下敷きの思い出。

2024年8月9日金曜日

t f B! P L
こんにちは。佐藤です。

皆様は下敷きを使っておりますでしょうか。

と、書いてみましたが、なかなか大人になってから使う機会はありませんよね。

では、子どもの頃、学生の頃は使っていましたでしょうか。

これには、もちろん、という方もいらっしゃるでしょうし、使わなかったという方もいらっしゃることでしょう。

佐藤はと言いましたら、はい、全く使っておりませんでした!

ただ、正確には「本来の意味では使っていなかった」ということになろうかと思います。

そもそも、下敷きというのは筆記の際に書きやすくしたり、ノートなどの下のページに文字の跡が残らないようにするためのものです。

ところが、佐藤においてはちっともそのようなことは気にしておりませんでした。

特に小学生や中学生の時などはノートに書く内容も適当でしたし、下のページに文字の跡が残ろうと残らなかろうとおかまいなしであり、むしろ真っ白なノートに僅かに見える跡を鉛筆でこすって字をあぶり出して楽しんでいたくらいなのです。

なんとなく、一応は、みんなも持っているのでとの理由で、常に下敷きは持っていた小学生時代でしたが、その使い方といえばずばり、「うちわ」でありました(笑)。

文字を書いている最中なのにもかかわらず、下敷きは下敷きとしての役割を果たすことなく、佐藤の場合はとにかく暑くてあおいで風を作り出していたのです。

思い出されるのは、授業中にそれをやるとよく先生が怒っていたということでしょうか。

鮮明に覚えている先生の言葉は、「暑いからって下敷きであおいだところで、たいした風もこないのに運動になって余計に暑くなるだけだろうが!」というものです。

当時の佐藤からしますと、確かになぁと納得はしつつも、それでもないよりはいいと思いながらあおぎ続けていた記憶があります。

この件、実は下敷きではなく「うちわ」や「扇子」を使う際にも、大人になってからも、頭の片隅で覚えており気になっておりました。

この度、少し調べましたら、あおぐという行為で確かにエネルギーは使うものの、それを上回る涼しさが得られるという研究結果があるようなのです。

つまり、本当は「先生、黙ってじっとして暑い中で頭がぼ~っとして授業を受けるよりも、僅かなエネルギー消費でそれ以上の冷感を得られるのは効果的なので、下敷きなんかはノートの下に入れるよりもあおいだ方がいいですよ!」と言うのが正解だったのでしょう。

…。

……。

あ、いえ、冷静に考えれば、後半の方はちょっと違うなと自分でも思いますが、とにかく、暑いのならば腕を動かす運動を気にするよりもあおいだ方が効果があるのです。

まぁ、実際には、お伝えした研究はおそらく下敷きではなくうちわなどを用いてのものでしょうし、その使い方、あおぎ方というのも効果的に涼しさを得るには重要なようですが…。

下敷きそのものに話題を戻しますと、佐藤はご紹介したように本来の使い方はしておりませんでしたし、友人の中には頭の上に密着させ、こすり合わせて静電気を発生させて髪の毛を立たせるために使用していた者もおりました。

その友人につきましては、下敷きが割れに割れて大きさも形もバラバラの6分割くらいになっていたにもかかわらず、いつもそのまま机の中に入れていた記憶があるのです。

こうなりますと、いよいよ下敷きとして使うことはできず、単なる静電気要員としての役割しかなかったものと思われます。

佐藤の場合は小学生、そして中学生の時はうちわとしての下敷きだったわけですが、では高校生の時はと言いますと、ほぼ記憶がありません。

おそらくは、下敷きそのものを持ってすらいなかったのではないかと思われます。

これは、「授業中に細かく記すよりもテスト前に強力集中状態でノートをまとめる派」だったことも影響しているかもしれません。

大学時代におきましても、下敷きを使っていたイメージがまるで浮かばないのです。

これは、「講義中の内容はノートに記載するよりも頭のメモリーになるべく留め、テスト前に、またはテスト中に思い出しながら解くスタンス」だったことも関係しているのかもしれません。

ただ、大学生の時にはこれが問題となったケースが一つだけありました。

佐藤、民事訴訟法の講義で担当教授のお話しをあまり聞かず、ノートもろくに取らず、独自に見つけた文献で読んだ内容をもとにしてテストを解いたところ、単位不認定となってしまったのです。

「な、なぜだ…!」と納得できなかった佐藤はその時初めての成績疑義照会をしてみたのですが、教授からは「私は講義の中でそのような見解は述べておりません」とあっさりと、またある意味すごく当然とも言える回答がきてしまいました。

ま、まぁ、そうだよなぁ、と理解した佐藤ではありましたが、その講義は大学時代に唯一落とした単位となりましたので、大変に悔しかったです。

そんなこんなで本日は下敷きの話題や思い出などを綴ってまいりましたが、皆様には何か頭に浮かんでくるエピソードなどありますでしょうか。

たまたま下敷きを目にする機会がありまして、懐かしいなと思いこのブログを書いてみたものの、最新のトレンドなどについては調べておりませんでした。

もしかすると進化系の下敷きがあるのかもしれませんし、びっくりするような機能が付いた下敷きも存在するのかもしれません。

佐藤的には、現在の日々において下敷きを使う場面はないものの、虫除け効果があるですとか、手や腕の汗で書類がふにゃふにゃになるのを防いでくれるとか、草を素早く且つ広範囲に刈ってくれるとか、そのような便利機能があれば積極的に導入したいなと思います。

皆様がご存知のおもしろい下敷き情報などがありましたら、ぜひ教えていただけますと幸いです。

なお、本日のブログを書くにあたり、ネットで「うちわ」や「下敷き」などについて検索しておりましたら、なんと、先日掲載した「水でぬらせるうちわ」にヒットして記事が出てきましたので大変びっくりしました。

これまでにも色々なケースを経験しておりますが、どこでどのようにつながるのか、どうやってこのブログに辿り着くのか、本当にわからないものです。

全く予期せぬ形でこちらを訪れたという皆様におかれましても、お時間がある際には引き続きブログを読んでいただき、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

また、佐藤オリジナル下敷きを作ってくださるという素晴らしい方がもしもいらっしゃいましたら、ぜひともご連絡いただけますと幸いです。

それでは。

QooQ