皆様はお寿司は好きでしょうか。
佐藤は、大好きです。
どのくらい好きかといいますと、週に4回くらいはお寿司の日があってもいいなと思うくらい寿司好き佐藤となっております。
そんな佐藤、スーパーのお惣菜コーナーで売っているお寿司を購入することもたまにあるのですが、先日、あるものが気になりました。
それは、お寿司のパックに貼られていた、「寒」というシールです。
そのシールは金色でして、文字の「寒」は黒、というものでした。
そして、貼ってあったのはイカのお寿司だったのです。
はて、これはいったいどういう意味なのかと佐藤は考えてみました。
よく、お寿司のパックには「本鮪」とか、「北海道産平目」とか、「活〆」とか、そのようなシールが貼られているのを見かけることはあります。
また、以前にスーパーでイカのお寿司に貼ってあったのは「生」というシールでして、つまりは冷凍していないものであり、透明感のある身がとても美味しそうで、「あぁ、函館に行って活イカを食べたいなぁ」と思った記憶はあるのです。
しかしながら、今回のシールは「寒」になっています。
これがブリのお寿司に対してであれば、今ですと旬の「寒ブリ」がありますので、「なるほど、この寒は寒ブリという意味なのかな。いやぁ、寒ブリの腹身の部分が食べたいなぁ。あと、ブリしゃぶもいいよね」となるのですが、あくまでも今回貼られていたのはイカのお寿司なのです。
店員さんに聞いてみようかなとも思いましたが、以前ブログでもご紹介した佐藤特有の現象で、周囲のお客さんから佐藤自身が店員さんと間違えられてしまいそうな気配を感じましたので、その前にさっとその場を立ち去りました。
また、その日の夕食はすでに決まっていたため、試しにその「寒イカのお寿司」を買って帰るというわけにもいかなかったのです。
もしかすると、佐藤が知らないだけで「寒イカ」という種類のイカが存在するものなのか。
「寒」と書いて実は「生」と読む、的な、寿司業界や漁師さんならではの専門用語があるのか。
実は「寒」ではなく「生」であり、佐藤が見間違えていただけだったとするならば、それはそれで自分の目は大丈夫かと心配になってしまいますし、店員さんの遊び心だったとすればちょっとシュール過ぎて突っ込みどころがよくわからないということになります。
そんなわけで、謎を謎のままにしておくのも気になりますので、少し調べてみましたところ、すぐにわかりました。
どうやら「寒烏賊(かんいか)」という言葉あるそうで、寒い時期にとれるイカのことを意味しているとのことです。
つまり、お寿司のパックに貼られていた「寒」のシールは今の時期に漁をしてとれたもので、冷凍保存のものではないよという意味だったのだと思います。
確かに、佐藤が見たイカのお寿司は、「生」のシールが貼られていた時と同様にキラキラとした輝きがありました。
この寒烏賊という言葉は、俳句の季語にもなっているようです。
佐藤は全く知りませんでした…。
まだまだ知らない言葉はあるものですね。
ただ、それにしても、「寒」のみのシールだとちょっとわかりにくいような気がするのは佐藤だけでしょうか。
「かんいか」とタイピングして変換キーを押してみても、出てくるのは「簡易化」だけでありまして、「寒烏賊」という言葉はその響きほどは手軽で簡易的には使われていないのだと思います。
今の時期の旬であるという意味での「寒」のシールだったのかなと想像するのですが、それであれば「生」などの方がより新鮮な感じがして佐藤は好きです。
この寒い時期に、比較的室温が低いスーパーの生鮮品コーナーで「寒」の文字を見ますと、「その通りですよね!」という感想がまず浮かんできてしまいます…。
せめて「寒烏賊」とのシールであれば、途端に美味しそうな気配が漂ってまいりますので、できればそのような表記にしていただきたかったです。
そんなわけで、たまたまお使いで立ち寄ったスーパーでしたが、頭の中にある佐藤辞典にまた一つ新たな言葉が追加され、勉強になりました。
さて、本日はイカのお寿司について触れましたが、皆様は以下に記しました「イカのおすし」という子ども達向けの防犯標語をご存知でしょうか。
『イカ』ない(知らない人について行かない)
『の』らない(知らない人の車に乗らない)
『お』おごえをあげる(助けて!と大きな声を出す)
『す』ぐ逃げる(怪しいと感じたらすぐ逃げる)
『し』らせる(大人の人に知らせる)
これらの頭文字を取って「イカのおすし」になっており、これらを合言葉にして覚えることで防犯につなげようというものです。
佐藤は、数年前に地域の皆様とのイベントに業務の一つとして参加させていただいた際にこの標語を知りました。
わかりやすく、子ども達にも覚えやすいものですので、もし、初めて知ったという方がいらっしゃいましたら、ぜひ皆様からも周囲に広めていただければと思います。
ちなみに佐藤、イカのお寿司も好きですが、特に大好きなのは平目のお寿司です。
この「ひらめのおすし」を佐藤的標語にいたしますと、
『ひらめ』きを膨らませ
『の』りのりぽっちゃり佐藤で
『お』もしろおかしくそして真面目に
『す』ごくいいねと言っていただけるようなブログを
『し』っぴつするためにも平目のお寿司が食べたいです
と、なります。
まぁ、標語というよりも佐藤の思い、願望となっておりますが…。
先日、テレビで平目の特集をしておりまして、それはもうどれもこれもが美味しそうだったことから、自然のこの標語が出てまいりました。
平目尽くし、などを食べる機会があればなぁとあれこれ想像しております。
ブログをご覧の皆様におかれましては、今回ご紹介したような一瞬よくわからないシールや、寒烏賊のような言葉をご存知でしたらぜひ佐藤に教えていただければと思いますし、平目をおすそ分けしたいという素晴らしいお気持ちの方がいらっしゃいましたらぜひともご一報ください。
佐藤、すぐに平目を食する機会はなさそうですが、ふるさと納税でいただいた「ねぎとろ」は近いうちに酢飯と共に食べる予定ですので、機会がありましたらその感想を記載するかもしれません。
それでは。