班長の佐藤です。~その2~

2022年6月24日金曜日

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こんにちは。班長の佐藤です。

先月のブログ、『班長の佐藤です』の中で、今年は自宅がある町内会における班長を務めさせていただくことになったとお伝えしました。

班長に関するアドバイスなどがありましたらぜひご一報をと書いたところ、早速友人が連絡をくれまして、自身の経験に基づく助言をもらえましたのでとてもありがたかったです。

さて、班長と言えば最大の業務はやはり「町内会費の集金」かと思いますが、佐藤、この最大にして最難関と思われるミッションをすでに完遂させております。

事前の情報にて、佐藤が担当する班の方々は皆さん年払いで一括支払いをしていただけるとのことでしたが、まさにその通りとなりましたので大変助かりました。

佐藤が引越してきた際にご挨拶を行った方々につきましては、日頃そこまでのつながりがない方でも、やはり面識があるという点が大きく、気さくに迎えていただくと共にあれこれとお話しをする展開にもなったのです。

あらためて、最初のご挨拶は大切だな、と実感しております。

多数の方々につきましては初対面となりましたので、集金に伺う際にはやや緊張感もあったものの、皆さん良い方ばかりでしたので、今後長きにわたってこの地に住み続けることを考えましても本当に安心いたしました。

ただ、何点かは多少のおもしろエピソードがありましたので、ご紹介いたします。

まず一つ目です。

佐藤が、あるお宅のインターホンを押したところ、旦那様が出られましたので、

「町内会費の集金できました。3班の班長の佐藤です」

と、お伝えしました。すると、

「あぁ、いいです。いいですいいです」

とのお答えでしたので、納めていただけないのかな、事前情報とは違うなと不安になりながらも、

「あ、あの~、また別の日に伺った方がよろしいですかね?」

と、お聞きしましたら、

「えぇ、そうですね。えぇ、いいです、いらないです」

とのご返答でしたので、

「え!?え~と、町内会費なんですが、納めていただくのは難しいですかね?」

と、聞いたところ、お部屋の奥からと思われる奥様の声が、インターホンからではなくドアの方から直接聞こえてきまして、

「ちょっと!お父さん!町内会費!町内会の集金だから!!」

と、響き渡ったのです。

どうやら、佐藤のことを何かのセールスと勘違いされていたようでして、直後に奥様が玄関先に出て来られた後に無事に集金となりました。

またどこかでお伝えする機会もあるかもしれませんが、実は佐藤、お店で買い物をしているとすぐに店員さんと間違われてしまい、お客さんからあれこれと質問を受けてしまうという経験が過去に何度もあります。

そんな佐藤の特性もありますので、インターホン越しであったとはいえ、また店員さんとセールスの方とは違うとはいえ、何か町内の者ではないような雰囲気を感じてしまったのかもしれません。

二つ目のお話しです。

あるお宅にて佐藤がインターホンを押しましたところ、

「えっ!?あれ?今日ですか?すいません!今行きます!」

との声が聞こえてきまして、佐藤が何者であるか、そして何をしに来たのかも一切お伝えしなかったのですが、いきなりドアが開いたのです。

佐藤、事前に皆様に向けてのご依頼文を回覧しておりまして、この期間のこの時間に集金に伺う予定ですと記してあったのですが、佐藤の書き方がわかりにくかったか、もしかするとその文書を見て何かを勘違いをされたのか、そんなところかもしれないなと思いました。

そして、出てこられた方に、

「先日、集金のお願いの紙を回覧させていただいたのですが、本日以外の日の方がよろしかったでしょうか?」

と、お聞きしましたら、

「ん?あれ?荷物!?あっ…、すいません、荷物が届くの明日に指定していたので、それが今日来たのかと思いまして…。町内会の、集金ですよね…?」

とのお話しになりました。

笑い話になりつつ無事に集金はその場で完了いたしましたが、佐藤、別のお宅に向かって歩きながら自身の服装をあらためて見返し、そんなに宅配業者さんっぽいかなぁと考えましたが、どうにもこうにもそのような要素の全くないスタイルでしたので、何とも不思議な気持ちになったのです。

