先週末、佐藤は今年第1回目となる草むしりを行いました。
現在の家で暮らし始めてから、1回目の草むしりをこの時期まで先延ばしにしたのは初めてのこととなります。
よって、庭もミニ菜園も、自宅の前も裏も右も左も全ての角も、ありとあらゆる全ての場所が、草ボーボーでボーボーなボーボー状態になっていたのです。
どうしてここまで草達を放置したのか、それには色々な理由がありますのでこちらでは詳細を記しませんが、かつてないほどのもっさもさ具合を見て、佐藤は気合いを入れるよりもむしろ冷静になろうと自分に言い聞かせておりました。
なぜなら、この暑さ、そして佐藤の腰の若干の不調を考えた時、「必ず、必ず今日だけで全ての草をむしり切ってみせる…!」などとがんばり過ぎた場合には、体調を崩したりして大変なことになってしまう可能性があるからです。
全てをきれいにしたい気持ちは確かにありましたが、「無理をせず休憩を挟みながら、何日かに分けてやればいい」と考えるようにしました。
さて、そんな中でスタートした今年の第1回草むしり、その結果と成果は以下の通りです。
作業時間⇒約5時間
むしった草の量⇒14袋分(45リットルのゴミ袋)
進捗状況⇒約68%完了
佐藤がかいた汗の量⇒計測不能
と、なりました。
率直な感想としましては、「疲れた」ということになります。
もう少し詳細にお伝えするとすれば、「かなり疲れた」です。
何かに例えて記すならば、「炎天下の中でのサッカーで前後半90分プラス延長戦の前後半30分プラスPK戦を戦い抜いたくらいに疲れた」でしょうか。
佐藤のブログ的な表現でいくと、「ものすんごく汗をかき、太った身体が負担となって発生した肉体的な疲労はもちろん、あちこちで出てきた虫により、わーきゃー騒いでメンタル的にも疲弊した」となります。
早めに切り上げようと思いつつも、なんだかんだとどんどん進めてしまいました…。
そして、身体への影響はと言いますと、腰の方は適宜ストレッチをしながら行ったため問題はないものの、特に両指と太ももの筋肉痛がものすごかったです。
どのくらいかと言えば、指の方はペットボトルを開けるのも大変であり、太ももはしゃがんだり立ったりする際に毎回気合いを入れる声を出さなければいけないほどでして、明らかに歩き方も微妙な体勢になっていたと思われます。
ここまでの筋肉痛は、近年の佐藤においては極めて稀です。
また、お伝えしましたように、草むしりの最中にはあちこちから虫が出てきまして、わかっていたこととはいえ、全ての虫を苦手としている佐藤にはなかなか厳しい時間でした。
お食事中の方もいらっしゃるかもしれませんので細かくは語りませんが、草をえいっ!と抜きましたら「ワワ~ッ!」と虫が飛び出てきて、佐藤は「おほふぁ~っ!!」と大きな声を出したり、よいしょと根の深い草を引き抜こうとした瞬間に「ブーン!」と音が聞こえて「うしぇひぇ~!!」と叫んで逃げ出したりと、毎年のことながら戦う相手は草や暑さだけではなかったのです。
次々に積み上げられていくゴミ袋を見て一瞬は充実感がありましたが、これからむしるべき場所に再び目を向けるとふっさふさの草のベッドがまだまだ続いており、心が挫けそうになりました。
ただ、いくら無理をしないと決めたとはいえ、あまりにボーボーが残ったままで終わりというわけにもいきません。
せめて、せめてご近所の皆さんの目につきやすいところだけでも優先的にむしらなければ…!
