上はアペロを楽しんでいる、と見つけたことです。
え~と…、これ、たくさんの方々が楽しんでいますよというデータなのだと思いますが、佐藤的には、アペロって、毎日のようにするわけじゃ…、ないのですね…、という気持ちでありました…。
でも、さらに調べてみると、中には日々生活の一つとして夕食前にアペロをという情報も見つけましたので、個人差と言いますか、色々なパターンがあるのでしょうね。
佐藤がどのくらいの頻度でアペロを行いたいのかという点につきましては皆様のご想像にお任せいたしますが、本場フランスの習慣や実際の生活などに詳しい方がいらっしゃいましたら、ぜひ色々と教えていただけますと幸いです。
佐藤的にはもちろんお酒があってリラックスするのが最高ではあるものの、フランスでは子ども達を含めてのアペロというのも一般的なようですから、アルコール類ではなくてもジュースやお茶などそれぞれに好きなドリンクと軽食で楽しむのが一番なのだと思います。
大切なのは、日々の中でそのような時間を持つこと、コミュニケーションを大事にすることなのではないでしょうか。
佐藤としましては、良いと思ったものは積極的に取り入れていく方針でありますので、本日お伝えしてきましたようにアペロをどんどん楽しみ、フランス語を発し、リラックス&コミュニケーションで過ごしていきたいと考えております。
皆様がたまたま佐藤を見かけた際に、「オ、オン…バ、ヴ、ヴァ?オン、ヴァ…フェ、フェール…アペロ!いや、ラペロ!」などと口にして練習している様子でありましたら、ぜひとも元気に「トレビア~ン!」とお声掛けください。
それでは。