もう、12月に入って6日目ですね。
こうなりますと、寒さと雪が苦手な佐藤からしますと残念ではありますが、今はもう、確実に冬ということになってしまいます。
つまり、秋は完全に過ぎてしまいました。
そんな中、佐藤は心からの安心感と共に、若干の、ほんの僅かな物足りなさを感じております。
なぜかと言いますと、秋に登場するある虫の件があるからです。
佐藤が虫全般を苦手としていることは以前にブログ内でもお伝えしたかと思いますが、秋になると出てくるある虫と聞いて、皆様は何を思い浮かべるでしょうか。
ヒントは、「K」です。
これだけで「あっ!やはりあれか!」と気づかれた方は、長きにわたり佐藤のブログを読んでくださっている方かと思います。
日頃より閲覧いただき、本当にありがとうございます。
初めて耳にしたという皆様にご説明いたしますと、「K」とは「カメムシ」のことなのです。
佐藤が以前勤めていた医療機関では、毎年の恒例として秋にはカメムシが登場し、その年によっては大量発生のフィーバー状態となることがありました。
外だけではなく、院内にも入り込んでくる機会が多々ありましたので、佐藤は毎年秋になるとカメムシに怯えていたのです。
佐藤の知らぬ間にそっとスーツの上着にカメムシがくっつき、社章バッジになりすまして休憩していた時などは、慌てに慌てて息をフーフーフーフー吹きかけ何とか乗り切ったこともありました。
そんなわけで佐藤、前職の時は周囲のスタッフにあるお願いをしていたのです。
もし、佐藤の周囲や体にカメムシが迫っていたら、「コードK」を発令してほしいと。
以前書いていたブログは全部で1059回の記事を投稿しましたが、その中でもKやコードKに関する話は何度も登場しておりました。
しかしながら今年、当院での勤務をする中では、たったの1度もKを見かけることはないまま秋を終えたのです。
この状況、佐藤にとっては大変な安心感であり、業務に集中できる環境でしたので、とてもありがたいことでした。
ただ、ただ一点、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、そう、佐藤がダイエットで落とした体脂肪と体重よりもさらに少ないごくごく僅かな部分にて、どこか何かが物足りないな…、と感じるところがあるのです。
決して、Kに会いたいわけではありません。
コードKの発令はない方が平和で良いに決まっています。
そしてあの独特のニオイを感じることがないのは素晴らしいのです。
それでも、「気づけば12月かぁ、冬だなぁ。あれ…!?今年、Kを見なかったな…」と思った時には、一抹の寂しさを感じたのもまた事実と言えます。
これは、冬のシーズンは雪が嫌だ、雪かきはもうしたくないと思っていても、春になり暖かくなって雪が降らなくなり、やがてほとんどの雪がなくなって最後の最後に残った僅かな雪を見ると、どこか切ない気持ちになってしまうのと似ているのかもしれません。
皆様は、今年はKに出会いましたでしょうか。
お住まいの地域などによってはごく身近に存在していたという方もいらっしゃることと思いますので、もしもお困りでしたら今後はぜひ「コードK」を使用してみてください。
「うわぁぁぁ~!!カメムシだぁ~!!」と、叫ぶよりも、すごく冷静になって対処できる、気がしますのでおすすめですよ。
まぁ、このように慌てるのは佐藤だけかもしれませんが…。
本日は、コードKなき季節を過ごした佐藤の素直な感想を綴ってみました。
実はカメムシに会いたいんじゃないの?とか、本当は雪が好きなのでは?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんので、もう少し具体的に佐藤の気持ちを記しますと、以下のようになります。
・Kがいない安心感の割合⇒99.97%
・Kがいない寂しさの割合⇒ 0.03%
・雪に対する具体的な思い
「道路も自宅も当院の周辺も雪はゼロがいい。スキー場とか観光名所とかにだけ集約して雪が降ってほしい。佐藤がちらちらと舞う雪を見上げながら両手を広げてくるくる回りつつ歌うというミュージックビデオ(バラード)は作ってみたいが作曲はできないしそのような予定も機会もないのでここに妄想だけ綴りました」
これが、より詳細な佐藤の気持ち(妄想含む)です。
ぜひ来年以降もKの登場がない秋を平和に過ごしたいものですし、今回の冬については本当に、心から、全力で、雪の量がものすんごく少ないことを切に願っております。
今後皆様と佐藤がお会いした際に万が一カメムシが周囲におりましたら、躊躇なく「コードK」を発令してください。
秋がメインではあるものの、時に佐藤が「春K」と呼んでいる春先のカメムシもおりますので、シーズンインはまだまだ先となりますが、ぜひどちらの場合においてもご協力をお願いいたします。
それでは。