聞こえてきた生ハム。

2023年8月4日金曜日

t f B! P L
こんにちは。佐藤です。

つい先日の早朝、佐藤は寝起きでテレビから流れる音声を聞いておりました。

正確には聞いていたというよりも、前日の夜にタイマーをかけ忘れてつけっぱなしのテレビに普段は見ないであろう番組が映っていて、そこから発せられる音が耳に入ってきたという状況です。

あわや熱帯夜という寝苦しい夜に、佐藤の味方と言いますか相棒と言いますかもはや無しでは考えられないエアコンをあえてつけたままにして眠りにつきましたので、そちらの稼働音も同時に聞こえているという朝でありました。

さて、出勤の準備をしようかな、でも、もう少しぼ~っとしようかなと思いながら、テレビを背後にして自身のiPhoneを操作していたところ、こんな音声が聞こえてきたのです。

「秋田の生ハムと言うのはですね…」

えっ?えっ?えっ!?秋田の生ハム!?

佐藤の頭は一気にクリアになりました。

佐藤、生ハムやサラミは大好物なのです。

函館カールレイモンのサラミは最高峰の味と考えておりますし、イタリアのミラノサラミやプロシュートなども大好きです。

しかしながら、現在はイタリアからの生ハムの輸入は止まっておりますので、それらを食べることはできません。

そのため、佐藤的には国内で作られた生ハムにも注目をしているのです。

正直なところ、秋田県と生ハムというイメージが佐藤の中にはありませんでした。

おそらく、佐藤が知らないだけで、秋田で作られている生ハムもあるのでしょうし、有名なお店、美味しいお店もあるのだと思います。

ただ、これまでには全くわかりませんでしたので、佐藤の中ではプロシュートなどを口にできない今、大変貴重な情報となるかもしれない、と感じたのです。

佐藤、寝起きとは思えないすごい速度でテレビの方を向き、音量も大きくしようと思いました。

すると、

えぇ、

そうなんです、

テレビの画面には、どこにも、全く、生ハムの欠片や雰囲気すらも、見当たらなかったのです。

見えてきたものは何かと言いますと…、

はい…、

「なまはげ」でしたね…。

「秋田の生ハムではなく、秋田のなまはげ」でありました…。

寝起きであり、早朝であり、テレビの音量はごく小さく、またエアコンの音もしていたとはいえ、なんとも朝から恥ずかしく、でも一方でおもしろくもなってきてしまいまして、こうしてブログで綴ることにしたのです。

なまはげと言えば、鬼のような仮面で、藁の衣装をまとって、鎌や包丁などを持って登場し、「泣ぐごはいねが~」、「悪いごはいねが~」と言いながら家の中に入ってくるというのが有名ですが、佐藤は小さな頃にものすごく怖かったことを覚えております。

実際になまはげに会ったことはないのですが、祖母が秋田の出身ということもありまして、テレビの中の映像を見ながらよく話を聞いていたのです。

このなまはげですが、実は神の使いだそうでして、悪者ではありません。

それでも、やはりなまはげのあの姿、声、そして登場するシチュエーションは、子どもにとってはかなりの衝撃だと思います。

大人になった今でも、家の中になまはげが入ってきたら夢に出てきてしまいそうだなと思いますし、できることならば会わずにおきたいものです。

ただ、なまはげであっても、佐藤が好きになりそうなバージョンであれば話は変わってきます。

体中に生ハムをまとい、右手に生ハムの原木、左手に生ハムカット用のナイフを持ち、背中にはスライサーを背負っている、そんな姿のなまはげです。

「生ハム食いでぇごはいねが~」

「原木からの切りたてを食いでぇごはいねが~」

「薄切りでも厚切りでも好きにスライスすっから食わねが~」

などというなまはげであれば、心から歓迎し、ぜひぜひ必ず毎週末に来てくださいとお願いしたくなると思います。

まぁ、塩分の過剰摂取がかなり心配にはなりますが…。

本場の生ハムというのは本当にその味も香りも素晴らしく、なめらかな口どけや深いコクがあって最高です。

また、保存食としての歴史やその製造方法、さらには工夫などを考えると、なるほどなぁと感服しながら食べてしまいます。

いつの日か必ず、プロシュートやミラノサラミが気軽に購入できる日常に戻ってもらいたいなと心から願っておりますし、国産の生ハム類にも引き続き注目をしていく予定です。

皆様の中でおすすめの生ハム、サラミがありましたらぜひご一報ください。

また、秋田の生ハムについても何らかの情報をお持ちの方はぜひとも教えていただきたいです。

生ハムやサラミをもっと深く知り生ハムやサラミを趣味にしたい、生ハムやサラミの研究会や同好会や倶楽部を立ち上げたい、そんなことを考えている佐藤が本日のブログをお届けいたしました。

それでは。

QooQ