佐藤はそう思いました。
もし、ご近所の皆さんが佐藤の自宅のボーボー放置状態を見て、
「あらやだ、佐藤さんったら今年もこんなに雑草まみれにして。そういえば、この前もまた歌いながら出勤してたくらいだから、きっと草むしりよりも歌うことの方が大事なのね」とか、
「草がここまで生えているのに、それを見ないふりしてにこにこした顔でケンタッキーのチキンを持って自宅に入って行くなんて、本当、どんな気持ちなのかしら」とか、
「佐藤さんのお腹まわり、ご自宅の草の成長といい勝負よね。草は雨の度に育っているけど、佐藤さんのお腹は週末の度に大きくなっているもの」とか、
そのようなお話しになっているとすれば切ないのです。
…。
……。
え~、その、これは、誇張と言いますか、こちらについては全くの佐藤の妄想となっております。
草むしり疲労があまりにありましたので、その影響か、作り話が過ぎました。
佐藤の自宅のご近所の方々は、このようなヒソヒソ話をする方はいないと思われ、皆さん大変に良い方ばかりです。
まぁ、佐藤のお腹の件は色々と感じられているかもしれませんし、出勤時や帰宅時に車内で歌いながら登場する場面は目撃されている可能性はありますが…。
生活をする、ということはカッコ良いことばかりではありませんので、佐藤としましてはやはりありのままにそのままに過ごしているつもりです。
しかしながら、佐藤自身が草ボーボー状態は決して気持ちの良いものではありませんし、ご近所さんの目を気にし過ぎるつもりはないものの、さすがに今年のボーボー祭だとどうなのかと思うことから、できるところまでむしってしまおうと決めたのでした。
そんなわけで、時間も量も、全てにおいて当初の予定よりもがんばってみましたが、お伝えしましたようにまだ全体の30%以上は草が残っております。
さて、問題はこの残りをいつむしるのかということですが、これは正直なところ、はい、全くの未定です(笑)。
中途半端なままでまた時間が経過するのもよろしくありませんが、さすがにこの週末にすぐさま続きとなりますと、今度はブログの執筆にも影響が出るかもしれません(指の動き的に)。
まずはしっかりと休み、心身共にフル充電となった段階で早めに再開したいと考えております。
はたして、今年は合計で何回の草むしりが必要となるのか、それはまだわかりません。
佐藤が願っても生えるものは生え、育つものは育ちますので、あまり深く考えずに、やるべき時にしっかりと、でも無理はせず、むしりにむしりたいと思います。
ブログをご覧の皆様におかれましても、草むしりに苦慮されているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この時期は特に暑さと体調との戦い(佐藤の場合は虫も)がありますので、草むしりをする際には十分にご注意ください。
なお、様々なスケジュールを考えた結果、どうしてもこの日でなければというところでしたので先週に草むしりを行ったわけですが、その時間帯は佐藤が心から応援している北海道コンサドーレ札幌の試合が行われておりました。
かなり悩んだものの、苦渋の決断としてリアルタイムではなくDAZNの見逃し配信にて応援することに決めた佐藤。
草と虫と暑さとの戦いを終え、とてつもなく疲弊した状態でお風呂に入り、キンキンに冷えたサッポロクラシックと共に枝豆と先日ついに届いたカール・レイモンのサラミを準備して、さぁ応援しよう!と気合いを入れました。
その時です。
周囲からこんな声が聞こえてきました。
「あおきだよ。ゴール決めたの、あおきだよ」
…。
……。
………。
「へっ!?」
「あおき、決めたよ、コンサのゴール入ったよ、イェーイ!」
「シーッ!!そ、それ、言ったらだめなやつー!全然イェーイじゃないっ!」
「えっ、でもあおきだよ。一点取ったのあおきだよ」
「わー!わーわーわー!聞かない聞かないそれ以上聞かない!何も言わなーい!」
と、いうわけで、佐藤的なキックオフの前にとりあえず1点は入ったということを知った、いえ、知ってしまったのでした。
まぁ、確かに青木選手のフリーキックは素晴らしかったのでそれは良いのですが、もっとしっかりとした禁止令を敷き、映像をコントロールしておけばよかったと反省しております。(草むしり中に自宅内では生中継の映像が流れていた)
近々計画する第2回草むしりの際には、よりしっかりと予定を立て、コンサドーレの試合に影響が出ないようにしながらむしれる範囲でむしっていきたいと考えているところです。
また機会がありましたら、草むしりのその後や昨年までいなかった新たな草が登場していた点についてもご報告させていただくかもしれません。
皆様、健康的な草むしりライフを過ごしましょう。
それでは。