先日はここ札幌でも雪が降り、積雪状態となるなど、深まる秋を越えて一気に冬が来てしまったかのような天候でしたね。
しかしながら、季節的にはまだ何とか秋と言って良いのではないかと佐藤は考えております。
秋と言えば、特に素晴らしいなと感じるのがイチョウの木の鮮やかさです。
黄色に色づいたイチョウの木々があると、道路や街並みがとても明るい感じがします。
春の桜と同様で、かつてはこの秋の風物詩を見てもそれほど何も感じませんでしたが、最近だとすごくいいなぁと思うのです。
ただ、黄色に染まったイチョウのシーズンはごく短いもので、強風が吹くと次々に葉が舞ってしまい、その後に残る木を見ると何だか切なくなるのはなぜなのでしょうか。
季節の変わり目というのは、今のリアルな季節への名残り惜しさと次のシーズンへの期待や苦労が同居する時だなぁと感じます。
冬というのは、始まってしばらくすれば雪かきや凍結路面や寒さや日の入りの早さにも慣れてくるものですが、これからの時期というのは多少ではありますがネガティブな思いになりがちです。
一日を終えて帰る時どころか、まだ院内で業務を行っている最中に外が真っ暗になってしまうのは何とも言えません。
さて、いつものブログであればここで、よしポジティブにいこう、とにかく前向きに元気を出そう、となるのですが、本日は少し違ったテイストでお届けいたします。
かと言って、冬は嫌だなぁ、季節が変わるってどうにもなぁ、とぼやきにぼやき、後ろ向きなことばかりになっていてもいけません。
そうかぁ~、と季節が進むことを受け入れながら、まだ寒さに慣れていない身体を温めてゆっくりしながら、ごく自然体でいつも以上に緩やかな気持ちでブログを書こう、皆様にも同じような感覚で読んでいただければ、と今日はそんな思いでおります。
ぜひ、皆様、温かい服の着用や暖房機器の使用または布団の中でぬくぬくしながら、あるいはお気に入りのドリンクやちょっとした食べ物を用意してもよろしいかと思いますが、とにかくそれぞれにとてもリラックスできる自分タイムや自分ゾーンを作った上で、この続きを読んでいただけますと幸いです。
まずですね、秋が終わり冬が始まることはなぜ嫌なのかなぁと、佐藤も自分自身への確認を込めてあらためて考えてみました。
寒さが厳しくなる、雪が降って大変、それはもちろんありますよね。
朝起きて寒いっ、となるのは楽しいわけがありませんし、外に出てうわぁ寒ぅぅとなるのも当然ながら避けたいものです。
でも、ここは北海道。
日本の中で最も北に位置しております。
その時期がくれば寒いのは当たり前なのです。
よくよく考えれば、北海道よりもさらに寒い地域は世界にあります。
じゃあそれってどこなのさ、と聞かれましても、佐藤、現段階では適当なことも言えませんので即答できません。
いくつかの国々や地域が思い浮かびますが、本日の内容からいきますと世界に目を向けるというよりも、自分の住んでいる地方、もっと言いますと町内とか、自身の家とか部屋とか、そのような身近なところを意識していきたいのです。
世界の国の名前を綴ってしまいますと、一気にイメージが広がっていきますからね。
そう、本日の佐藤がありのままにそのままに綴りたいのは、つまりは手稲区で言うと「前田」とか「富丘」とか、「稲穂」とか「金山」とか、もちろん「新発寒」もそうですが、そんな単位でのお話しなのです。
話題を戻しますと、外に出て寒い、寒いのがわかっているのに出なければいけない、これはとても困りますね。
できることならば、寒い瞬間は少しもなく、暖かい部屋の中で温かい飲み物でも飲みながらお仕事や勉強ができたらいいな、と思う方はたくさんいらっしゃることでしょう。
佐藤もそう思います。
買い物だって、家から出ずに届けていただけたらどんなに良いかと思いますし、ごくたまに一気に買い出しをして、それらを使いながら都度何かを購入することなく寒い時期を過ごしていく、ある意味冬眠的な生活も憧れたりするのです。
ここで、雪が降らない地域はいいな、寒くなったら沖縄とかの南国に期間限定で移住したいな、などと思ってはいけません。
いえ、佐藤自身もそのような気持ちはかなりの昔から持っているのですが、本日はそのような雰囲気とは違うのです。
ここ北海道で、寒さや雪とお付き合いしながら楽しむにはどうするか、そんなことをがんばり過ぎずに綴りたいと考えております。
と、いうわけで、冬は困ってしまう、苦手、などがありつつも、どうすればもっと楽しくなるのでしょうか。
たとえば、ありきたりではありますが、鍋はいいですよね。
