いきなりですが、皆様はキリンはお好きでしょうか。
ここでいうキリンとはシュワシュワした美味しい飲み物を製造しているあの会社ではなく、もちろんお笑いコンビのお二人でもなく、動物のキリンです。
佐藤は、好きでも嫌いでもないのが正直なところなのですが、二つほど思うことがあります。
それは、「アンバランス」という点と、「なぜあんなに長い首になったのか」ということです。
世界中には様々な動物がおり、その生態や見た目も色々で、実に面白い生き物達がたくさんいるわけですが、佐藤的には、それらの中にあってもキリンのあのアンバランスさは群を抜いていると感じております。
あんなに背が高くて細身な上に、とにかく首が長いあの体型で、なぜ普通の生活が送れるのだろうかと不思議なのです。
そして何より、どうして首があれほどまでに長くなったのか、とても興味があり、また、いまいち納得しかねる部分でもあります。
これより先は、あくまでも佐藤独自の見解となりますのでご了承ください。
また、佐藤はキリンの生態の詳細はわかりませんし、生物学や進化論といったものも専門に学んだことはありませんので、ごく一般的な素朴な疑問とそれに対してのありのままの想像という点をご理解いただければと思います。
さて、キリンの首がなぜ長いのかについては、これまでにいくつか見聞きしたものがあるのです。
一つは、高いところにあるエサを食べるのに便利だったから、というような説ですね。
…。
……。
いやいやいや!
いや!いや!そんなことってありますか!?
え~、いやぁ~、さすがにねぇ、そんなことってありますか!?(2回目)
と、いうのがその説に対しての佐藤の素直な感想です。
確かに、長い首は高いところの葉っぱなどを食べるのには便利でしょうが、そのために、あんなに不自然でアンバランスな長さまで伸びるものなのでしょうか。
もちろん、生物の進化というのはとてつもない年月をかけて起きたものですから、佐藤などには想像もつかないような歴史の繰り返しがあったわけでして、その間に徐々に首が長くなったというのは多少は理解できます。
ただ、あんなに、あそこまで、とんでもなく長い首に、なりますかね…。
えいっ!と首を伸ばしたり、
うぅ~ん、もうちょっと…だ、という感じで高い場所を目指してがんばってみたり、
よっしゃ!今日こそはあの一番上の葉っぱを食べるぞ!と気合いを入れたりして、
それをず~っと長い長い長い年月続けたら、
ハイ、気が付けばなが~い首になっていました!
とはならないような気がするのですが、皆様はどのように思われますでしょうか。
小さな頃はこの説を聞いて納得したものの、お腹の脂肪分ほどではないにせよ多少の知識や経験を蓄えてきた今となれば、どうにも無理があるように思えてしまいます。
他の説としましては、突然変異か何かで首が長めのキリンが誕生し、結果的にそのような個体の方が生き残るのに適していため繫栄を繰り返していった、というものがあるのです。
こちらの方が確かに説得力はあります。
高いところの葉っぱを取るために首が伸びたのではなく、当時の環境的に首の短いキリンは淘汰されて、長い個体ばかりが子孫を残すことに成功したのでしょう。
なるほどなぁ、と思います。
が、しかし、これもどうなのだろうと感じるところはあるのです。
突然変異の段階まではまだわかりますが、そこでいきなりあの長さの首になるというのはかなり不自然なわけでして、ちょっと長めくらいのキリンであったのではと思うのですが、はたしてそれだけでどんどんと繁栄していくものなのでしょうか。
佐藤的想像でいけば、首がちょっとだけ長いキリン、つまりはちょいながキリンはおそらく周囲のキリン達から見れば異質の存在に映っていたはずで、多少は高いところの葉を食べるのに有利に働いたとしても、それ以外の部分で苦労したのではと思うのです。
そうなりますと、ちょいながキリンがどんどん増えたというのは無理がある気がします。
そもそも、突然変異であれば個体数も少なかったでしょうし。
そして何よりも、基本的で最も大きな疑問は残ります。
それは、
ちょいながキリンが繁栄しても、そもそもそんなに首が伸び続けますか??
