探し物は…。

2022年7月26日火曜日

t f B! P L
こんにちは。佐藤です。

本日は本題をお届けする前に、まずは佐藤のデスク周りについてお伝えする必要があることから詳細を記したいと思います。

現在、佐藤のデスクの前面には机の幅と同じ低めの台を設置しておりまして、その上にパソコンのモニターを置いている状況です。

モニターの左右には多少の余裕がありますので、ちょっとした書籍であったり付箋であったり、いくつかの物を置くなどして活用しております。

また、台の下はスペースがあることから、比較的すぐに必要となる書類や確認する頻度の多い資料などをクリアファイルに入れて置いてあるのです。

デスクの右側には袖机があり、これは移動式のものですので正式にはインサイドワゴンと呼ぶようですが、その中にはすぐに使わない資料や事務用品を入れております。

さて、先日、佐藤はある業者さんから見積書をいただきました。

それよりも少し前に同じ方から別の見積書をいただき、クリアファイルに入れておいたものですから、佐藤は、今回いただいたものも一緒にしてまとめておこうと思ったのです。

そして、デスクの台の下のスペースにあるクリアファイル達を確認したのですが、なんと、探している見積書が見つかりません。

あれ?おかしいなと思いながらも探し続けたのですが、どこにもないのです。

佐藤は、こういう時は一つずつ全てを探す方が確実だと考えまして、目の前にあるファイルを丁寧に確認したのですが、やはり見当たりません。

佐藤、その瞬間からちょっとずつ焦ってきました。

最初に見積書をいただいてからは時間があまり経っていませんでしたし、その時点で追加の見積書をいただくことは確定していましたので、いずれ同じクリアファイルにまとめる必要があるとわかっていたのです。

そのため、すぐに取り出せる場所に置いていつでも確認できるようにしておいたはずであり、ないわけがありません。

それでも、もしかしたら別のクリアファイルに入れてしまったのかもしれない、とも思いまして、すぐに使うコーナーにある他のファイルの中身もしっかり確認したのですが、関係のない書類に紛れ込んでいるということもなかったのです。

これは…、無意識のうちに袖机のどこかにしまったのかな…、などと考えつつ、そんな行動をするだろうか、ついこの前の自分はすぐに使うからここに置かなければと思っていたのに、机の引き出しの中にまで入れるなんて、佐藤、大丈夫かな…。

と、自分で自分が心配になりつつ、本来は入れるはずもない、すぐに使わない資料ゾーンである机の引き出しの中を確認しました。

しかし、それでも全くもって見つからず、どこにも探している見積書はありません。

佐藤の性格上、クリアファイルなどに入れずそのままにしておくということは考えにくく、そのような状態の資料もほぼないのですが、それでも、万が一がありますので、書籍の隙間なども念のため探しましたが、それでも見つからなかったのです。

そうなりますと、最もいけないパターンである、捨ててしまった、という可能性も出てきますので、佐藤はより焦りました。

そして、よし、ここはまず探すのを一度中断して落ち着こう、探し物というのは意外なところから出てくる場合もあるし、気分を切り替えよう、と思ったのです。

佐藤、引き出しを閉め、台の下のスペースのクリアファイルは整頓し、プラズマ乳酸菌入りの水を飲んでリフレッシュいたしました。

直後に、台の上にあるパソコンモニターのすぐ横に置いているティッシュボックスに手を伸ばした、その時です。

ありました。

探していた見積書入りのクリアファイルを発見したのです。

それは、佐藤の目の前、つまりパソコンモニターの横、台の上にポツンと置かれておりました。

普段、必ず目にしている場所です。

目にしていると言いますか、業務中はほとんどの場面において視界に入っているといっても過言ではありません。

佐藤が探し始めた時も、焦り始めた時も、相当に焦っている瞬間も、一息つこうと思っていた時も、佐藤の手がすぐ届く範囲に探していた見積書はあったのです。

よくよく考えれば、すぐに使うであろう&必ず必要になることから、すぐ使う書類コーナーよりもさらに特別待遇にて、毎日必ず使うパソコンモニターと、鼻炎持ち佐藤の心強い仲間であり使用頻度の高いティッシュボックスの間のポジションに置いておいたのでした…。