あれこれ新しい要素を取り入れた鍋は新鮮ですし、王道の鍋はもちろん美味しいですし、そもそも料理すること自体が比較的簡単ですし、時には宝探し的に食材を鍋の中で見つけたくなるほどたくさんの種類を入れるのも楽しいですし、とにかくいいなと思います。
ただ、家族状況等々によっては、なかなか鍋をしなかったり、わざわざ一人で作らないよという方もいらっしゃることでしょう。
それでも、ごく小さな鍋を作ったり、鍋と呼ぶかどうかは別として煮込み料理的なものを完成させてみたり、実際には調理しなくてもあれこれ想像したりするだけでも楽しいものです。
佐藤は、普段の生活の中で料理をする機会はほとんどありませんが、テレビや漫画などで見たものを作ってみたいな、どうしようかな、などと考えて、好きなお酒と合わせるには、と想像することがあります。
漫画と言えば、佐藤、先日、久々に紙媒体の漫画を購入いたしました。
昨今では、電子的なものが大変多くなっており、自身のiPhoneでいつでもどこでも見られるため便利なのですが、色々な事情と佐藤の希望もあって文庫本バージョンで紙媒体の漫画を何冊か買ったのです。
率直な感想としましては、不便だけど良い、といったところでしょうか。
当然、紙の漫画の場合は物理的に場所を取ります。
また、寝る前にベッドで読む際にはある程度の照明が必要ですし、いざ寝る際には片付けが必要であり、そのまますぐ横に置いておきますと佐藤の寝相のせいで破れたり、本の角が顔に直撃するなどの可能性が出てきてしまうのです。
おっと、こう書いてきますといつものようにそう言えばとおもしろいエピソードを綴りたくなりますが、今日はやめておきます。
より緩やかに、和やかに、深まる秋から冬へと進む際に自分の中に芽生えてくる切なくもあり寂しくもあるような気持ちと向き合う本日のブログなのです。
とにかく、紙の漫画ならではの部分、部屋の中にいくつもの表紙が並んでいる光景、感触を確かめながらページをめくるというのがまた良いなと感じました。
佐藤が読んでいる漫画はいわゆるグルメや料理に関するものですので、実に美味しそうなメニューや食材がたくさん登場します。
食べてみたいなとか、先ほど綴りましたように作ってみようかなとも思いますし、とても勉強になるのです。
また、そちらの漫画は様々な展開やお話しがありながらも、大筋としてはそのテーマの最後にはほぼ同じような結末となり、つまりは実に安定感のあるハッピーなラストへと続いていくため、そちらもまた安心感があって良いなと思います。
国民的なアニメなどでもあるように、安心できる展開というのは、何となくその先がわかっていても落ち着くのかもしれませんね。
静かに好きな漫画(落ち着けるもの)を読む、これもまたこの時期には良いと思います。
あとはですね、冬ということでいきますと、ブログ内で何度も書いてきておりますように、雪かきは困りますね。
誰一人も、除雪そのものを楽しみにはしていないだろうと考えがちですが、実は必ずしもそういうわけでもないのです。
佐藤がかつて住んでいた場所のお隣さんや、現在の住居のご近所さんにおいては、特にご年配の男性の方においてですけれども、言葉では「大変だね」とか「もう降らないでほしいね」と呟きながらも、表情はどこか晴れやかで楽しそうに見受けられました。
そのためか、佐藤よりも遥かに早起きをして長時間雪かきをしたり、遅い時間帯になっているのにもかかわらず、僅かな降雪であっても玄関前の除雪を行っている場面をよく見かけたのです。
これは、おそらく、その方々には比較的に時間の余裕があり、また体力的にもまだまだお元気という実情もあるためだと想像いたしますが、ここにも一つヒントがあるような気がしております。
つまりですね、何か、こう、嫌々とではなく、うまく受入れながら運動の一環のような雰囲気も漂わせつつ、雪と、雪かきと付き合っていくということですね。
佐藤のように、雪の予報を見た段階でがっくりしたり、また雪かきかぁ~、などとはおそらく思わずに、淡々と粛々と、それでいて楽しみを見つけながら行っているのがかつてと今のご近所さんだと思うのです。
これは、佐藤としましても、ぜひ今年の冬はこのイメージでいきたいなと考えております。
昨年辺りから、計算できる雪かき戦力が増えたこともありこのように言えるというところもあるのですが、大半を佐藤一人で行うのだとしても、メンタルはご近所さんのようにありたいものだなぁと思うのです。
そもそも、一気に終わらせようとか、そのようには考えない方が良いのかもしれませんね。
ある程度のペースを守りながら、一度に完了しなくても、時に雪像を作る余裕などを持ちつつの方が良いのだと思います。
でも、今はまだ本格的な積雪までもう少し時間がありますので、やがて来る除雪に備えて休んでおこうという気持ちです。
