先日、佐藤のiPhoneに見慣れない番号からの着信がありました。
最初はそのままにしておいたのですが、その後も再び同じ番号からの着信がありまして、これは一度かけてみなければと思ったのです。
ただ、何もなく、いきなりその番号にかけ直すというのは、防犯上の観点からもどうなのかと思いまして、佐藤、少し調べてみました。
すると、ある住宅関連の会社のホームページに辿り着いたのです。
ところが、佐藤、その会社のことは全く知りませんし、これまでに何かを依頼したとかそのような記憶もありませんでした。
間違い電話だろうか、などと考えたりもしたものの、何となく気になってしまいます。
すると、そこでハッと気が付いたことがありました。
実は、現在、佐藤の自宅においては、本格的な冬に向けてある工事を行う予定なのです。
そちらについては、今回初めてお願いする業者さんとやりとりをしておりますので、もしかするとその関連会社からの電話なのではと思いました。
そこで佐藤は担当者の方に連絡をしてみたのですが、返ってきた回答は「全く関係がありません。必要なご連絡は全て私からいたします」というものだったのです…。
なるほど、そうなるといよいよ間違い電話かな…、と思ったものの、その瞬間、佐藤の中にはある記憶がよみがえってきました。
それは、何ヵ月も前ですが、佐藤の親族の知り合いの業者さん2社に、この冬に向けての工事をするとしたらどのくらいの費用になるのでしょうかという見積書をお願いした件です。
結果的にはそちらの2つの業者さんには依頼せず、佐藤自身で探したところにお願いすることになったわけですが、もしかすると当初に見積書を出してくださった会社からその後どうですか的な、確認の一報があっても不思議ではないような気がしました。
まず、今回佐藤に着信があった見慣れない番号の会社、それはネットにて検索してみたところ○○○○という名前でした。※実際の社名はあえて記載しておりません。
そして、親族が紹介してくれた業者さんのうちの1つで覚えていた社名は△△□□□であり、もう1つは、佐藤と親族の間でやりとりをしたLINEから☆☆ということを思い出しました。
社名だけを見ますと、どちらも佐藤へと電話をかけてきた会社、○○○○ではありません。
ただ、関連会社という線は捨てきれないような気がしましたので、佐藤はまず△△□□□と着信があった○○○○について調べてみたのです。
すると、まさに!でありました。
ホームページ上には、お互いが関連会社ということでしっかり記載されていたのです。
つまり、その時点での佐藤の仮説は以下のようになります。
「佐藤の自宅の工事に向け、親族を通じて見積書を依頼した2社のうち1社の関連会社から、おそらくは、その後どうなりましたかという確認のための電話があった」
数ヵ月前、まずは見積りだけでもとの思いで依頼をしておりましたが、結果的にどうしたかの返答をしておりませんでしたので、佐藤はその点を反省しつつ、親族の者に現状を伝えるためにLINEをしたのです。
すると、はて、何かがおかしいな…、と佐藤は気が付きました。
LINEで、「△△□□□さんに見積りを出してもらいましたが、別のところで決めました」というような内容を打ってから、どこか違和感があったのです。
う~む、と思いながら、過去のLINEを読み返してみると、大変驚きの事実が判明いたしました。
そうなんです…、親族の者が紹介してくれた業者さんは佐藤の記憶の中にあった「△△□□□」ではなく、「○○□□□」だったのです…。※後半の三文字(□の部分)が全く同じであり、前半の二文字が違う社名ということを表しております。
親族からも、「すっかりその件のことは忘れてたけど、依頼したのは○○□□□だよ」とのLINEがきまして、佐藤の頭の中ではやや混乱が起きました。
謎の電話元である○○○○は△△□□□の関連会社であるとわかりましたが、そもそもどちらの業者さんとも佐藤は一切の関りがなく、接点があったのは親族から紹介を受けた○○□□□の方でありまして、△△□□□と名前が似ているもののそちらは○○○○とは何の関係もない全く別の業者さん、ということになります。
え~、皆様、ここまで○やら□やら△が非常に多くなっている本日のブログでありますが、内容は理解していただいておりますでしょうか…。
わかりにくかったら申し訳ありません…。
続きを綴ります。
そんなわけで、はい、ストレートに書きますとですね、佐藤、つまりは、
「記憶違いから、全く知らない業者さんの関連会社名をたまたま的中させた」
