第30回目となりました『むーたん写真館』、今回ご紹介する写真達はこちらです。
「East i-D(イーストアイ・ダッシュディー)」です。
こちらはむーたんが上富良野町で撮影した電車ですが、一般の方を乗せるのではなく、様々な点検を行う検測車となっております。
大変珍しい電車とのことで、むーたんはこの一枚を撮るために金曜日の夜間診療後に出発し、車中泊をして午前4時頃に撮影してから土曜日の診療のために札幌に戻ってくるという、ものすごい行程を実行したのです。
むーたんからの一言としましては、「エクストリーム出社をしてみました!」とのことでした。
構想として思い描いてもなかなか実行するのは大変なものですが、さらりと撮影に行ってしまうのがさすがですね。
佐藤がこの写真を見ていて頭に浮かんできたのは、むーたんのアクティブさとは対称的な次のキャッチコピーです。
「何もなくていい。何もないからいい。何もないがいい。むーたん電鉄」
え~、深い意味を聞かれても回答に困ってしまうのですが、佐藤の何となくの感覚ですね。
一見すると何もないようでも、実は素敵な時間と心癒される空間がある、そんな場所があるような気がしまして、この一枚からはそれを感じました。
むーたん電鉄についても詳細(想像)を綴りたいところではありますが、長くなりそうですので次にいきます。
鹿部町の「プレミアムたらこ御膳」です。
むーたんによりますと、
「たらこは写真で見るよりも大きく、粒がぷちぷちでとてもおいしかったです。煮魚も味がよく染みていて最高でした。ごはんがもう一杯ほしくなりましたね」
とのこと。
たらこって、確かにごはんが進みますよね。
そして煮魚って、日本酒に合いますよね。
日本酒なら、やっぱり地酒ですよね。
地酒のおすすめは北斗随想です。
北斗随想の蔵元は佐藤の中学時代の先生のご実家なんです。
ご実家ですと書きましたが、なんと今は先生ではなくそちらで働いていらっしゃるとのこと。
大変な老舗の酒蔵、○○年間会う機会のなかった先生、ならば…。
と、いうことでちょっとした連想から話題が逸れてしまいましたが、もしもその酒蔵にいきなり訪問して先生との再会を果たすことがありましたら、あらためてブログ内でお伝えいたします。
では、次に参りましょう。
鹿部町にある「間歇泉」です。
実はこちらの場所は以前のむーたん写真館でも登場しており、その時は雪景色でありました。
当時と今とでは間歇泉自体には変化はなく、前回と変わらず元気に吹き上がっていたようですが、現在では有料エリアの中に新たなお店が誕生しているとのことです。
軽食を食べながら間歇泉を見ることができるそうですので、自然のパワーを感じながらゆっくりとするのには最適なのではないでしょうか。
佐藤はと言えば、ついついこの写真を眺めていると、シャンパーニュが吹き出していたらなぁ、などと思ってしまいます…。
ちなみに、シャンパンを「ポンッ!」と音を出して開けるのはマナー的にも安全面でも美味しくいただく上でもあまりよろしいことではないため、佐藤も練習して「フシュッ」と開けられるようになりました。
静かに開栓した際のこの音は、「天使のため息」とも言われるそうです。
なんともお洒落な表現だなと思います。
なお、シャンパーニュがあっという間になくなってしまった場合には「佐藤のため息」が出てくるのですが、こちらはあまり良いたとえではありませんので、皆様はなるべく使わない方が良いかもしれません。
函館市縄文文化交流センターにある「中空土偶」です。
こちらは中空土偶としては国内最大とのこと。
非常に精緻に作られており、縄文時代における土偶造形の頂点と言われているそうです。
そして、なんと、こちらの中空土偶は北海道にただ一つの国宝となっております。
センターに併設されている「縄文ロマン南かやべ」は、国内唯一の国宝が見られる道の駅として有名だそうです。
それにしてもこの土偶、見れば見るほど、当時に作った方は何を考えていたのだろうかとか、どんな方が作ったのだろうかとか、よく3500年もの間きれいな状態で残っていたなとか、色々なことを思います。
かなりロマンを感じますね。
ふと思ったのですが、土偶を作っている当時というのは、当然ながらこんな風に展示されて国宝になるなどとは想像もしなかったことでしょう。
現代社会が何千年も先にどうなっているのかは誰にもわからないわけですから、もしかすると遥か遠い未来にはこの土偶のように今の自分達が使っているものが発見されるのかもしれません。
そうなりますと、万が一、佐藤のこのブログのデータがとてつもない先の未来で見つかった際には、「当時の日本人の暮らしを垣間見ることができる」、「草や虫や体重との戦いに苦慮していたようだ」、「satouという生命は食やアルコールにこだわりがあったと推測される」などと解説されて多くの人達の目に触れる可能性も出てくるのです。
…。
……。
う~む、2000年代に生きている者として、あまりおかしなことは書けませんね…。
でも、まさかのまさかでお伝えしたようなことが起きたとしても、それはそれで未来の方々がくすりと笑えたり、ちょっとした息抜きになったり、なぜかちょこちょこ読んでしまうという状況になってもらいたいなとも思いますので、やはり正々堂々、自信満々に、このまま佐藤らしくありのままに書いていきます!