実にお恥ずかしい話です。

佐藤、しばし自分に呆れておりました。

今回のこの件、言ってみれば、おでこにメガネがあるのにもかかわらず、「メガネメガネ、メガネどこいった?」と探しているのとほとんど同じ状態なのです。

とにかく自分でもびっくりであり、恥ずかしいですし、周囲のスタッフに対して見積書を知りませんかなどと聞かなくて本当によかったなと心から思います。

この経験から感じるのは、物事は見ようとしなければ見えない、ということです。

視界に入っていても、目立つと思われる場所に置いてあっても、それが風景のようにさらりと当たり前にそこにある存在となってしまえば、意識的に見ようとしない限り気づきません。

佐藤、クリアファイルをあえてわかりやすい場所においたつもりでおりましたが、日常の景色の一部になり過ぎて、見落としておりました。

日頃から、なぜそこにそれがあるのか、などをよく考えて過ごさなければいけないなとあらためて感じております。

ポジティブに考えれば、見ようとして物事を捉えることにより、まだまだ見えてくるものがたくさんあるとも言えます。

もっともっと成長できるということなのです。

まぁ、今回のことは、単純に佐藤がぼけぼけしていただけとの見方もできますが…。

稀に、Tシャツが前後ろであったばかりでなく表裏でもあったとか、絶対に忘れ物をしないように玄関前の廊下に物を置いておいたにもかかわらず、あっさりそれをまたいで外出してしばらく経ってから忘れたことに気が付いたとか、そんなエピソードもある佐藤ですが、基本的にはしっかりとした確認のもと、きちんとした毎日を過ごしております。

こう見えて、何かを無くした、という経験はほとんどありません。

とにかく、いただいた見積書が無事に発見されてよかったです。

発見というよりも、毎日そこにあったでしょという突っ込みもありそうですが、今後は同様の事例が起こらぬようデスク周りをより整理整頓すると共に、公私共に目に映るものはさらにしっかり見ていこうと考えております。

ところで、先ほど記した、メガネをおでこのところにかけたまま探す方というのは、本当にいらっしゃるのでしょうか。

もしかすると、ネクタイを頭にまいて大盛り上がりとなっている方や、図書館で棚にある本に手を伸ばしたら他の方も同じ本を取ろうとして手がぶつかりそれが実は運命的な出会いであった、などと同じくらい、そうそうないことなのかもしれません。

佐藤は裸眼のためメガネを使用することがなく、唯一かけたのは学生時代にファッションを少しだけ気にして導入した伊達メガネだけですので、そもそも探すという機会がないのです。

ごくごく短い期間であった伊達メガネ時代は、装着していると肩がこることから、大学での講義が始まると同時にメガネを外しておりましたので、全くやる気のない学生のように思われていたのではないかと心配していた頃が懐かしくもあります。

佐藤が全く勉強をしていなかったと皆様から思われてしまいますと切ないことから、念のためにお伝えしておきますと、伊達メガネを外して授業を受けていましたが、成績の方はバッチリでした。

それはさておき、ブログをご覧の皆様の中で、実際にメガネをおでこにつけたまま探したことがあるとか、そのような場面を見たですとか、よくあることだという方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報ください。

皆様の経験談を聞くことにより、佐藤も今回の件を引きずることなく勇気が出ますのでぜひともよろしくお願いいたします。

もちろん、ネクタイは普通に着用するよりも頭にまく頻度の方が多いという方や、図書館でのエピソードはないけれども、街中で誰かとぶつかり買い物袋からこぼれ落ちた食材などを拾ってもらったらそれが実は運命的な出会いであった、などのお話しも大歓迎です。

それでは。

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