秋からしっかり鍛えておこうとか、筋トレや有酸素運動をするなら今のうちだとか、そのような焦りはなくし、日常の中での身体の使い方を若干意識する程度にして、寒空を暖かい室内からゆったり眺めたいと思います。
そして、雪が降ったとしても、積もったとしても、それがずっと続くわけではありません。
本日、この11月までの日々を振り返ってみれば、年齢のせいもあってか、日々の充実や取り組むべきことの多さのせいか、とてもとても、非常に非常に、あっという間であったと思います。
あれっ、春のことだったっけ…、とか、夏だと思ったのもこの前なのにすでに冬はすぐそこかぁ、とか、そんな気分なのです。
だとすれば、そうです、これからやって来る冬だって、あっという間に過ぎ去るはずだと佐藤は思っております。
長い冬、などという表現や思いは持ってはいけません。
すぐに春、なのです。
そうなるとそうなったで、特にプライベートにおいては、またタイヤ交換かぁ~、あれこれ新しい体制や考えることもあるなぁ、などとこちらでも書きたくもなりますが、本日については佐藤の閃きや工場長などは登場しないブログとなります。
今日は何かが起きたとか起こったとか、外出とかイベントとか誰かと話したとか、そんなことですらないブログなのです。
読んでくださっている皆様からしますと、いつも以上にしょうもない内容のブログだな…、と感じられるでしょうか。
それとも、こんなテイストの時があって良いかもと思っていただけますでしょうか。
色々な地域の、様々な年代の方々が読んでくださっていると思われるこちらのブログですので、本日についての感じ方も多種多様で十人十色なのでしょうが、どこか落ち着けるなぁなどと感じてくださっているのであれば大変幸いです。
さて、このまま書き続けていきますと、次から次へとゆったりペースであれこれ綴ってしまいそうですので、特に大きなテーマやオチもない本日、そろそろ締めたいと思います。
皆様、まずは心身共にコンディションにはくれぐれもご留意ください。
そして、焦らずとも、少しずつでも、冬や雪への備えは確実に行いましょう。
あとは、毎日が忙しかったり、慌ただしかったり、思うようにいかなかったり、迷ったり、切なかったり、という場面もあるかもしれませんが、時に立ち止まり自分だけの時間を持って思うがままに過ごすことも大切です。
それがごく僅かな時間だとしても、通勤途中だとしても、部屋の一角や布団の中だとしても、とても大事です。
想像だけではなく実行することはすごく重要であり、やらなければいけないことはもちろんあるわけですが、無理をして無茶をして前に進むばかりがベストな選択肢というわけではないと佐藤は感じております。
え~、何かこのように書きましたら、佐藤がすごく悩んでいるのだろうか、などと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではなくてですね、本日は、
「冬が来るね。寒さも雪も雪かきも暗くなるのが早いのも嫌だね」
が、根本となりますので、この点において少し気持ちの準備や整理をして、心身共にリラックスして次の季節に備えようというお話しでありました。
佐藤が当初にイメージした通りの雰囲気と内容で今日の文章を綴れているのかと言いますと、決してそうではありません。
日頃よりこちらのブログを読んでくださっている皆様からは、「ほっこりします」、「くすっと笑えます」、「ついつい読んじゃいます」という感想が多く聞かれる中で、もしも、万が一、読者の方々の中で何かしらの大変さに直面している方がいるのであれば、ほんの少しでも落ち着きや癒しにつながるような内容にしたいな、との思いもありましたが、いかがでしょうか。
佐藤的な秋から冬への思い、自分自身の中での整理と癒し、その上で文章を通じて、皆様に何かしらの心の落ち着きを提供できればと考えた次第です。
まぁ、そんなに難しいことを目指しているブログなわけでもありませんので、やや高望みし過ぎたのかもしれませんが、何事もチャレンジだと考えておりますので、ご容赦ください。
もし、今日のブログを読んで、自分の時間を有意義に過ごすことにつながりましたとか、この瞬間だけは心が休まりましたとか、そんな思いになっていただき、明日以降の活力の何百分の一にでもなったのであれば、とても嬉しいです。
厳しい冬を特段厳しいとも思わず、冬は冬、ここは北海道、そう、雪すらも楽しめる大地、それがTHE道産子だべや、的な気持ちで明日からもがんばりましょう。
来週はまた、毎日の中で発生したあれこれについて少し綴る予定です。
ぜひともご覧ください。
それでは。