椴法華地区にある「恵山岬」と「恵山岬灯台」です。
灯台が目立っておりますね。
佐藤的には、素直な感想としまして、「あぁ、灯台だなぁ」というシンプルなものでした。
ただですね、実はこちらの灯台、「日本の灯台50選」に選ばれているそうです。
あまり灯台のことは詳しくなく、また近くに行く機会もほぼない佐藤としましては、その事実を知っても「ほ、ほほぅ~」という感じでありました。
ところが、少し調べてみましたら、なんと、日本には約3200基の灯台があるというのです。
そのような中で50基内にランクインしているわけですから、写真にある恵山岬灯台はかなり有名でエリートということになります。
そう思って見てみますと、えぇ、不思議なことに、とても素晴らしい建造物に見えてくるのです。
このフォルム、色合い、バランス、そして海との調和、さらには恵山岬という文字とのグルーヴ感、どれもが素敵であり、これは確かに選ばれし灯台なだけある…!と、佐藤は思いました…、いえ、思えてきました。
まぁ、他の灯台のことはあまりわかりませんので、佐藤の中では何とも比較ができませんしね…。
様々な灯台巡りをしたことがあるという方がもしもいらっしゃいましたら、ぜひその魅力や違いなどを教えていただければと思います。
道の駅「なとわ・えさん」の展望デッキで撮影した一枚です。
写真の右奥に見えているのが恵山とのこと。
静かな海と山、砂浜と緑、いい景色ですね。
ゆったりと足を伸ばせるデッキチェアに座り、波の音を聞きながら潮風を感じつつ心を落ち着けて本を読む、そんな時間もいいなと思います。
でもきっと、読書をしていてもやがてお腹は減ることでしょう。
そして、せっかくならばと地元の名産を食べながら休みつつ、物語の続きを読むのです。
すると、どうにも喉が乾いてきてしまって、さてどうしたものかと考えれば、やっぱり暑い時期にはビールでしょうな、となるかもしれません。
で、あれば、函館市内もすぐそこですからクラフトビールを購入してしまい、それなら当然カール・レイモンのサラミもマストとなります。
読んで食べて飲んで、食べて飲んで読んで、食べて飲んで、飲んで食べて、食べて読んで飲んで、飲んで読んで食べて、食べて食べて飲んで飲んで、はて?あれ?どこまで読んだっけな??と、いうか、何読んでたっけな…。
はい、こんな展開は皆様も予想したでしょうし、佐藤の場合は景色を楽しみつつ静かに読書、などはまだ難しいのかもしれません。
ただ、お伝えした内容を実行するのは楽しそうだなと思います。
景色と本とグルメとお酒ですね。
そうなるとこちらを実行するために必ず必要なのは、ドライバーさんです。
どなたか立候補してくださる方がいらっしゃいましたら、いつでもご連絡をお待ちしております。
旧戸井町にある「未成線の橋」です。
こちらはかつて戸井駅と五稜郭駅を結ぶ予定であった戸井線における、未成の鉄道路線ということになります。
佐藤は未成線という言葉を初めて聞きましたし、このような橋があることも知りませんでした。
むーたんも今回初めて訪れたとのことです。
なぜ戸井線が完成しなかったのかにつきましては、様々な事情があるようですのでここでは綴りませんが、やはり佐藤的なブログである以上はこの写真から何かを想像してみたいと思いました。
この橋。
橋ですからね。
橋かぁ。
橋…。
う~ん。
う~む。
むむぅ。
木々があって…。
線路なわけで…。
このアーチがなぁ…。
アーチねぇ。
アーチの中から何か。
何だろう。
このアーチの中から…。
緑の木が…。
緑。
緑かぁ。
ワ、ワニ!?
アーチの中からワニ!
出たり引っ込んだり!
ハンマーで叩いてハイスコアを競ってみよう!
