あんな公園、こんな公園。

2022年8月2日火曜日

t f B! P L
こんにちは。佐藤です。

皆様は普段、公園に行く機会はありますでしょうか。

公園と言いましても、とても大きく設備の充実している公園もあれば、広くて遊具がたくさんある公園から、中規模のもの、そして住宅街にひっそりとある小さなものまで様々かと思います。

そして、それぞれの公園には名前がついているわけですが、佐藤、この名称がとても気になることから、札幌市の検索システムを活用してあれこれ調べてみました。

これからご紹介する公園は札幌市内に実在するものであり、それに対して佐藤が独自でコメントしたり、感じたことを綴ってみたいと思いますのでお付き合いください。

では早速。



『幌西しげたろう公園』

いきなりなかなかのインパクトがある公園名です。

しげたろうさんという方が何か関わっていたり、リスペクトを込めてつけられたものと想像するのですが、実際のところはわかりません。

公園の画像を確認してみましたが、どこにもしげたろう感は発見できませんでした。

小学生などが、「今日しげたろう行こうぜ!」、「しげたろう集合な!」などという会話で使うこともありそうですが、万が一、しげたろう君という児童が実在した際にはかなりの混乱が起こってしまいそうです。



『北36条とうひ公園』

う~ん、これは、この「とうひ」が何なのかが気になりますね。

「頭皮」だとすれば色々とケアが必要な公園になってしまいますし、「逃避」だとすれば鬼ごっこに最適なのかもしれませんし、「当否」なのだとしたら宝くじを持参して遊びに行かなければならないのかもしれません。

ただですね、少し調べましたら「トウヒ(唐檜)」というエゾマツの変種である針葉樹があるそうですので、それにちなんだ公園なのだと思われます。

佐藤、植物の知識はほとんどないことから、トウヒを知りませんでした…。

それか、まさかとは思いますが、「北36条と、うひ公園」という意味だったらどうしようという気持ちはあります。

うひ公園、も謎ですけどね…。



『新琴似なかよしランド公園』

いいですね。

実にいいですね。

何か、ワクワクする公園名です。

何と言いますか、「ランド」がつくと、とにかく楽しい感じがするのは佐藤だけでしょうか。

しかしながら、この公園、状況を確認しましたら、えぇ、作った方には大変申し訳ないのですが、どこにも、まったく、ランド感はありませんでした…。

まぁ、佐藤が確認した画像は少し古いものでしたので、今はパレードなんかもできるくらいにランドランドしている可能性はあります。



『北23条くれない公園』

ほほぅ、なるほど、そうきましたか、という感じです。

歌が好きであり、こう見えてけっこうロックも好きな佐藤からしますと、この名前はですね、手でXを作ってジャンプしてしまいそうです。

公園の雰囲気としては極めて静かな、小さな規模のものでした。

間違っても、「紅だぁぁぁー!!」と叫んではいけない環境かと思います。



『新川のびろ公園』

どこまでもすくすくと伸びてほしい、元気に育ってほしいという願い。

…と、いうより、のびろという命令形になっていますね(笑)。

のびようでも、のびてねでも、のびればでもなく、のびたでもドラえもんでもジャイアンでもない、ましてやスネ夫の弟のスネツグでは全然ない、あくまでものびろ公園なのです。

ただ、植物の「のびる」は「のびろ」と呼ばれることもあるそうですので、その関係かもしれませんが、やはり佐藤には詳細はわかりません。



『たまねぎちゃん公園』

可愛らしいですね。

たまねぎ公園ではなく、たまねぎちゃん公園としたところが秀逸だなと思います。

これがもしも「たまねぎくん公園」であったとしてもなかなかによかったと思いますが、「たまねぎさん公園」だとしたらどこかよそよそしいですし、「たまねぎ殿公園」とか「たまねぎ様公園」であったら敷居が高くなってしまったことでしょう。

医療関係者の方であれば馴染みがあるかと思いますが、「たまねぎ先生御侍史公園」とか「たまねぎ先生御机下公園」であったとしたら、遊ぶ際には緊張してしまうかもしれません。



『北49条ミチル公園』

佐藤、こちらの公園名を見た時、一瞬見間違えてしまいました。

最初は、「北49条ミスチル公園」と見えてしまったのです。

あったらいいな、とはすごく思います。

もしそのような名前の公園であったとしたら、きっと遊んでも遊んでも、「もう1回、もう1回」とまだまだ遊びたくなってしまうのではないでしょうか。



『太平学田風の子子供公園』

これは~、まぁ、素直に、率直にお伝えしますと、読みにくいですね…。

あと、呼びにくさもあります…。

「太平学田風の子公園」であればまだすっきりしますし、せめて「太平学田風の子こども公園」であったとしたらもう少しわかりやすかった気もするのですが、現状ですと、「子子?」、「こ?ここ?」、という感じで、一瞬は誤植なのではとも思ってしまうのです。

佐藤的には、せっかくならば、「太平学田風の子子子子供公園」くらいまでしていただいた方がよりインパクトがあってよかったのでは思います。

ちなみに、これは「たいへいがくでんかぜのこねここどもこうえん」と読みますが、相当略さないと呼びにくいですね…。




と、いうことでいくつかご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

実は、佐藤は以前勤めていた医療機関で書いていたブログでも公園の名前シリーズをご紹介したことがありました。

その際とは全く異なるラインナップにて今回は書いてみましたが、一つだけ、この公園だけは重複していてもぜひご紹介したいなという名称があります。

その公園名はこちらです。



『あそぶべ公園』



最高ですね。

北海道らしくて、ど真ん中のストレートでわかりやすく、誰にとっても読みやすく呼びやすい、これは道民の心には特に響くのではないでしょうか。

「あそぶべ公園で遊ぶべ!」

「遊ぶんならあそぶべ公園だべ!」

「あそぶべ公園ならすべり台で遊べるべ!」

などという会話が自然と出てくる日常は平和で、いいなぁと思うのです。

「○○べ」という表現は文字にしますとやや強めの印象となりますが、北海道民が自然と使っている分には強さはあまり感じず、ごく当たり前に耳にしたり話している毎日という感覚でおります。

「寝坊して遅刻しそうだったからなまら走ってたべ」

「違う違う、寝坊じゃなくて、アイス食べてかき氷食べてジュース飲んで何にもかけないで寝たら、次の日の朝になまらお腹が痛くなったから遅刻しそうになったって言ったべ」

と、いうような会話があっても、ごく普通のことですからね。

そんなわけで、佐藤の中では「あそぶべ公園」はネーミングセンスが素晴らしいなと思うのです。

今回、いくつかの公園をご紹介してきましたが、佐藤は「あそぶべ公園」以外は実際に訪れたことがありません。

名称、公園の状況など、もしも間違っておりましたらご一報いただけますと幸いです。

佐藤が使用した札幌市の検索システムによれば、全ての種類を合計しますと、なんと2763か所もの公園があるとのこと。

今回は名称に注目して調べたものの、もしかするとそれ以上に遊具や立地、雰囲気が特徴的な公園も存在するのかもしれません。

佐藤が訪れたことのある公園は全体の中でもごく僅かですので、もしもブログをご覧の皆様においておもしろい公園をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えていただければと思います。

もし佐藤にかなりの時間があれば、スタンプラリーのように札幌市内全ての公園を巡るドライブを実行してみたいです。

ただ、自分で運転はしたくありませんが(笑)。

それでは。

QooQ