と、いうことです。
「あれ?なんかおれ、みんなより首がちょい長いな…。でも、便利だからいいか」などというところから始まり、
「気が付けば自分もいい年で、子どもも大きくなったなぁ。よく見ると、おれによく似ているよな。特に首の長さが…」となりまして、
「孫はかわいいもんだなぁ。そういえば、よく見ると、おれや息子よりもさらに首が長いな…」と確実に首の長さは受け継がれていき、
「ねぇママ、私のひいひいひいおじいちゃんって首が長かったんでしょ?」
「そうよ、でもね、ママよりも短かったし、今のあなたのようにすっごく長くはなかったのよ」
「そうなんだ。でも今はお兄ちゃんもお姉ちゃんも、お隣のご家族もみ~んな、首はものすご~く長いよね!」
のようなストーリーで、
ハイ、ちょいながキリンからすごく首が長いキリンへとしっかり進化を遂げました!
とはうまくいかない気がするのですが、皆様はどう感じられますでしょうか。
この他にも、ウイルスへの感染でいきなり首が伸びたとか、様々な考え方、説があるようです。
驚いたのは、進化の過程、つまりはキリンの首が中途半端に長い状態の化石は見つかっていないということでした。
それが本当ならば、今もなお発見されていないのであれば、またさらに色々な謎は深まります。
多くの優秀な研究者の方々が様々な観点から謎を解明しようとしているのでしょうが、佐藤的には、どうにもこうにも説明がつかないことが多いように感じており、想像を遥かに超える何かの力が働いているような気がしなくもないのです。
つまり、キリンは誰かが作ったということですね。
「色んな生き物がいた方が楽しいよなぁ。鼻がすっごく長いのもいいし、めちゃくちゃ速く走れるのもいいし、そうだ、首もめっちゃくちゃ長くしてみよう!」
そんな感じで、誰かがほいっと、それはもう進化とか突然変異とかウイルスとかそんなものは一切関係なく、ポン!とこの地球に配置したように思えるのです。
そもそも、地球がどのように誕生したのか、宇宙はどこまで続いているのかやその始まりも解明されていないわけですしね。
とんでもない偶然やとてつもない長い年月により色々なものが誕生し発展した、というのも論理的でわかりやすいのですが、何か、まだまだ謎は謎のままなもの、人類がどれだけ知恵を絞っても到達できないものが、確かに存在しているのです。
そう考えると、なんだか少しコワイですね。
誰が地球を作ったのだろう、宇宙ができる前の状態というのはあるのだろうか、キリンをポンと配置した誰かのような存在がいるのではないか、でもその方はいったいどこから来てどう誕生したのだろう、そんなことを思うとあまりに謎が深過ぎてコワくなります。
綴っているテイストはいつものブログですが、想像力を働かせれば、これまでとはちょっと違う、どこか壮大で且つ少しだけミステリアスな内容となってしまいました。
こんな時は、落ち着ける緩やかな現実に戻り、佐藤が毎回楽しみにしている吉田類さんの「酒場放浪記」などでも見ながらまったりとお酒を飲んだりシャインマスカットを食べたりして、北海道コンサドーレ札幌の次の試合のことを考えるのが一番です。
もし、ブログをご覧の皆様においてもちょっとだけコワいような感覚になってきましたら、ぜひ佐藤的フルーツランキングなど過去記事の緩やかな内容をご覧になってみてください。
キリンの首の長さの謎はやはり謎のままですが、今後はもう少し詳細を調べたりしてみようかなとも考えております。
冒頭にお伝えしました通り、佐藤は専門的なことを学んだわけでありませんし、何らかの団体や学会などに所属しているわけでもありません。
佐藤の個人的発想と想像による見解や考えとなりましたが、もし、共感していただける方、キリンについての新たな情報をお持ちの方がいらっしゃいましたらぜひご一報いただければと思います。
さらさらっと書こうかと思っておりましたら、気づけばキリンの首のように長いブログとなってしまいました。
今後、ゾウ編やカメレオン編などがあるのかどうかは佐藤自身にもまだわかりませんが、もし興味が出てきた際にはまたブログ内でもお伝えするかもしれません。
生物の進化というのは本当に面白く、不思議で、すごいものだなと思います。
ぜひ、佐藤も、好きなものを好きなだけ食べても全く太らない体質であったり、舞空術や界王拳をマスターできるように進化したいものです。
それでは。