先日のある朝、出勤前の佐藤は自宅内にてこんな発言をいたしました。
「あれ、なんかここにティッシュのはへらが落ちてるよ」、と。
「はへら」とは、何のことかご存知の方はいらっしゃいますでしょうか。
どなたも、わからないですよね…。
はへらというのは、「破片」と「欠片」が混ざってしまい出てきた、佐藤による造語なのです。(もちろん意図的に作ったものではありませんが…)
破片と欠片のそれぞれの正しい意味はさておき、また佐藤がごく小さなティッシュの一部をどちらかの言葉で表現しようとしたことが合っていたのかどうはか置いておきまして、とにかく、2つが混ざってしまい、「はへら」という単語が完成したのでした。
これは佐藤が、
朝の寝起きであったということ、
若干寝坊気味で時間的な余裕があまりなかったこと、
前日に食べ過ぎて朝の体重測定で動揺してしまったこと、
にもかかわらず、その日の夜には佐藤がけっこう好きな揚げ物がメニューにラインナップされていたということ、
そうなるとやはり黄金色のシュワシュワがどうしてもほしくなってしまうがそこは耐えなければいけないという葛藤、
などなどが影響して、「はへら」が誕生したものと佐藤は分析しております。
佐藤的には何とも言えない言葉を発してしまったなという気持ちでおりましたが、せっかくなので「はへら」を使った例文を考えてみようと思いました。
いくつか、思いついたものをご紹介いたします。
たとえば、
「まったく、あの方には優しさのはへらもないね」とか、
「近くに行くと、はへらが飛んでくるかもしれないのでご注意ください!」とか、
「こんばんは。satoです。10月7日にリリースされました僕の新曲、『星のはへら』、聴いてください」だとか、
「これは…、おそらく石版のはへらだろう。そうか!このはへらを集めて文字を読むことができれば、伝説の神鳥が復活するかもしれない…!」だったり、
「こちらの商品は、なんと、あの高級チョコレートのはへらをたっぷり詰めたお買い得パックなんです!」もありますし、
「この後にですね、オリーブオイルを入れまして、ほんの少しのにんにく、えぇ、ちょっとしたはへらで問題ありませんので加えていただくと非常に香りが良くなりますね」とか、
「夏も終わってしまいましたねぇ。ここで一句、『寒暖差 花火のはへら 空に消え』が浮かんできました」とか、
「希望のはへらを集めて 二人寄り添って歩いたね 心のはへらを重ねて たくさんの日々を過ごしたね 今はもう 今だからもう ただのはへらじゃない 小さなはへらじゃない そうこれは星のはへら っていうsatoの新曲『星のはへら』の歌詞が好きなんですよね~」とか、
書けば書くほどに次々と(おかしな)例文が出てきそうですのでこの辺りでやめておきたいと思いますが、いかがでしたでしょうか。
欠片や破片というのは、何となくですが、どちからというと良い意味よりもそうではない場合に使われるケースの方が多い言葉かなという気がしております。
しかしながら、「はへら」という言葉を使うことによって、どこか和らぐ部分があると言いますか、優しい感覚が漂う気がするのです。
まぁ、寝起きの佐藤があれこれ気になる中でたまたま発した言葉でしかないのですが、もし機会がありましたら、あえて「はへら」を使用してみることをおすすめいたします。
佐藤におきましては、「さっきの歌詞ってセンスのはへらもないよなぁ…」とか、「確かに、確かに体重は減っているけど、ほんのはへら程度だ…」などという形で使用し、少しでもポジティブに過ごしたいと考えているところです。
もし、皆様が独自に編み出したおもしろい言葉などがありましたら、ぜひお聞かせください。
なお、明日は土曜日となりますが、ブログを一本掲載予定となっておりますので、それがなぜなのかも含め、ぜひ読んでいただければと思います。
それでは。