ただ、ただですね、佐藤、すぐに店員さんと間違われるものですから、たとえその日の服装が宅配業者さんとは全く違ったとしても、何らかのオーラを感じ取ってしまったということはあるのかも知れません。

正直なところ、佐藤としましては、いえ、班長佐藤としましては、あまり確認をせずにドアを開けてしまったことに対する防犯面の部分が心配なところではあります。

最後に三つ目のお話しです。

先にお伝えしておきますと、誰かに間違われたお話しではありません。

確実なことではないのですが、おそらく、たぶんですが、あるお宅に訪問した際に出てこられた方は、佐藤の知っている方でした。

お互いにマスク着用であり、尚且つ短い時間でありましたし、最後に会って、と言いますか見かけてからは年数が経過しておりますのでわかりませんが、きっと、面識のある方です。

個人情報等々もありますので、ブログ内でこれ以上に詳細をお伝えするのは控えさせていただきますが、集金名簿のお名前を見た時からもしかしてとは思っていたものの、本当にそうだとはかなりの驚きでした。

どこで、どのようなつながりができるかはわからないものです。

その方とは特段何かあるわけではなく、仲が良いとか悪いとかの関係でもありませんでしたし、また、自宅の位置関係からも顔を合わせる機会は少ないものとは思いますが、これはなぁ…、変な行動はできないなぁ…、というのが三つ目の出来事で感じたこととなります。

まぁ、そんなにおかしな行動をとっているわけではないのですが…。

それでも、やはりプライベート感が満載の生活の一幕では、寝癖がついたままでお腹のぜい肉が目立つ服装のまま草むしりを、いえ、KUSAMUSHIRIをしたり、鼻歌を歌いながら庭にいたり、車内の片づけをしながら熱唱したり、家の中から外に聞こえるくらいの勢いで歌ったり笑ったりドタバタしたりはしているのです。

生活、とはそのようなものでしょうし、長いお付き合いになるご近所さんに対してかっこつけてもなぁと思ったりもしますので、ご迷惑にならなければいいのかなと考えるようにはしておりますが、とにかく最後のエピソードはびっくりでした。

以上が最大の任務である集金業務での出来事です。

あとは毎月の広報誌などの配付はありますが、こちらはそれほど問題ではありません。

今から冬の心配はありますが、まぁ、長い距離を歩くわけでもないですし、大丈夫かと思います。

一方、様々な制限が解除されつつある今、お祭りなどのイベントが復活するかもしれませんので、そのお手伝いなどでオファーが来る可能性があるのは若干気がかりです。

あるのか、ないのか、手伝いはどの程度なのか、そうこう考えているうちに何もないまま佐藤の班長の任期は満了となった、という展開が理想ではあるのですが、どうでしょうか。

今回、普段なかなか会話をしない方々と直接お話しがができたことは、班長を務めさせていただいているからこそかと思いますので、その点は本当に良かったです。

どこかでチャンスがあれば「シャンパン班長の佐藤」(前回の班長ブログをご参照ください)を使おうかと思っておりましたが、残念ながらその機会は訪れませんでした。

もし、お祭りのお手伝いをすることになれば、その勢いやテンションと共に「こんにちは。シャンパン班長の佐藤です」と言ってみようかなと、少しだけ考えております。

面識のある方々が一気に増えた今回でありますが、しっかりとした生活は送りつつも、決して恥ずかしがることなく自分を適度にさらけ出しながらプライベートの毎日もエンジョイしていきたいと思っている今日この頃です。

しかしながら、ご近所の方より、「あの~、もしかして佐藤さんって、ていね泌尿器科でブログを書いてる佐藤さんなんですか?」と聞かれましたら、さすがにこのブログのありのままっぷりを考えると少し焦ってしまうかもしれません…。

班長の佐藤シリーズ第3弾をお届けする日が来るのかどうかはわかりませんが、引き続き皆様からの班長経験談やアドバイスはぜひいただければと思いますので、ご連絡をお待ちしております。

それでは。

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