はい、ここまでを読んで「これって…」と気が付かれた方もいらっしゃることでしょう。
佐藤からしますと懐かしいという感想になるのですが、実は数年前に新バージョンのマシンが出ているのです。
ただ、写真の橋のような大きさでワニでワニのパニックなゲームをするとなれば、プレイする方もとてつもない巨大さなのでしょうね…。
函館市内にあります「函館アリーナ」と「市電」です。
佐藤も函館アリーナには行ったことがありまして、昔から好きなミュージシャンの方のギターやサインなどを見てきました。
むーたんはこの場所を訪れた翌日に、ある映画を見たそうです。
そして、こちらの市電ですが、位置情報検索システムにより現在どこをどんな車両が走っているのかがわかるとのこと。
これにより、写真にあるラッピング電車がどこにいるのかもわかってしまうのです。
これはすごいですし、便利ですよね。
好きなデザインの車両やラッピング電車はどこだどこだと探す必要はなく、もしかしたらここかもと推理する必要もなく、誰かの策略により消え去ってしまったというまさかの事件が起こることもなく、自分の見たい場所で写真を撮影できるのです。
函館市内のあちこちに色々な電車が走っていたとしても、そう、真実はいつもひとつですからね。
函館は佐藤のすごく好きな街の一つですので、ぜひ行きたいです。
「カール・レイモンのサラミ」と「夏限定クラシック」と「はこだてわいん」です。
カールレイモンと言えば何度もブログ内で登場しておりますが、佐藤の大好物となっております。(写真のサラミも好きですが、一本で売られているサラミが一番好きです)
むーたんに紹介したところ、今回の旅で購入して食べたとのことで、ワインとの相性が最高でとてもおいしかったとの感想でありました。
佐藤の中では、カール・レイモンのサラミは国内最高峰と考えております。
サッポロクラシックについても佐藤の大好きな銘柄であり、写真にあるのは夏限定のものです。
もちろん佐藤も何度も飲んでおりますが、まさに夏にぴったりの爽快感がありまして、コクがあるのにさっぱりしていてとても美味しく仕上がっております。
ワインについては、なんと海面下283mの深さにある青函トンネル内のカーヴにて熟成させたものだそうです。
大変興味がありますし、惹かれますね。
この写真のトリオは、佐藤にとってはかなりワクワクしてしまうメンバーです。
全てを揃えて、などという贅沢は言いませんので、どれか一品でも、暑い中で草むしりをがんばった佐藤に差し入れしていただけますと大変嬉しく、またさらにやる気が出てきますので、どうかよろしくお願いいたします。
と、いうことで今回ご紹介する写真は以上となりますが、いかがでしたでしょうか。
お酒に関する話題が多めになってしまいましたね…。
ただ、これは佐藤が単に好きなためにそのような内容になったというわけではありません。
お酒と言えば、おめでたい席で振舞われるものであり、佐藤の中には現在そのような感情が湧き上がっているという点も関係しているのです。
今回のむーたん写真館は30回記念ではありましたが、いつもの調子と変わらない内容とテイストでお送りしてきました。
それは、おそらくそう遠くないうちにまた別の話題にて、特別号をお送りする機会がありそうな状況だからです。
そうは言っても、何かとてつもない工夫を凝らしたブログになるわけではありませんが…。
詳細については本日はお伝えしませんが、1点だけ綴りますと、むーたんが続けてきた北海道内全179市町村制覇の旅につきましてはいよいよ残り4つとなりました。
目的地はなかなかにハードな場所が残っておりますが、ついに達成間近なのです。
こちらの他にもまだありますが、その件についてはまたあらためてということで本日は締めさせていただきます。
なお、30回記念に際し、むーたんよりコメントをもらいました。
佐藤:「むーたん、むーたん写真館が30回を迎えての気持ちはどんな感じですか?」
むーたん:「え~と、いつもあまり回数は気にせずに記事を読んだり、写真を撮ったりしてきたので、もう30回なんですか!?というのが正直なところです。今後は遠い場所や自由気ままな旅ばかりではなく、日常の一コマや風景なども増えるかもしれませんが、これからもどうぞよろしくお願いいたします」
そんなわけで、乾杯!となるような内容につきましては、今後のむーたん写真館にぜひご注目いただき、ご期待ください。
なお、佐藤は先日の北海道コンサドーレ札幌の試合観戦中、自宅内に響き渡るほどの歓声を4回発動し、その後大きなため息を3回つきまして、最終的には歓喜の乾杯を行って久々の久々で久々な勝利を心から祝福しております!!
それでは。