という、奇跡的な状況となるのです。
驚きますね。
佐藤が一番驚きました。
そうだそうだと社名を思い出し、それそのものではなかったものの関連会社かもと調べたらまさに見つけたと全てに納得したのに、多少の関りがあった数ヵ月前に見積り依頼した業者さんとは実は何も関係がなかったのです。
確かに似たような名前の会社名でありますが、こんなことってあるのでしょうか。
普通は、間違った社名でネット検索したところで、謎の着信があった○○○○とは接点があるはずもありませんよね。
それがたまたま、佐藤の記憶違いであった社名を調べましたら偶然にも本当に関連会社であったとは、本当にびっくりです。
ただ、なんともややこしい思い違いをしてしまったな、とも感じます。
そしてですね、肝心のよくわからない着信についてなのですが、結局は電話をしてみたのです。
電話番号から検索して出てきたホームページは決して怪しいものではありませんでしたし、関連会社の△△□□□も同様でしたので、間違いなら間違いでそちらをお伝えしないとまた着信がありそうだなと考え、思い切ってかけてみました。
すると、電話に出た方は大変丁寧な対応であったものの、「お客様の登録状況を確認いたしますね」とおっしゃってですね、佐藤としましては「登録も何も関りが一切ないのですが…」と心の中で呟きつつ確認作業を待ったのです。
その後、「お待たせいたしました。弊社の○○からお電話をしていたようですので、その者におつなぎします」とのお話しになり、佐藤は「何かが登録されているのかどうかわかるかと思ったら、電話をした担当者情報でしたか…」と頭の中でぼやきつつ、さらに待ちました。
結果的にはですね、謎の着信の○○○○は直接の関係はなかったものの、佐藤の自宅の設備に関連する定期メンテナンスを担当している業者さんであったのです。
正確には、設置した業者さんの指示で点検を請け負っている会社ということになりますね。
定期点検のハガキは確かにきておりましたが、そこには機器を設置した馴染みのある会社名だけがあり、○○○○の社名はどこにもなかったと記憶しておりますので、まぁ、正直なところ、かなりわかりにくいなと感じました。
点検自体は外で作業をしてすぐ終わるものでしたが、敷地内に入るため直接の一報をくださったとのことです。
お話しを聞けばなるほど納得となりますが、やはり色々なことがある昨今ですので、全く見たことも何かを依頼した覚えもない業者さんからの電話ですと、どうしても警戒してしまいますよね…。
とりあえずは何事もなくほっとした今回の出来事ですが、電話を切った数時間後に再び着信があり、折り返すと担当者不在のためあらためて連絡しますとの返答も数日間何もなく、ということも追加で発生し、困ってしまいました。
その点も、それ以外の部分も含めて、これはしっかり文章で残した方がいいなと考え、メールにて問い合わせをしたところすぐにお詫びの返信があり、また全てがクリアになりましたので、そこでようやく本当の意味で安心したという状況です。
諸々とご事情があるものと推察いたしますが、点検を行う設備は非常に重要な機器ということもありますし、事前のご連絡段階からもぜひ安心感を持てる対応をしていただきたいなと思います。
もともと佐藤と関りのある機器を設置した業者さんとも、今回の○○○○社さんは協議の上で今後の対応を強化していただけるようですので、その点にぜひ期待したいです。
さて、次はお伝えしたような自宅のある工事が控えております。
そこまで大がかりなものではないとは言え、初めてのことで心配もありますので、こちらも無事に終え、そして安全な冬を過ごすことができればと願っているところです。
ブログをご覧の皆様におかれましても、よくわからない着信で色々考えたですとか、偶然が重なって奇跡的なことが起きたですとか、○や□や△を駆使してあれこれ作りたいなどがありましたら、ぜひ佐藤までご一報ください。
ちなみに、今回はタイトルでも本文中にでも、「奇跡」という言葉を使ってしまいましたが、やや大げさ過ぎたかなとも感じております。
しかしながら、「きせき」だと何とも言えませんし、「キセキ」だと歌い出してしまいそうですし、「ほんとたまたま」などだとブログ的インパクトも少ないわけでして、他にちょうど良いワードが浮かびませんでした…。
なお、歌ってもいいよ、聞きたいですよ、というリクエストがあり状況的に許されれば、色々な軌跡とか奇跡とかキセキを思い浮かべながらアカペラで披露させていただきます。
それでは。