佐藤、ふと、ライブに行きたいな、と思いました。
もうずいぶんと長いこと、アーティストのライブには行っておりません。
最後に行ったのはいつかと考えてみましても、すぐには出てこないほどのブランクがあります。
かつてもそれほど頻繁に行っていたわけではありませんが、昔から好きなミュージシャンのライブや野外フェスに行くなどして楽しんではおりました。
やがてなかなかそのような時間が取れなくなり、機会も少なくなりまして、また、ここ数年の社会情勢もあり、ライブに行くという行動が頭の中からは無くなっていたのです。
ところが、先日たまたま過去の音源やライブ映像を見たり聴いたりする機会があったものですから、たまには生で大迫力の音楽を体感したいなと思ったのでした。
しかしながら、もし久々に行くにしても、誰のライブに行くのか、そして誰と行くのかという問題があります。
佐藤、こう見えて、「単独行動できる範囲は限定的な寂しがり屋の自由人」となっているのです。
もうかなりの昔から大人ですから、一人で買い物をする、用事を済ませるなどは当然のことながら問題ありません。
ただ、一人で食事をする、となりますと、途端に状況やお店の種類によってはできるかできないかが変わってくるのです。
スーツ姿で単独にてラーメン、などはまだ大丈夫ですが、私服で一人でハンバーグ、だとちょっと難しいかもしれません。
一人で回転寿司、についてはほぼ無理です。
出張中であれば、かなり色々なお店でも大丈夫な可能性は高まります。
この辺り、佐藤は自らと真正面から向き合ったわけではありませんので、なぜそれが難しいのか、その詳細な理由は自分自身にもわからないのが本当のところです。
また、一人ぼっちでいるのは話し相手もいないため寂しく感じる一方、自分だけであればマイペースで行動でき、気になったことがあれば寄り道をしたり気ままに歌ったりできる点はメリットだとは思います。
ところが、一人で映画を見るですとか、スポーツを観戦しに行くですとか、そのような行動は自由気ままにはできない一面もあるのです。
よって、ライブにつきましても、好きなミュージシャンを好きなように見て参加したいという気持ちもなくはないものの、やはり誰かと行かないと寂しくなってしまいます。
現段階ですと、誰のライブに行きたいかと言われれば最有力候補はあるのです。
当時の佐藤も参加した石狩市での10万人ライブ、と言えばお気付きの方も多いことでしょう。
幕張での伝説的な20万人ライブを成功させた、あのロックバンドです。
道外のライブについては佐藤は行けませんでしたが、様々な映像を見る中でその時の記憶は鮮明に残っております。
佐藤、その影響により、カラオケでたとえ5人ほどしかそこにいなくても、歌の合間にて「20万人ってすごいなー!!」と叫ぶことが多くなりました。(さすがにもうここしばらくは言っておりませんが…)
普段のライブですと、新曲やあまりメジャーではない曲などで構成されるセットリストの場合もあるものの、こちらのロックバンドは今回デビュー30周年を迎えられましたので、おそらくはこれまでのヒット曲や有名曲を中心としたライブの開催があるのではと佐藤は予想しているのです。
もしもライブに行くとすれば、共に行動する候補として考えられる者はこのミュージシャンの数々の曲を全て知っているわけではありません。
佐藤が歌う、佐藤が聴かせる、佐藤が魅力を解説する、佐藤が真似をする、などもありまして、かなり興味を持ち好きな曲もいくつかありますが、最新のナンバーだったりややマニアックな歌が登場すればわからないのです。
そういった意味では、アニバーサリーな今回、佐藤の予想通りに有名曲ばかりのライブが開催されるのだとすればチャンスではあります。
なぜなら、事前に曲を聴いておくのが比較的容易になりますし、すでに知っている歌、どこかで流れていて耳にしたことがあるナンバーも多いはずだからです。
さて、どうしたものか、本格的にライブの情報を集めたり曲を聴き直したり同行候補者に聴かせたり歌ってみたり歌わせたりするべきか、迷っております。
同行するかもしれない者は、行くことになれば人生初のライブ参加となりますので、若干ですが、大丈夫だろうかという諸々の心配もあるのです。
あとは、お伝えしましたようにもうしばらくライブに行っていない佐藤ですので、いきなりロックな気分でテンションを上げていけるのかという不安がややあります。
現在ではどんなにノリノリ状態だとしても、若かりし頃のように、カラオケでドリンクを持ってきた店員さんにコール&レスポンスでマイクを向けたり、ライブ中のボーカルの方がギターやベースのメンバーのところに行って一緒に歌う時のように店員さんにマイクを向けたり、などなどをすることもまずありません。
この辺り、日々おもしろおかしく愉快な行動を意図せずにしてしまっている佐藤ではあるものの、真のジェントルマンに近づきたいとの思いもありますので、自然とそのようなことは抑えられているのでしょう。
カラオケの店員さんをオーディエンスかのように考えてしまうことと、ライブで盛り上がって楽しむことは別物とはいえ、あれこれと思う部分があるのは確かなのです。
そんなわけで、久々のライブに行くのかどうか、初めてのライブ参戦となるかもしれないboyはどうなのか、それはまだわかりません。
そういえば、本日のブログは全て「ライブ」と表記しましたが、こちらは「live」からきておりますから、正確には「ライヴ」と書くのが正しいのではと佐藤は思っております。
これまでのブログでも実際に「ライヴ」と記したこともあるものの、何となく「ライブ」の方がどなたにも馴染みがある気がしまして今回はそのようにしました。
なお、同じく今日は「ボーカル」と書きましたが、こちらも「ヴォーカル」が本来の発音に近いのではと考えつつも、やはり同様の理由にてそのように綴っております。
ただ、佐藤自身を表す時にはこれまでがそうであったように、「ボーカリスト」ではなく「ヴォーカリスト」と表記するのは今後も変わりません。
なぜなら、なんとなくその方がカッコイイからです。
もちろん、何かのバンドのヴォーカルを担当しているわけでもなんでもなく、あくまでも自称ヴォーカリストですが…。
ライブにつきましては、色々と情報だけは収集しながら、日々歌いながら、その時の気分と勢いも交えつつロックに決めるつもりです。
最近ライブに行ってきたという方、自称ヴォーカリストのために喉のケアについてレクチャーしたいという方、佐藤が昔から憧れている「イヤモニ」をプレゼントしてくださるという心優しい方、などなどいらっしゃいましたらいつでもご連絡をお待ちしております。
それでは。